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リスキー長谷川の酔いどれ対談
ゲスト カリスマスロッター・射駒タケシ
 パチスロを生業としている人は多いだろうが、彼ほど有名で、また卓越した技術を持ち、オールジャンルなスロッターから支持を得てる人間はほんの僅かであろう。22歳で上京後、1998年にライターとしてデビュー。漫画「やんちゃブギ」「やんちゃブギ外伝」のモデルとなるほか、「パチスロ必勝本」「パチスロ必勝本DX」にて日記やコラムを連載。またCS番組のMCにも挑戦するなど、その活動は多岐にわたる。「現役最強スロプロ」「カリスマスロッター」として、多くのスロッターたちに影響を与え続けている男・射駒タケシの素顔に迫ってみたい!
好きな台を打つ!それが射駒流台選び
リスキー長谷川(以下リスキー)「今日はお忙しいところありがとう」

射駒タケシ(以下射駒)「いえいえ、こちらこそゲストに呼んでもらって、ホントありがたいです。リスキーさんとまた飲めるし」

リスキー「最近プライベートでよく飲んでますもんね。仕事では撮影でたまに一緒になるくらい。自分の番組『The!KACHI-MORI』にも出てもらいましたね」

射駒「はい。むちゃなことする番組ですよね?」

リスキー「そうそう(笑)。一度くらいは罰ゲームしてもらいたいんだけど。でも射駒さんもいろんな仕事があって凄く忙しそうだけど稼働する時間はあるの?」

射駒「あります、あります。全然打ってますよ。逆にメディアの仕事とか自分あまりしていないですよ」

リスキー「そう言われればそうかもね。漫画とかに出ているから『出突っ張り』のイメージが強いのかも。で、最近は何打っています」

射駒「そうですね。データ取りも兼ねてダンスマン(※取材は5月末)ですかね。BIG中に設定差がスゴいあるから簡単に設定見破れますから」

リスキー「確かに。あれくらい数値に差があるとね」

射駒「ですね。3回ぐらい引けばすぐですよ」

リスキー「それにしっかり出るからね」

射駒「まあ滅多にないですけど」
リスキー「それにしても、だいぶ5号機に設定が入るようになったよね」

射駒「確かに増えてきましたね。さすがにホールもアホやないってことでしょ。設定入れないと『ここはダメだな』って思われますからね。ただ、スパイダーリンかけガッチャマンなんかの爆裂系に6入れますって煽っておきながら、それでも6を入れないってホールもあるんですよ」

リスキー「おかしいなと思っても、打ち手からしてもガセだって確証が持てないね」

射駒「設定4か5は入っているのでしょうけど。ヒキ弱なのかな……って自分を疑いながら打つ時も多いですよ」

リスキー「いろんな機械ありますけど、ウソをつける台はいっぱいあるからな〜」

射駒「昔のAT機みたいに低確で何かを引いて、繋がらへんかったみたいなことがないじゃないっすか」
リスキー「確かに」

射駒「そういった意味ではダンスマンは5号機で最強に設定看破がし易い。あとガッチャマンも午前中でわかりますよね。でも雑誌の企画で3回ぐらい打ってますが、トータルで10万以上負けてるんですよ……」

リスキー「射駒さんはプロとしても早い段階から5号機を打ったじゃないですか。まだ4号機で出玉率も高い機種はあったのに、射駒さんは、どういう観点で勝負する機種を決めているの?」

射駒「僕は単純に好きか嫌いか、これに尽きます。お金になるかならないかは二の次ですね。これは昔からそうなんですよ。この仕事を始める前からずっーとです。ただ甘いから追うってのはほとんどなかったですね。ビーナスラインぐらい勝てるなら打ちますけど、あれはプラス面白かったじゃないですか(笑)。ただ、面白いけど全く勝てないってのは打たないですし……そういう意味ではバランスも重要ですね。自分が好きな台をいかにして攻略するみたいなのが好きなんですよ」

リスキー「じゃあここ最近、自分の好きな機種ってなにか特徴があります?」
射駒「インパクトのある出目があったり、インパクトのある演出があったり……。実際、怪胴王とかあまり設置が伸びなかったんですけど、僕はものすごい好きで」

