ビスタタイムズTOP / 組合・公安NEWS / NEWS詳細
  NEWS詳細
◇全日遊連、フィールズ、ロデオによる「モンハン」の大量導入優先販売は「遊技業界の未来を奪う」と非難
2012.03.08(Thu) 提供元 ビジョンサーチ

 全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は2日、機械対策委員長・伊坂重憲氏からとして、フィールズとロデオ宛に、「回胴式遊技機「モンスターハンター」の販売方法に関するお願い」という標題の文書を発出した。大量導入した店舗にはトップ週に納品し、少台数の店舗には納期を遅らせるという、購入台数により納期を変える“大量導入優先販売”を、「安易に中小のホールを切り捨てる」ものであり、「やっと盛り上がりを見せた5号機市場の衰退を生むだけでなく、遊技業界の明るい未来をも奪うことになりかね」ない販売手法であるとして、厳しく非難し「大変遺憾」であるとしている。
 全日遊連には「モンハン」の販売に際して複数の県から、「トップ導入は40台以上」、「1BOX以上でTOP導入」、「1列又は片島では納期が3週間遅れる」といった販売手法が採られているとの情報が寄せられているという。文書では、この販売方法は、2009年に締結した「4団体合意の精神」に反するものであり、この合意を再徹底するために日工組が作成し2月に配布されたばかりの「営業担当者のための独占禁止法コンプライアンスマニュアル」の内容に抵触するものであると指摘。「現在の厳しいホール業界の状況を全く無視」したものであるとして、「公平な環境づくり」への協力を求めた。(日刊遊技情報)
>>一覧に戻る