ビスティ CR清水の次郎長〜命の絆〜SFW
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ビスティ『CR清水の次郎長〜命の絆〜』試打レポート
豪華キャストとハイクオリティアニメがパチンコの常識を覆す!
 2010年2月3日、フィールズ株式会社はビスティ製パチンコ最新機種『CR清水の次郎長〜命の絆〜』を正式発表した。本機は1月13日にテレビ東京系列で放映されたドラマ「ジロチョー〜清水の次郎長維新伝〜」と平行して制作された話題のマシン。ドラマ本編の名シーンはもちろんのこと、ドラマでは描かれなかったサイドストーリーや結末、更にはアニメーションなども盛り込まれ、非常に豪華なつくりとなっている。では早速、試打にて明らかとなった新機種のゲーム性と演出についてお伝えしていこう。
「アニメ=低信頼度」ではない斬新な演出構成に注目!
 まずはスペックについてだが、今回発表されたのは大当たり確率364.1分の1のハイミドルタイプ。確変突入率は65%で、出玉のある大当たりは全て15ラウンドとなっている。特徴的なのは潜伏確変や小当たりを搭載していない点で、通常時に突確を引き当てた場合は電チューサポートが付く「出入りモード」に必ず突入するという安心設計だ。

 また、リーチ構成もシンプルでありながら他機種とは一味違うものとなっている。本機のスーパーリーチは、「アニメ系」と、実写とアニメが絡み合う「融合系」に大別できるのだが、ありがちな「アニメは低信頼度/実写は高信頼度」という構成ではないのだ。具体的には、アニメ系(弱)→融合系(弱)→融合系(中)→融合系(強)→アニメ系(強)という順で信頼度がアップする仕組みとなっており、強リーチであればアニメ系でも十分に大当たりが期待できる。逆に弱リーチの場合は融合系でも期待薄となってしまうが、弱リーチのハズレ後は突確のチャンスとなるため、どのスーパーリーチに発展しても期待感が損なわれることはないぞ。
役モノ&モード
本機には多数の役モノが搭載されているのだが、中でも特に大当たりに絡みやすいのは「任侠刀」(写真左)のギミック。可動時の信頼度は単体でも30%を超え、他の強予告と複合すれば更にアツさは増すぞ。
通常時は5種類の通常背景に加えて「浮世絵背景」「室内背景」「黒駒屋敷潜入モード」が存在。浮世絵背景は先読みor擬似連のチャンスで、室内背景&黒駒屋敷潜入モードでは専用演出が展開する。
「出入りモード」は電チューサポートが付く突確専用モード。確変絵柄での大当たり後は確変確定の「赤富士モード」へ、チャンス絵柄での大当たり後は確変or時短の「祭りモード」へ移行するが、祭りモードが内部確変の場合は100回転を超えると「超祭りモード」へ移行するため、確変を捨てる心配はないぞ。
予告アクション
「ヒキステップアップ予告」は5段階に発展。次郎長一家が全員集合するステップ5まで発展すればチャンスとなる。アニメパターンと融合パターンがあり、後者なら更にハイチャンスだ。
こちらは悪党に襲われた町娘を次郎長一家が救出する「寄りステップアップ予告」。ヒキステップアップ予告と同じく、一家が集合するステップ5まで発展すればチャンスだ。後述する家紋予告と複合するパターンも存在するぞ。
「擬似連予告」はオーソドックスなつくりで、チャンス目が連続するほど信頼度が高まる。
こちらは一度停止した絵柄を次郎長が刀で切って再変動させる「次郎長煽り予告」。
リーチ成立直後に「実写カットイン予告」が挿入されればチャンス。「次郎長ver.」と「一家集合ver.」の2種類が存在する。
「会話予告」はセリフの内容や枠の色に注目。赤枠出現ならハイチャンスだ。
ボタンプッシュで展開する「三度笠予告」は家紋や次郎長マーク出現がアツい。
実写キャラクターが啖呵を切る「仁義予告」はショートとロングが存在。もちろんロングなら信頼度アップだ。
「次回予告」は発展先のリーチアクションを示唆する予告。発生した時点で融合系(中)リーチ以上への発展が確定するぞ。
ボタンプッシュで発展先を選ぶ「次郎長チャンス」は、次回予告と同じく融合系(中)リーチ以上への発展が確定するアツいアクションだ。
あらゆるタイミングで出現する「家紋予告」は発生時点で信頼度が30%以上にまで跳ね上がる。任侠刀ギミックや逆さ富士と複合すれば更にアツい!
同じく大当たりの鍵を握る「逆さ富士」はリーチ成立直後が発生タイミング。背景が夕刻となる「赤富士」出現なら超激アツだ。
リーチアクション
アニメ系(弱)リーチは全5種類。「お蝶の純恋歌リーチ」では三味線を奏でるお蝶の元に次郎長が帰ってくれば大当たりだ。
「森の石松捕り物帳リーチ」は清水の町に現れた盗人を石松が捕まえれば大当たり。ハズレ後は突確に期待だ。
こちらは危険を顧みず燃えさかる民家に突入する「火事場の大政リーチ」。取り残された赤ん坊を救出すれば大当たりとなる。
「綱五郎の正念場リーチ」では、次郎長に留守を任された綱五郎が敵襲を回避できれば大当たりとなる。
大地震に見舞われた江戸に米を届ける鬼吉を描いた「鬼吉、決死の助け船リーチ」は、嵐の中で米を守りきれば大当たりだ。
融合系(弱)リーチは2パターン。「珍問答、三十石舟リーチ」は石松が商人から自分の名前を挙げて貰えば大当たりとなる。
こちらは小政が町娘を救出すれば大当たりの「小政の悪党成敗リーチ」。ハズれても突確のチャンスが残されているぞ。
融合系(中)リーチの「突撃、次郎長一家リーチ」は捕まったお蝶を救出すれば大当たり。カットインが実写ならハイチャンスだ。
「仁義と絆の仇討ちリーチ」では都鳥一家に惨殺された石松の弔い合戦に勝利すれば大当たりとなる。
「因縁の対決、お蝶VSお志摩リーチ」はドラマで描かれなかったお蝶の殺陣シーンが見所。お志摩を撃破すれば大当たりだ。
こちらは鬼吉が主役を務める「命背負った喧嘩口上リーチ」。試打では綱五郎が助っ人として現れるパターンも確認された。
融合系(強)リーチは2種類。「決戦、天王山リーチ」ではドラマ版で描かれなかった黒駒一家との最終決戦が展開する。
同じく融合系(強)リーチの「裏切り者を叩き斬れリーチ」。セリフがどのタイミングで赤文字に変わるかに注目だ。
アニメ系(強)リーチは基本的に任侠刀ギミックを経由。こちらの「天誅、黒駒勝蔵リーチ」は次郎長一家が黒駒城を討ち落とす!
「黒駒からの刺客三馬政リーチ」は次郎長とお蝶が三馬政と対決。「天誅、黒駒勝蔵リーチ」と並ぶ高信頼度のアニメ系リーチだ。

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