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セガサミーホールディングスは３月３０日、同日開催の取締役会において、同社子会社であるセガのコンシューマ事業の構造改革について決議したことにともない、２０１２年３月期に特別損失が発生する見込みとなったと公表した。またパチンコ市場が弱含んでいるために販売台数が前回予想より減少したことなどを踏まえて、前回２０１１年１０月３１日に公表した２０１２年３月期の通期連結予想を下方修正すると公表した。
セガにおけるコンシューマ事業の構造改革では、欧米市場における家庭用ゲームソフト分野の組織を合理化を実施する。開発を進めていた一部タイトルの開発を中止し、ゲームソフト在庫の費用引当処理を行う。構造改革にともなう費用として、４９億円を原価とし７１億円を特別損失として計上する。
パチスロ事業では、昨年タイで発生した洪水の影響を受けて一部タイトルの販売が翌期に延期になったことにより、通期の販売台数が前回発表予想の３１．０万台から３０．１万台に減少した。またパチンコ事業では、需要の減少から、販売台数が４０．０万台から３３．２万台へと下方修正されている。
業績の今回の予想値は、売上高３９４０億円（前回予想との増減額マイナス４６０億円、増減率マイナス１０．５％）、営業利益６００億円（同マイナス１７０億円、マイナス２２．１％）、経常利益５９５億円（同マイナス１６０億円、マイナス２１．２％）、当期純利益２００億円（同マイナス１８０億円、マイナス４７．４％）。（日刊遊技情報） |
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