タイヨーエレック CR伝説の巫女MTZ
|
タイヨーエレック『CR伝説の巫女』プレス発表会
ダブル液晶とシャッター役モノがパチンコプレイヤーを虜にする!!
 2007年11月27日、タイヨーエレック株式会社は台東区・上野の同社東京支社において、イートレックジャパンとの共同制作第2弾となる新機種『CR伝説の巫女』のプレス発表会を行なった。前作『CR五右衛門』よりもビジュアル、演出、サウンド、全ての面がグレードアップしたという本機。一目見て「打ちたくなる」究極マシンのベールが今明らかになる!
タイヨーエレック×イートレックジャパン=究極のマシン誕生!
 東京支社での新機種発表会となった今回。朝早くから会場前には多くのプレス関係者が列を成した。開演すると、用意されていた席はあっという間に埋め尽くされ、20名以上の立ち見が出るほどの大盛況であった。

 ほどなくして司会者が登場すると、展示会はスタート。まず初めに登壇した同社代表取締役社長・佐藤英理子氏は、挨拶の中で「ビジュアル、サウンド、ゲーム性など、全ての面において、イートレックジャパンらしさを注ぎ込み、なおかつ、タイヨーエレックの色を多数盛り込んだ究極のコラボレート作品」と語り、自信のほどを覗かせた。また、同時導入となる『パチスロ伝説の巫女』については、「パチンコとはまた一味違った演出を盛り込んでいます」とコメント。今後については「提携効果をさらに強めると共に、タイヨーエレックブランドの強化をますます努めていきたい」と語り、挨拶を締めくくった。

 佐藤氏の挨拶が終わると、突然「緊急告知」という言葉が会場に響き渡り、黒子が登場。ステージ脇に設置されていた障子が開けられ、中から『CR伝説の巫女』が現れると、営業推進企画部営業企画課・河津哲也氏による実機を使った機種説明が開始。ダブル液晶とシャッター役モノの内容が語られた。

 その後、豪華賞品の当たる抽選会、フォトセッションを経て、試打会へと移行。試打コーナーには、新機種の出来を見ようと来場者が殺到し、終始、会場は賑わいを見せた。
こちらがタイヨーエレック東京支社の前です。嵐の前の静けさといったところでしょうか。
今回のコンパニオンさんの衣装は、メインキャラ・かえでに合わせて「巫女」です。くぅ〜〜。
用意された席はあっという間に埋まり、ご覧の通り、立ち見が出るほどの大盛況。
ステージ脇には怪しげな障子が!? 一体この中には何が隠されているのでしょうか。
佐藤社長の挨拶でプレス発表会がスタート。
「緊急告知」という声が響き渡ったかと思ったその刹那、黒子が登場し、「?」障子をオープン。すると、中から『CR伝説の巫女』が登場!
河津氏による機種説明では、滅多に見れないであろう、激アツの大当たり演出が紹介されました。
佐藤氏の手により選ばれた3名が、それぞれおみくじを引き、見事当たりを引いた人に「iPod touch」が!? 羨ましい限りです。
イートレックテイスト全開の演出群を堪能せよ!
 前述の通り、本機の演出は上下2つの液晶により展開する。メインとなるのは下部にある液晶なのだが、上部の液晶もリーチや予告時にカタカタと可動したり、障子に影が映し出されたり、と様々なアクションが発生する。リーチは境内リーチと開門リーチのどちらかから発展。お祭り系とバトル系に分かれており、そのほとんどにスーパーリーチが用意されている。リーチ直後、画面に「緊急告知」と表示されたら発展確定なので、見逃さないように。

 もちろん、見所はシャッター役モノだけではない。障子を自らの手で開放する「ボタン予告」で使用するPUSHボタン、そして連続演出時に光と色で期待度を示すLEDアクションも搭載されている。盤面全体でプレイヤーを魅了するつくりとなっているのだ。

 続いてモードについて説明しよう。搭載されているモードは「通常」の他に、内部確変の可能性がある「愚霊斗」、確変確定の「業火絢爛」、時短の「修行」の計4つ。「愚霊斗モード」と「修行モード」には、それぞれ専用の予告が用意されており、飽きの来ないように配慮されている。また、電チューから2ラウンド確変の抽選を行なわない上に、電チューから優先的に消化されるので、「業火絢爛モード」および、「修行モード」時の大当たりは15ラウンドの可能性が大。連チャンによって大量出玉が狙えるゲーム性といえるだろう。

