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パチンコビスタ×パチンコミュージアム ガチンコトークバトル 『今年光った新規参入メーカー』
【テーマ】

今年光った新規参入メーカー

読者が選ぶベスト機種結果発表
 

私が選ぶこの1台
 

転機を迎えたホール事情
 

業界記者が見た新機種発表会

 
初の字「ハイ来た、俺の番」

バラック「燃えるね、いきなり」

大庵「『ずっと俺のターン』だ」

バラック「どうぞ口火を」

初の字「今年の新規参入メーカーの中で『これしかないだろ』ってのは、やっぱ遊人かなと」

もりお「光るモノが…」

初の字「あったね。俺の中では間違いなくナンバーワン新規参入メーカー賞!」
遊人を熱烈に支持する初の字が吠える!?
バラック「確かにね、学習パチスロの発想を聞いた時に『ブッとんでるな』ってのは感じた。『この発想はなかったわ』っていう言葉が流行ってるけど、まさにコレだと」

初の字「そうそう、『新しい』とかそういう次元じゃないんだもの、もう」

セーラ「本当は何の会社なの?」

デミー「いやいや(笑)、パチスロメーカーだから」

マウンテン「エロマンガも描いてるんだよね」

デミー「描いてねぇよ(笑)」

沖土産30「最初って『グレートエンペラー』だっけ」

初の字「そう…なんだけど、あの機種のことはとりあえず置いておいて」

一同「(笑)」

デミー「『グレートエンペラー』を見に行った時、社長に後ろから肩をこう掴まれてさ、『どう、このダブルアクションドライブ』って言われた(笑)」

バラック「出た、ダブルアクションドライブ(笑)」

もりお「DADね」
ダブルアクションドライブ搭載『グレートエンペラー(左)』と、『学習パチスロ 国語(右)』
バラック「今年何回聞いたかわからないわ、それ」

デミー「『いやぁ、新しいですねぇ』って言うしかないよね。『けなしたら許さないぞ』的な空気を出されてたし」

大庵「言わされたんだ(笑)」

初の字「でも、ダブルアクションドライブに始まってさ、一歩一歩ちゃんと前進してるのは素晴らしいなぁと」

もりお「『〜算数』の時から見ても、少しずつよくなっててね」

沖土産30「最初の『〜算数』は『3+2=5』みたいなしょうもない問題ばっかりだったんだけど、『〜国語』になったらジャンルが選択できたり、問題がほんの少し難しくなってたり、ちょっとレベルアップしてて」

大庵「『〜理科』は機械割も上がってるんだよね」

初の字「まぁ俺、学習パチスロってホールでは1回も打ってないんだけど」
マウンテン「打ってないのかよ!」

初の字「ていうか見つからないんだもの、近所で。でも『〜国語』があったら打ちたいなーと思ってる」

バラック「初の字的にはもっと導入して欲しいのに、と」

初の字「そうそう。何で学習パチスロコーナーを作らないんだろうと」

バラック「遊人がホームページとかで提案してるんだよね、学習パチスロコーナー。これがまたパンチ効いてるんだ。ミックスバージョンとツインバージョンがあるんだけどさ」
セーラ「何それ(笑)」

バラック「ミックスバージョンは『算数、国語、理科、算数、国語、理科』みたいに並んでて、ツインバージョンは『算数、算数、国語、国語、理科、理科』みたいな」

マウンテン「どうなんだ、それ(笑) バラバラか並べるか?」

セーラ「2択じゃん。斬新だね」

バラック「凄い発想だと思う。学習パチスロっていう発想もなかったけど…その配置提案もだよね」

大庵「視点っていっぱいあるんだねぇ」
ミックスバージョンはこんな感じ。4台あるということは、一番奥の台はまさか!?
デミー「もうちょっと具体的に教えてよ、学習パチスロの魅力をさ」