リスキー「あの台は好きな人多いっすよね。中田ポロリくんも好きだって言っていたような……。ちなみに自分は触ったことすらないけど(笑)」

射駒「演出とかはぼやけているんですけど、右リールにボーナス絵柄が出た瞬間が爽快やったりして……。あと番長ですかね。あれは別格ですね」

リスキー「番長は別格なんだ(笑)。番長はどこが好きなの?」

射駒「いいところだらけですよ。演出も出玉も。ただ、今年はえらい負けてますね。4ヶ月ちょっとで30なんぼ負けてますよ」

リスキー「ちゃんと立ち回ってんだよね?」
射駒「もちろんやってます。ゲーム数もそれなりに追ってますし。ま、それが番長なんですよね。ただ、あんなんで勝とうと思って打っちゃダメですね。楽しんで打たないと。勝とうと思うから厳しいんですよ」

リスキー「5号機の107%っ出玉率低いと思うけど、番長の107%はみんな納得して打つんだよな〜」

射駒「そうなんですよ。トータル的に何十万、何百万ゲームぐらい打てば割に近づくのかもしれないですけど、6、7千ゲーム打ったぐらいじゃ確率なんて収束しない。番長は特にね。それに番長で高設定狙いは基本ですけど、番長の高設定が出玉率いくつ……なんて考えたことないっすよ」

リスキー「だよね。番長打ちは勝ち負け気にしちゃいけないんだ(笑)。でも仕事の関係もあるのだろうけど、5号機はわりかし早くから打っていたじゃない? 射駒さんはどのあたりから打ち始めました」

射駒「本格的にはスパイダーマンからですね。プチ攻略があったり、演出のバランスもいいし、出玉も期待できる。よう出来てますね。でも、大して勝ってないですけど」
リスキー「設定6は安定して出るからね。ジワジワ5000枚出るのも悪くない」

射駒「そうですよ。コンドルタコスロ花火時代なんか、5000枚出たら今でいう万枚ぐらいの嬉しさでしたからね。知り合いに電話して『焼肉食いに行くぞー』って。だから、そう考えると5000枚って凄いことなんですよ。ちょっと爆裂機で枚数の感覚が麻痺しちゃっているんだと思います」
3号機の頃は開店プロをしていた!?
リスキー「射駒さんは昔からずっ〜と、パチスロ派?」

射駒「基本的にはパチスロですけど、3号機の頃はパチンコがメインでしたね」

リスキー「へぇ〜。パチンコって例えばどんな機種を」

射駒「アレパチのエキサイトとかですね。よう打ってました。一時期開店プロしてて、滋賀とか京都まで回ってたんですけど、ようモメましたよ。並んでたら『お前らこのへんの奴らちゃうやろ。ウチらが打つから打ったらあかんで』って」

リスキー「昔、ゴールドベンハーって機種が上野のホールに全国初で入るって聞いた時、18時開店なのにお昼の12時から並んだんですよ。当然1番で。でも、あとから来た上野の開店プロ集団に『打っちゃダメ』言われてさ。俺もさすがにひけなくて『俺はこの台をこれだけ好きだから打たしてくれ』とかいろいろ言ったんだけど『こっちも生活がかかってるから譲れない』って(笑)。結局、一緒に導入されたドリームXを打ったんだよね〜。『5時間半も並んでなんで俺はコレを打ってるんだろう』って、なんか怒りを越してなんか寂しかった想い出がある」
射駒「今の人からしたら『そんなんありえへんやん』ってなるんでしょうけど、当時はそれが普通やったんですよね」

リスキー「でも昔のホールは楽しかったな〜。人間関係も濃かったし」
射駒「ほんまにわかります。遊び人のプロとか、いつもいるおっさんとか、必ず同じメンバーがいて………で、50%の確率でいたのが僕のオトンです」

リスキー「あっ、あのニューパルサーしか打たないという! 家でパチンコの話とかやっぱりするの?」

射駒「オカンが怒るんですよ。多分、オトンが会社サボって行ってたんでしょうね。だって、息子にですよ、負けて『ちょっと5000円貸してくれ』って。『オレもあと7000円ぐらいしかないわ』って返すんですけど、隣に座ってコイン取っていって普通に打つんですよ(笑)」

