ビスタタイムズTOP / 展示会レポート / 展示会詳細
  展示会詳細
山佐『パチスロ モンキーターンII』実戦データ付き試打レポート
「正統進化」を謳う待望の後継機がいよいよ登場!
 2014年2月17日、多くのパチスロファンが待ち望んだシリーズの後継機、山佐『パチスロ モンキーターンII』のリリースが遂に発表された。本記事では来たる2014年4月のホール導入に備え、新機種の設定1&設定6の実戦データをまとめて紹介! 各データの設定については最後にまとめて公開しているので、最高&最低設定の挙動と共に設定推測も併せお楽しみ頂きたい。
基本仕様はお馴染みの「モンキースペック」+α!
 『パチスロ モンキーターンII』は、規定ゲーム数の消化orチャンスゾーン「超抜チャレンジ」での自力解除からAT「SG RUSH」当選を目指すというシステム面は前作を完全に継承。

 新キャラの登場に伴い演出面は一新されているものの、小役ナビ系演出や前兆演出、成功で超抜チャレンジorSG RUSH当選となる連続演出などその役割は変わっておらず、前作を打ちこんでいればすんなりと馴染むことができるハズだ。
液晶演出は「優出モード」中の演出や連続演出を含めほぼ全てを一新。通常時から多くの新キャラクターが顔を見せるが、特に「ライバルレース」での新キャラクター登場はチャンス?
 最も大きな変化となるのが、超抜チャレンジとAT中の上乗せ特化ゾーン「全速モード」の仕様で、どちらもAT当選契機or上乗せ契機が異なる3種のゲーム性から任意に選択できる。超抜チャレンジはリプレイ以外の小役でポイントを溜める「蒲生チャレンジ」、リプレイ3連でAT確定の「洞口チャレンジ」、レバーON一発勝負の「榎木チャレンジ」から選択でき、期待度はいずれも約37%。全速モードはレア小役成立まで必ず継続する「波多野全速」、リプレイで上乗せとなる「青島全速」、1ゲーム完結で10or100ゲーム以上を上乗せする「ありさ全速」から選択できる。なお、今回の実戦では超抜チャレンジ、全速モード共に各キャラクターをローテーションで選択している。各キャラクターの特徴については下記を参照のこと。
9ゲーム継続する「蒲生チャレンジ」はリプレイ以外の小役を引くことでゲージが溜まっていき、最終ゲームでモーターが噴けばATが確定する。
「洞口チャレンジ」は10ゲーム継続(最終ゲームでリプレイ成立時は継続)し、リプレイ3連でAT確定。また、リプ連回数を表示する液晶右のランプはレア小役での点灯もアリ?
「榎木チャレンジ」はボタン連打or一撃で榎木が開眼すればAT確定となる1ゲーム演出。レア小役が成立すれば開眼必至だ!
前作を髣髴とさせる「波多野チャレンジ」は、期待度約70%&成功時には次回天国モードが確定するが任意での選択はできず、主に超抜チャレンジの規定回数失敗が発動契機となっている。
レア小役成立=上乗せ確定となる「波多野全速」は、レア小役の成立までモードが継続。継続ゲーム数+上乗せ分が実質的な上乗せゲーム数となる。
「青島全速」選択時は前作の感覚に近い上乗せを楽しめる。10ゲーム間継続し、リプレイ(約3分の1)orレア小役成立でゲーム数上乗せだ。
「ありさ全速」は失敗時に10ゲーム、成功で100ゲーム以上を上乗せする勝負タイプ。約40%で100ゲーム以上の上乗せに期待できる。
最強の上乗せモードである「鬼足モード」に当選すると、ありさ→青島→波多野と3種の全速モードが順番に発動し大量ゲーム数上乗せの期待大!
実戦データ1
数少ないAT中の見せ場、2ブルボート&青島入浴からの100ゲーム上乗せ。青島は相変わらずアツいようで、それがわかっただけでも収穫としたいところ。
ライバルレースやSG RUSHで圧倒的な強さを見せつける「艇王」の威厳はどこへやら。キラキラエフェクト付きで優出モード突入を告げる榎木さん。かわいい。
 好スタートを切るも中ハマリ連発で暗雲(序盤)→自力解除込みの早い連チャンで持ち直し(中盤)→露骨な超抜の入らなさに諦めムード(終盤)。試打時の心境としてはこんな感じ。設定推測ですか? どう見ても設定1です本当にありがとうございました。