初の字「あのね、遊人のショールームで『〜国語』を試打したんだけど、打っていて、『自分は今パチスロを打っている』ってことを忘れたんだよ」

一同「(笑)」
デミー「まぁ、ダブルアクションドライブが回った時だけパチスロだもんね」

セーラ「え? 演出が出た時だけってこと?」

デミー「普段はずっと問題解いてるんだよね。ある意味ゲーム機な訳だ」

初の字「そうそう、んで、小役かボーナスが成立した時だけダブルアクションドライブが、こうガシャンと回ってパチスロであることを思い出すんだけど…『邪魔すんな!』と」

セーラ「『もっと問題を解かせろ!!』と(笑)」

初の字「そうそう。『何だこのデジタルは!!!』と」

一同「(笑)」

初の字「だからさぁ、成立フラグとかボーナスっていうモノと液晶演出っていうモノを100%切り離すっていう…そんな考えってちょっと凄いじゃない」

もりお「しかも一切ゲーム性に関係しないっていうね」

バラック「これが解けたからコインが多く貰えるとか…」

初の字「うん、設定が推測できるとか、そういう要素は一切ナシですよ」

バラック「それがまた新しいっていうか」

初の字「そう、やるな…と」

デミー「ゲーム部分の作り込みがしっかりしてれば面白くはあるかもしれない」
学習パチスロでは、絶えず問題を解き続けるのだ。これにより、プレイヤーは問題を解いたという喜びを得ることができる、という
バラック「俺、あの…遊人の広報の人だったか代表の人だったかが、プレス発表会で『負けても問題解けたから楽しかったな、と思わせたい』って言ったのを聞いて『凄いなー』って」

沖土産30「あぁ、それは俺も思った」

バラック「『損した気分にならない』って言ってたから」

沖土産30「ほんと、もうコロンブスの卵的な発想というか…目からウロコだよね」

初の字「フラグがどうとかボーナスがどうとかなんて、実はどうでもいいことなんじゃないかって」
ようやく他のメーカーについて語ろうとする、土偶と馬
もりお「『なんて自分は小さいことにこだわってたんだろう』と」

バラック「時代の3歩先ぐらいを行ってるよね」

大庵「パチスロシーンがまだ遊人に追いついてないんだよ」

デミー「でも発想自体はアレでしょ、『脳トレ』みたいな…」

マウンテン「遊人は知らなかったって言ってたよね」

もりお「メチャメチャ研究してるハズだよ、本当は」

セーラ「ところで、遊人以外の新規参入メーカーはどうだったの?」

デミー「オルカは?」

初の字「あぁ、あれもヤバいと思った。ミンミン鳴いてるのを遠目で見たぐらいであんまり知らないけど」
デミー「2ちゃんねるのパチスロ板って『どうせこの台もつまんねぇんだろ』みたいなネガティブな書き込みばっかりなんだけどさ、そんな中、ちょっとハートフルな話が載ってた。ある人が『一枚がけ・せみ』の導入店をわざわざ探して打ちに行ったんだって。でも、既に別のお客さんが打ってて座れなかった、と。でも、打ってる人が『どうぞ』って譲ってくれて、最後はお互いに記念写真を撮って帰ったんだってさ」

セーラ「あははは(笑) いい話だ」

もりお「みなし機かよ(笑)」

デミー「『これホントにパチスロ板か?』ってくらいほのぼのした」

バラック「『〜せみ』じゃないと出現しない状況だよね」

デミー「PBプロモーション(『一枚がけ・せみ』の総販元)が今やろうとしてることって結構面白くて、『ホールで出した分のコインを商店街の八百屋さんの野菜とか、床屋さんのカット券とか、商店街の色んなお店の商品と交換できるようにしたい』と」

沖土産30「おぉ」

デミー「そんなことできたら面白いよね。『地域の活性化とか商店街の振興的なことをやりたい』って言ってたし、かなり感動した」

大庵「なるほどね」
  
セーラ「あと新規参入ってどこがあったっけ?」

沖土産30アスワン東京エールコルモスパイキーデンケン販売パレス興業

マウンテン「スパイキーって何出したんだっけ?」

沖土産30「『パチってスロット』」

マウンテン「あぁ〜」

大庵「あれもまぁ…」

セーラ「マウンテン見に行ってきたよね?」

マウンテン「…どんな機種だったっけ?」

バラック「ホラ、旗がブワァァって」

もりお「あれもある意味新しいよ。過去の人気パチンコ機種をあそこまでオマージュするっていうのは」

大庵「社長が関西弁だったのが気になったよね。『パチって』ってそういうことかぁ、みたいな」
スパイキーの『パチってスロット(左)』とエールの『
戦慄(右)』は、いろいろな意味で業界関係者の度肝を抜いた!?
バラック「え? その『パチって』なの?」

大庵「…だと俺は思ってるけど」

もりお「2つの意味がかかってるんでしょ、パチンコの演出を網羅したスロって意味と…」

初の字「ダブルミーニングだ」

バラック「気づかなかったわ」

大庵「ちゃんと萌え要素も入ってるんだよね。メイドとか出てきちゃって」

バラック「『姪留芽衣』ね」

大庵「あと『大勝蜂巣朗』っていうキャラがいて、名前がパチスロにかけてあるっていう…痛々しい感じだけど」

マウンテン「でもこれ、参入第1弾にしては結構頑張った方なんじゃん? 『グレートエンペラー』と比べてどっち推すって言ったらさぁ」

大庵「うん、クオリティは高いよね」

沖土産30「あと、みんなの中でエールはどうなの?」
『パチってスロット』では誰もが知っているであろう演出の数々が楽しめる
メイドさんがいっぱいの、エール新機種発表会の様子はこちら
セーラ「あぁ、あの怖そうなやつだ」