リスキー「そんな親子関係、自分はいいと思うけどね」

射駒「でもあの頃の新装開店は燃えましたね。だってどんな機種が導入されるかが、シャッターが開かないとわからないんですから。東京も同じですよね」

リスキー「そうそう。シャッターくぐると全く見たことがない新台に遭遇する。ゲーム性すらわからない権利モノとか、ドキドキしたよね。そもそもスペックもわからなければ打ち方もわからないんだから、その台が勝てるかどうかも計算できない。でもそれが面白かったんだよ」
射駒「ですねぇ〜」

リスキー「今の知識を持ってあの当時に戻りたい!」

射駒「150%負けないですね(笑)」
サイコロトーク『大勝ち・大負けの話』
リスキー「さあこの対談のメイン企画に移りたいと思います。サイコロを振って出た目について語るサイコロトーク。どこかで聞いたことのある展開ですが、とりあえず振ってもらえますか」

射駒「はい、1ですね」

リスキー「はい!『大勝ち・大負けの話』ですね。射駒さんの今までの記録について聞きたいと思います」

射駒「僕、人がいうほどの大勝ちってあまりないですね。2万枚出したこともないですし。リスキーさんは?」

リスキー「裏モノで2万枚オーバーってのはあるけど、ノーマルの記録はウルトラマン倶楽部の16000枚。すごく楽しかった」

射駒「マンクラですか!? よく出しましたね。実際万枚ってマンクラから始まりましたよね。僕は大都技研のバンバンダッシュで18700枚ってのが歴代1位ですね」

リスキー「それって緑色の筐体のヤツでしょ。あれってそんなに出るの!?」

射駒「究極ですよ! 無茶無茶出るんですよ!! 1週間で3回万枚超えましたから。ATからエクストラステージに次ぐエクストラステージで。さらにあれって上乗せもあるから全然いけますよ。で、当時打ちに行ってたのが閉店保証してくれる店だったから、ATが取りきれない時も会員カードを出せば次の日から打てたんですよ。それを3日間続けて……」

リスキー「3日連続で万枚って凄いよね。じゃあ大負けってどれぐらい?」
射駒「今は番長ですね。去年、番長だけで100万以上勝ったんですけど、今年は全然。さっきも言ったけどかなりヤラれてます」

リスキー「では一日の大負けは?」

射駒「この業界入って長いし、パチスロ打っても長いんですけど、10万超えたことってないんですよ。番長で89000円負けってのが最高ですかね。ただ、番長の89000円負けって負けてないほうじゃないですか」

リスキー「大負けしないのは、射駒さんの腕があるからでしょ(笑)。ちなみに項目に『射駒タケシ・危機一髪の話』ってあるのですが、今までにこれはっていうようなことって何かあります?」
射駒「う〜ん、危機一髪というか……。パチスロで攻略法が結構あった頃の話なんですけど、ビッグバンで右押しで小役狙いってのがあって…。それをするために、家からちょっと離れたホールに車で通ってたんですね。ただ、僕の目当ての台は2列あるんですけど、終日1〜2人しかいない。だからあまり目につかないように半日打っては1箱流すって感じでやってたんですよ。1週間ぐらいは打ちたかったので。そしたら5日目か6日目ぐらいにコインを流そうとしたら怖そうな店員さんが『お前、明日来たら殺すぞ』って。初めての出禁でしたね」

リスキー「そんな話、昔はよくあったな〜」

射駒「そのあたりのことは全てではないですが、やんちゃ外伝って漫画にもなってますから、読んでいただけると幸いです」

リスキー「おっ! 最後は宣伝でうまく締めていただきました。4号機が撤去されてしまってスロット不況なんて声も聞こえてきますが、是非ともスロットファンの道しるべにこれからもなってください。今日は本当にどうもありがとうございます。また飲みましょう!」
射駒さんの大勝ち・大負け記録はどちらも大都。
射駒「こちらこそまた呼んでください!」

リスキー「では最後に決め言葉を!」

射駒「あっつぃで〜!!!」
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