 酷いハマリがないこと、展開の割に最終的な差枚は健闘しておりAT中のヒキ次第ではプラス差枚も射程だったことを考えるとまだワンチャンが…と前向きに考えられなくもないものの、最終的には「この挙動で設定6であるはずがない。むしろ設定1であってくれ」と半ば開き直って設定公開の時を迎えたのですが果たして?(DN)
実戦データ2
SG RUSHの新規ラウンド開始時に、速攻でゲーム数上乗せと全速モードがついて来る「謎全速」が何度かありました(レース中のレア小役が鍵?)。ココ、今作の見所ですね。
 しょっぱなの超抜は、ボートを2つ引いた状態から突入。前作でいえば、ボートからの超抜には明確な設定差があるので、はやくも設定6の期待が高まります。そしてここで解除したSG RUSHでは小気味よく上乗せを重ね、7連・901ゲームもの継続を果たしました。

 で、その連チャンが終わると、901ゲームまで引っ張られる展開に。「これ6かぁ?」と疑う心が芽生えますが、その間の超抜への入り方を見れば、解除のヒキ弱なのだと推察するのが妥当。その後は超抜解除や天国ループが続けざまに起こり、設定6が確信できるようになりました。設定6判別のキモは、超抜への入り具合でしょうね(特にボートが重要?)。

 なお、前作とそこそこ戯れた身としては、ゲーム数上乗せの演出に若干の違和感を感じました。即乗せが減り「擬似連が増えてね?」って体感でした。たまたまの偏りだと良いのですが…。(ナポレオン)
実戦データ3
「バカンスモード」も健在。実戦ではレース中の強チャンス目を契機に移行したので、突入条件は前作から変わってないと思われる。同モード中に上乗せが確定した場合は最終ゲームの「澄チャ〜ンス!」でゲーム数を告知。そのゲーム数が次のSG RUSHに加算さえる点も同じかと。
 他の2台の早い立ち上がりを横目に、自分の台は初当たりまで444ゲーム要した上、その間に超抜は1度もナシ。そしてそのATがゲーム数上乗せナシの2連で終了した挙句、またもやハマって2度目のATに当選したのは636ゲーム…と、この時点で「これが設定1だ」と確信しましたよ。

 しかし、その後はコンスタントに初当たりを射止め、一進一退の展開に。派手な上乗せや連チャンはなかったものの、要所要所でV揃いや「バカンスモード」突入があり、最終的には設定1とも6とも取れる微妙なデータとなりました。

 実戦を終えての設定推測ですが、比較的に初当たりが軽かったこと、最終的な差枚数がプラスであったことなどを考慮し、設定6と予想しました。他の台の挙動も踏まえると、超抜の突入率に設定差があるのは明確。超抜の入りが悪い台は、早めに見切った方がいいでしょうね。(沖土産30)
結果発表
 という訳でお待ちかねの答え合わせですが…。

・実戦データ1…設定1(約452分の1) ・実戦データ2…設定6(約174分の1) ・実戦データ3…設定6(約323分の1)

が正解!※()内は超抜当選率。

 3人がこぞって設定判別の根拠としただけあり超抜当選率に顕著な差が生まれたので、設定推測のかなり重要なウェイトを占めるのは間違いなさそう。反面、ゲーム数(モード移行)からの推測は設定6でも最大天井手前アリ、2連続の深いハマリアリとあまりアテにはならない感じでしょうか(天国移行はまた別?)。

 また、前作準拠で考えると超抜の当選契機にも設定差があると考えられるので、超抜当選率&当選契機を合わせてチェックすることで、より推測の精度が深まることでしょう。というのが今回の実戦のまとめになります。おつかれ。

(C)河合克敏・小学館/モンキーターンプロジェクト
(C)YAMASA
◇ 関連機種情報 ◇
     パチスロ モンキーターンII   
>>一覧に戻る