大庵「プロモーション展開は面白かったよね。この『ぴなふぉあ』で発表会って」

初の字「あの発表会は、ミュージアムとビスタと熱中!!パチスロだけで妙に盛り上がったんだよね」

大庵「そうそう、3媒体で『萌え萌えじゃんけん大会』の景品を取り合った」

マウンテン「『戦慄』は…担当デミーだっけ」

デミー「うん。エールには早く第2弾を出して欲しいな」

初の字「第2弾は沖スロっぽいやつね」

デミー「あれ、もう出るんだっけ?」

初の字「いや、いつ出るのかは分らないけど。フィギュア紹介してたじゃない、発表会の時に」
大庵「『戦慄』は音の問題がもったいなかったな。ホールが静かで音がちゃんと聞こえるならよかったんだけど」

セーラ「うん、そうだったら怖そう」

マウンテン恐怖新聞の方が怖いよ」

デミー「『秋葉原文化』って謳ってて最初に出てきたのがコレだったから、正直驚いた」

沖土産30「キャッチコピー『リアルホラーパチスロ』だっけ」

デミー「あれ、フィギュアに全く意味ないんだぜ? いや、オタクカルチャーを持ち込もうっていうのは凄く伝わったんだけれども」

一同「(笑)」

バラック「一応動くんでしょ」
デミー「まぁ動くけど」

バラック「フィギュアの手が動くとかそういうの?」

大庵「じゃなくて、固定されたフィギュアがクルクル回るのさ」

初の字「そう、通常時がドクロでボーナス中が棺桶…だっけ」

大庵「あと色が変わるよね」

デミー「『大花火』のハチマキリールみたいな感じ」

初の字「かなり好意的にとらえればそうとも言えるけどね(笑)」

デミー「あとは…出目好きなんで、リプレイとの同時抽選のみってのがキツい」

バラック「液晶の位置はどうなのコレ」

沖土産30「ちょっと『青ドン』みたいな感じだよね」

もりお「逆『青ドン』だね(笑)」

大庵「でも俺はこの逆『青ドン』の方が好きだなー。リールが小っちゃいと首が疲れるから」

マウンテン「スパイキーと組めばいいんじゃないの? 『パチってスロット』をこの筐体で(笑)」

デミー「『戦慄』って、筐体の周りの紫色の部分が『インモールド加工』っていうのでできててさ」

セーラ「何それ」

デミー「何だっけ(笑)。発表会の時、『インモールド加工』ってのが凄いってことだけメモって(笑)」

セーラ「なんか凄いらしい、と(笑)」
『戦慄』のフィギュアがコレ。パチスロ機とは思えないほどの完成度の高さだ。これにゲーム性が伴えば…
もりお「何とか氏による建築デザインを取り入れてどうのこうのなんだよね」

バラック「何が建築デザインなの? フィギュアの洋館?」

もりお「じゃなくて筐体設計」

デミー「その設計士の人か、フィギュアのデザイナーさんの名前で検索かけて、最初に出てきたホームページを開くとさ、ブラウザ・クラッシャーみたいな感じでズザザザザってポップアップが開いたんだよ(笑)。あれなんのトラップ?」

一同「(笑)」

セーラ「結局『インモールド加工』は何なの?」

デミー「あのね、普通は枠を作ってからそれにフィルムを貼るらしいのよ。最初は成型作業で、次はフィルムを貼る作業。で、それを両方いっぺんにやるのが『インモールド加工』…だったと思う。ざっくばらんに言うとだけど」

セーラ「ふぅん」

デミー「でも結局できるものが同じなら…ねぇ(笑)」

初の字「過程はどうでもいいや、俺は(笑)」

バラック「打ち手から見て関係ない話題が満載なのがまたいいよね」
沖土産30「で、まとめるとどうなの? 今年の新規参入メーカーで来年も生き残りそうなのは…」

初の字「遊人でしょ(笑)。『〜社会』も控えてるし」

デミー「遊人はもう…みんなの概念を覆そうとしてるからね。覆そうとしてるって言うか概念を回そうとしてるから」

大庵「ダブルアクションドライブでね(笑)」

デミー「そうそう、ダブルアクションドライブで(笑)」

バラック「やっぱ遊人には勝てないわ」
遊人の凄さに感動するバラックとマウンテン
(C)SPIKY


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