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Sammy『ぱちんこCR北斗の拳』展示発表会+記者発表会
今度の北斗はMAXバトルタイプ!
 2008年7月8日、サミー株式会社は東京・江東区にあるZepp東京にてパチンコ最新機種『ぱちんこCR北斗の拳』の展示発表会を、6月23日には東京・豊島区にあるサンシャインシティ文化会館にて同機種の記者発表会を開催した。本機は「北斗の拳」生誕25周年という節目の年に満を持して登場するシリーズ最新機種と言うことで予てより注目を集めていたマシン。早速、両イベントの模様と最新機種の具体的な中身についてお伝えしていこう。
全国7都市で「MAX北斗」が遂に解禁!
 7月8日〜9日の展示発表会は、北は札幌から南は福岡まで全国7都市で行なわれた大型イベント。東京会場となったZepp東京では開場時間の1時間以上前から入場を待つ列ができ始め、開場時間には長蛇の列となった。気になるイベント内容は試打がメインで、約150台用意された試打機は常時満席状態。場内には演出観賞用のデモ機なども用意され、来場者が足を止めて新機種の仕上がりをチェックしていた。
会場となったZepp東京には開場時間前から長蛇の列ができ、開場後も一時は入場制限措置がとられる程の混雑となった。
メインフロアは大混雑で、試打機は常時満席状態。注目度の高さが窺える。
ステージ上には巨大ケンシロウフィギュアが。どこかで見たような…!?
こちらはユリアのコスプレをしたコンパニオンさんが来場者の希望に沿った演出を実機で見せてくれるコーナー。
新生Sammyが送り出す「北斗の拳」最新作とは?
 続いて6月23日に行なわれた記者発表会の模様をお伝えしよう。会場となったのは東京・豊島区のサンシャインシティ文化会館。開場するとまずは5月1日にサミー株式会社代表取締役社長CCOに就任した中山圭史氏が登壇し、自身が就任以来推し進めてきた社内改革について「実績を挙げるために営業・開発において大小を問わず改革を行なってきた」と触れ、更に「強い Sammyを作るため、パチンコでの実績を作ることを目標とし、そのために本機を開発した」と挨拶。続いて同社取締役遊技機営業本部長・甘利祐一氏が「本機は単なる新機種というだけでなく、新体制の下で作られた機種であり、完成度には自信を持っている」と本機に対する自信を覗かせた。

 その後は製品紹介VTRの上映、実機の披露を挟み、同社遊技機営業本部営業企画室・嶋田崇氏による製品説明及び同社遊技機営業本部営業企画室室長・大坪義典氏による各種プロモーション活動の発表、更に新機種に対する質疑応答を経て現在放映中のCMが上映されたのだが、ここでなんとCMに登場する南斗最後の将「ユリア」と、ケンシロウがかつて兄と呼んだ男「ジャギ様」が登場。最後に中山氏、甘利氏に両名を加えた4名でフォトセッションが行なわれ、大盛況のうちに発表会は幕を閉じた。
会場となったサンシャインシティ文化会館。開演20分前にも拘らずこれだけの報道陣が押し寄せたことから、本機への注目度の高さが伺える。
上段左がサミー株式会社代表取締役社長CCO・中山圭史氏。上段中央が同社取締役遊技機営業本部長・甘利祐一氏。両氏の挨拶後、製品紹介VTRが上映された。
製品紹介VTR後、いよいよ実機のお披露目となった。スペックの異なる「ラオウバージョン」と「ケンシロウバージョン」が発売されるようだ。
同社遊技機営業本部営業企画室・嶋田崇氏による製品説明。ラオウバージョンは「北斗の真髄を見せつける一撃の出玉」。ケンシロウバージョンは「高継続で実現した元祖バトルスペック」がコンセプト、とのこと。
原作の名場面を取り入れた予告やリーチアクションの数々。美麗液晶で再現される名場面の数々に感動を覚えること間違いなしだ。
同社遊技機営業本部営業企画室室長・大坪義典氏によりプレイヤー分析やプロモーション活動が発表された。「生誕25周年に合わせて様々なプロジェクトを企画しており、パチンコを打ったことのない原作ファンも取り込みたい」と語ってくれた。
フォトセッションでは中山氏・甘利氏に加えユリア、ジャギ様も参加。原作さながらのセクシーなユリアと、今にも「俺の名を言ってみろ」と迫ってきそうなジャギ様に注目だ。
役モノ+モード
 さて、ここからは『ぱちんこCR北斗の拳ケンシロウ』『ぱちんこCR北斗の拳ラオウ』の具体的なゲーム性についてお伝えしていこう。まずはスペックについてだが、両機種共に大当たり確率399.6分の1のMAXタイプ。『〜ケンシロウ』は82%という高い確変突入率がウリで、『〜ラオウ』は確変突入率が80%と若干ダウンしている代わりに大当たり出玉が多い仕様だ。大当たりは出玉ありが5or16ラウンド、出玉なしは突確・突通共に用意されており、出玉のある通常大当たりは存在しない。

 通常時のキモとなるのはモード移行システムで、通常背景から「世紀末モード」に移行すれば潜伏確変の期待度がアップ。さらに「世紀末モード」の背景は昼・夕・夜の3種類が存在し、後者ほど確変の期待が持てる。