 大当たりは、イートレックジャパンお得意の「ラウンドセレクトシステム」を採用している。かえで・虎次郎・天狐の3人の中から好きなキャラをボタンで選択し、選んだキャラによって大当たり中のBGM、確変確定告知が異なる仕組みだ。かえでラウンドはBGMが「もののけ音頭」で、告知は徐々に期待度がアップする「ステップアップ告知」。虎次郎ラウンドはBGMが「愛娘」で、告知はタコ次郎を倒せば確変となる「ランダム告知(一発告知)」。そして、天狐ラウンドBGMが「No.1」で、告知はトライアスロンで1着となれば確変となる「最終告知」だ。
通常時には様々な演出でプレイヤーを楽しませてくれる。かえでが上を見上げると、上のシャッターが可動しているので注目だ。また、かえでの後ろを村人たちが走り抜けたり、カットインが入ったりすれば大当たりへの期待度は急上昇!
上の液晶に御札の影が表示されると連続演出の「御札予告」だ。落ちてきた御札に書かれている言葉によって、その後の展開が変化するぞ。もちろん、続けば続くほどアツい。
リーチ後に下の画面に「緊急告知」と表示されるとリーチの発展が確定する。虎次郎の「我が娘が〜」の後のセリフによって、発展先が変化する模様。
「愚霊斗モード」は通常or潜伏確変となるモード。どちらに滞在しているかは外部からは判断できないようだ。また、このモードでは「スベリ予告」や「通行人予告」が、モード特有のモノになっている。
こちらは電チューサポートが付く確変確定の「業火絢爛モード」。間違っても捨てないように。
時短中はこちらの「修行モード」に移行。背景に登場するキャラや火山の動きに注目だ。
虎次郎が自慢の歌声を披露する「熱唱リーチ」。虎次郎の衣装の色がいつもと違っていたらチャンス! このリーチは発展系がないので、全ては虎次郎の歌にかかっているぞ。
村一番の美人を決める、その名も「美人コンテストリーチ」。ライバルたちの人数によって、大当たり信頼度が変化するぞ。
かえでが、大食い女郎妖怪・フタクチとまんじゅうの早食いバトルを行なう「早食いリーチ」では、まんじゅうの色によって信頼度が変化する。もちろん、かえでが勝てば大当たりとなる。
写真は「フタクチリーチ」でハズれた後、上の液晶に虎次郎が登場し、炎のかえでに変身したシーン。敗北しても発展があるので、最後まで諦めるな!
オカマ妖怪剣士・カマイタチと血で血を洗うバトルが勃発。この「カマイタチリーチ」では背景のお店や、かえでの持ち物が大当たりの鍵を握っているぞ。
愚霊斗の子分である「ちび愚霊斗」をなぎ倒せば大当たりとなる「チビグレリーチ」はチビグレの色に注目!
3人が力を合わせて宿敵・愚霊斗に立ち向かう「愚霊斗リーチ」。武器の種類や、お札の色がいつもと違えばアツい!
大当たりラウンド中は3人のキャラクターから1人を選択。選んだキャラによって確変告知演出が異なる仕組みだ。かえでラウンドの場合はダンサーの数がどんどん増えていき、画面いっぱいになれば確変確定! BGMは「もののけ音頭」だ。
虎次郎ラウンドでは、気分良く「愛娘」を歌う虎次郎の前にタコが現れ邪魔をする。タコに鉄拳を喰らわせ、見事撃退すれば確変となるぞ。
「No.1」が流れる天狐ラウンドを選択した場合は、もののけ村のトライアスロンに挑戦。最終ラウンドで見事、天狐が1着となれば確変だ。
注目展示会コンパニオン No.098
巫女装束にツンとした表情……我が息子が鬼となる!
後記
 佐藤社長は、かえでラウンドで流れる「もののけ音頭」がオススメとおっしゃってましたが、なかなかどうして他のサウンドもGOOD。自分は天狐ラウンドで流れる「No.1」がお気に入り。歌詞にある「決して振り向かず前を見つめろ」…シビれるじゃないですか。パチンコを打って負けた時、仕事で失敗した時、コンパで報われなかった時…、様々な挫折を味わった時に、この歌詞を口ずさみ、自分を鼓舞しようと思ってます。そして、いつかは自分がNo.1に…。

 さて、話は変わりまして、本機の導入日は来年の1月7日とのことです。主人公が巫女さんということもあり、1年のスタートに打つ機種としてはもってこい。2008年は、この『CR伝説の巫女』で打ち始めをしてみては如何でしょうか。多分、自分はそうします。
(C)TAIYO ELEC (C)E-TREK JAPAN