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ラオウ昇魂式「―我が生涯に一片の悔い無し―」密着レポート
ラオウよ、私たちにはあなたが最大の強敵だった!
 2007年4月18日、28日に公開される映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」の配給会社などにより、東京都港区の真言宗・高野山東京別院にて、人気漫画「北斗の拳」に登場するラオウ(享年不明)の葬儀『ラオウ昇魂式』が営まれた。漫画やアニメのキャラクターの葬儀としては、1970年に東京・講談社で行なわれた「あしたのジョー」の力石徹の告別式、1980年に東京・千代田会館で行なわれた「科学忍者隊ガッチャマン」の南部孝三郎長官の追悼式などが挙げられるが、本物の寺院で行なわれたのは今回が初めてとなる。
雨にも関わらず一般客3000人が弔問
 自ら「世紀末覇者拳王」と名乗って世紀末の世に君臨したラオウ。原作ではケンシロウとの壮絶な戦いに敗れると、自ら天に拳を突き上げ自決した。この時に発した「我が生涯に一片の悔い無し」はあまりにも有名で、彼の豪快かつ大胆な行動、そして生き方が凝縮された言葉として、共感している人も多いことだろう。

 当日はあいにくの雨にも関わらず、受け付けが開始される1時間前の17時には既に長い行列ができるほど。先頭の男性はなんと朝8時から並んだという。原作をリアルタイムで読んだ、パチスロを打って知ったなど、多くのファンが会場に詰めかけ、ラオウの冥福を祈った。

 会場には、作画の原哲夫氏を始め「北斗の拳」の大ファンである歌手の谷村新司さん、映画でラオウの声を担当した宇梶剛士さん、長男に「賢士朗」、長女に「友里亜」と名付けるほどの大ファンである角田信朗さんの他、森下千里さん、武田幸三さんなど多数の芸能人が参列。

 本堂で執り行なわれた式典で、弔辞を務めた宇梶さんは「勇気をもらいました」、葬儀委員長の谷村さんは「あなたの星に戻る旅が安らかであらんことを願います」と、それぞれ別れの言葉を述べた。また、弔電VTRではプロボクサーの亀田兄弟、格闘家のジャガー横田さん、映画でケンシロウの声を担当した阿部寛さんが、それぞれラオウへの想いを語った他、映画の挿入歌を担当しているWAKANAのライブ、角田信朗さんによる空手演舞「征遠鎮」なども行なわれ、昇魂式は幕を閉じた。
真言宗の開祖・弘法大師が、中国から北斗神拳を日本に伝えたという物語設定のため、真言宗・高野山東京別院が選ばれたとのこと。
あいにくの雨だったが、会場前には受け付け開始1時間前からご覧のように長蛇の列が。しかも意外なことに女性の姿が多い。やはり強い漢は魅力あるんでしょう。
映画で声優を務めた柴崎コウさんや阿部寛さんの名前も。
ケンシロウとユリアも参列!? さすがに喪服ではないようです。
北斗の拳を盛り上げたキャラたちが勢揃い。
こちらがラオウの遺影。「死」を改めて実感させられます。
お焼香をあげている人の中にはラオウの遺影を前に涙ぐむ人の姿も。なお、今回の一般参列者数は3000人超!! さすがは世紀末覇者、死しても影響力は絶大なり。
北斗の拳ファンの代表として弔辞を務める宇梶剛士さん。ラオウ並みの存在感が。
喪服姿の森下千里さん。ユリアもビックリなほど綺麗でした。
映画の制作総指揮を務めた堀江信彦氏と原作者・原哲夫氏のツーショット。
葬儀委員長を務めたのは、漫画の大ファンで原氏らとの親交のある谷村新司さん。
映画に声優として参加した角田信朗さん。実写版でも十分いけます。
K-1ファイターの武田幸三さんも出席。こちらも実写版に出て欲しい。
参列者席の最前列にはそうそうたる顔ぶれが並びます。
式典終了後、森下千里さんは「ラオウと話せるなら、本当に悔いがなかったか聞いてみたい」とコメント。
角田信朗さん、谷村新司さん、宇梶剛士さんの貴重なスリーショットを激写!




映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」
4月28日ゴールデンウィークより、渋谷東急他全国ロードショー!!

公式サイト http://www.hokuto-no-ken.jp

(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983,(C)NSP 2007
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