ビスタタイムズTOP / 組合・公安NEWS / NEWS詳細
  NEWS詳細
▼県内で景品交換手数料徴収を開始/愛知
2008.12.01(Mon) 提供元  ビジョンサーチ社

 12月1日より、愛知県内の景品交換所にて手数料の徴収が開始された。手数料は額面の1・5%を徴収する。なお、1円単位での支払いは行われず、端数を切り上げ、その一部は社会貢献事業振興に充当される。
 名古屋市内に複数店舗をチェーン展開するホール関係者に話を聞くと、愛知県内の各単組によって取り組み方が異なり、既に足並みは乱れ、手数料を徴収しないホールも散見されているとのこと。そもそも、行政側から等価性の無い特殊景品を使用していることが問題視され、特殊景品を等価性のあるものに変更する必要性に迫られたのが事の発端。その莫大な変更費用を、ホール側が負担するのか、お客様が負担するのかという論点から、結局お客様負担という形でこの手数料徴収が始まっている。
 関係者曰く、2週間前から買取業者が景品交換所に手数料徴収に関するお知らせを告知、お客様への周知徹底を実施した。しかし、実際に手にする金額に小銭が含まれていることから、直接ホール側へ苦情がくることも多いという。特に、隣接するホールが行っていない場合など、後々のことを考えると集客の影響が心配とも話す。
 このような足並みの乱れから、愛知県遊協では手数料徴収を行っていないホールのリスト化を各ホールに要請、行政側に提出するような動きもある。愛知県と隣接する三重県では既に景品交換手数料の徴収が行われているが、今後、岐阜県や静岡県など、県境に隣接するホール間の問題を考えると、この“一物一価”の問題は全国に波及することも考えられそうだ。(日刊遊技情報)
>>一覧に戻る