 見事5or16ラウンドの大当たりを引いた場合はラウンドがスタート。5ラウンドの場合は下アタッカー、16ラウンドの場合は右アタッカーで消化しよう。5ラウンドで終了…と見せかけて16ラウンドまで継続する「ラウンドアップボーナス」も存在するので最後まで気が抜けないぞ。最終ラウンドではケンシロウorラオウのいずれかを選択することができ、選んだキャラが確変中に展開する「死闘演出」の主役となる。敵との死闘に勝利すれば大当たり+確変継続、敗北した場合は「無想モード」に移行する。こちらは確変or時短となっており、さらにモード移行が発生して「転生モード」まで到達すれば嬉しい確変確定だ。
液晶右上に設置された「北斗の拳」ロゴ役モノ。デジタル変動開始時に激しく揺れだせばチャンス? 役モノの色にも注目だ。なお、大当たり中は役モノが回転し、「BATTLE BONUS」の表示となる。
こちらは液晶下のステージに設置された「死兆星ランプ」。演出時に激しく光ればチャンス、赤く光れば更に信頼度アップとなる。
絵柄の全消灯やスーパーリーチのハズレなどから突入する「世紀末モード」。同モード中は絵柄が専用のものに変化する。20ゲームほどで終了し通常の背景へと転落するが、確変の可能性があるので即ヤメは厳禁だ。
大当たり終了後は確変確定の「バトルモード」へと移行する。最終ラウンドに選択したキャラクターにより対戦相手が変化するぞ。
ケンシロウ選択時はアミバ、ジャギ、サウザー、ラオウが対戦相手となる。シリーズでは「対戦=大当たり確定」だったアミバの信頼度が気になるところだ。なお、ラオウは7連目から登場。以降の対戦相手はラオウで固定となる。
ラオウ選択時はフドウ、トキ、リュウケン、ケンシロウが対戦相手となる。初登場となるリュウケンの実力は果たして…? こちらの場合、7連目以降の対戦相手はケンシロウで固定だ。
選択したキャラクターが先に攻撃すればその時点で大当たり確定となる。先手を取られた場合でも、攻撃を回避or耐えて反撃すれば大当たりだ。
敵の攻撃に耐えられず倒れてしまった場合は確変終了のピンチとなる。仲間が登場する復活パターンに期待しよう。ラオウ選択時にはトキや黒王が登場するようだ。
復活できずにバトル敗北となった場合は「無想モード」へと移行する。時短確定と言う訳ではなく、同モード滞在が長ければ確変期待度アップだ。また、「転生モード」へ移行した場合は確変が確定するぞ。
「無想モード」中は様々なキャラが登場する予告演出に注目したい。また、バトルに発展すれば確変復活の大チャンスだ。
予告+リーチアクション
リンorバット登場からスタートする「ステップアップ予告」。モヒカンたちを蹴散らし、ケンシロウが登場すればチャンスとなる。
秘孔をついたケンシロウが死への秒読みを開始する「カウントダウン予告」。最大で5回発生し、回数が多いほど信頼度アップとなる。
最初に表示されたウィンドウから上下左右のいずれかへと発展していく「4×4ウィンドウステップアップ予告」。基本は左右へのステップアップだが、下方向への発展でチャンス、上方向への発展で大チャンスとなる。
「回想予告」ではナレーションに合わせて回想が最大4回継続する。写真はサウザーの回想だが、ジャギやアミバでのパターンも用意されているぞ。
「北斗の拳」シリーズの代名詞ともいえるバトルも、もちろんリーチアクションの1つとなっている。パワーアップした液晶で大迫力のバトルが繰り広げられるぞ。
画面に「風」や「山」などの文字が表示されたら「五車星リーチ」への発展だ。文字に対応した五車星メンバーのリーチへと発展する。パチンコ版では初登場となる五車星の面々。その信頼度は…?
「ケンシロウVSラオウリーチ」では2人が始めて対峙する場面が見事に再現されている。ラオウを馬上から下ろすことができるのだろうか?
こちらは「トキVSラオウリーチ」。兄を超えるべく自らの命を賭して戦いに挑んだトキ。死兆星はどちらの頭上に落ちるのか…。
ケンシロウとラオウがユリアの元に駆けつける「ユリアリーチ」。南斗最後の将である彼女の元に辿り着けるのは果たしてどちらか?
北斗神拳最強の奥義の名を冠した「無想転生リーチ」。大当たり確定となる全回転リーチだ。映し出される熱き強敵(とも)たちの生き様をその目に焼き付けろ!
大当たり中
大当たり絵柄が3か7なら嬉しい「ハイパーボーナス」確定となる。大当たり中は右打ちすることによって、高速でラウンドを消化することができるぞ。
それ以外の絵柄なら5or16ラウンドの通常大当たりとなる。この場合は下部のアタッカーでラウンドを消化しよう。5ラウンド目に「ラウンドアップボーナス演出」が発生すれば16ラウンドへの昇格となるぞ。
本日の1枚
あの男がホールに帰って来る日は近い…!?
後記
 会場の隅にあった休憩コーナーで一休みしていた所、妙なものに目がとまりました。それはドリンクグラスの下に敷かれたコースター。一見すると普通のデザインなんですが、よく見てみると、どことなく見覚えのある「Hb」の文字とシルエットが…!!

 そう、このコースターはSammyの次機種(?)を予告するものだったのです。4号機時代中期の名作『ハードボイルド2』の続編であることは間違いないでしょう。純Aタイプへの興味を失いつつも『獣王』を打ち込み続けるほどの資金力がなかった自分は、地元のホールで毎日のように『ハードボイルド2』を打っていたものでした。あぁ、遠い目になっちゃうよねぇ…。

 とりあえず、既にティザーサイトがオープンしているようなので、待ちきれないスロッターの皆さんはしっかりチェックしておいてください。
(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983,(C)NSP 2007 版権許諾証SAE-307 (C)Sammy
◇ 関連機種情報 ◇
     ぱちんこCR北斗の拳       
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