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移動制限よりも中古ニーズの減殺に努力
2015.04.24(Fri) 提供元 月刊グリーンべると

 メーカーの自主規制により、今後の新台販売に期限が区切られているMAXタイプのパチンコ機や、サブ基板制御で動くパチスロAT・ART機の期限切れ後の中古機移動をめぐり、全日遊連の阿部理事長は、期限が過ぎても3年間の検定有効期間は生きていると述べ、規制対象機の中古機移動に制限を加えるべきではないとの考えを示した。4月22日に都内で開かれた理事会後の定例会見で記者団の質問に答えた。

 会見の冒頭、阿部理事長は目下深刻なファン離れの根本要因として「射幸性の高止まり」に厳しい認識を示し、その是正が急務である考えを示していたが、移動制限に質問が及ぶと「そこは別の話になる」と指摘。ヘビーユーザーに支えられている現状をただちに否定することもできないと述べ、射幸性の抑制にファンの支持を広げる努力を積み上げる中で、規制対象機の中古ニーズそのものを薄めていくことが望ましいと語った。

 MAXタイプの新台販売は今年10月末、現行AT・ART機は11月末に区切られている。
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