スパイキー パチってスロット
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スパイキー『パチってスロット』プレス試打会
新規参入第1弾は昔懐かしのパチンコ店がモチーフ!
2007年10月3日、東京・台東区のラ・ベルオーラムにて、新規参入メーカー・スパイキーの『パチってスロット』のプレス試打会が開催された。その名から分かるように、同社が業界投入第1弾マシンの題材に選択したのは「パチンコ」。パチスロでありながらパチンコも楽しめるという新感覚のゲーム性に、業界関係者の注目が集まる。
感動と楽しみを与えらる機種が誕生!
 プレス試打会は、株式会社スパイキー代表取締役社長・武田俊彦氏の挨拶でスタート。まず始めに「お客様に感動と楽しみを与えられる機械づくりをモットーとして開発を進めてきました」と開発理念を述べた後、本機について「業界全体で課題となっている『新規ユーザーの獲得』に貢献できる機種と自負しています」と完成度の高さをアピール。そして最後に「この『パチってスロット』の発売をスパイキーの新たな船出として、これからも発展に全力を上げて努力をいたします」と新規参入メーカーとしての意気込みをアツく語った。

 続いて登壇した、総販売元となる株式会社トレード代表取締役社長・石塚祥貴氏は「5号機元年の初めにプレス発表ができることを嬉しく思います。トレード、スパイキーともども、業界で何ができるだろうということを念頭において、これからも業界を盛り上げられる会社になっていこうと思っています」と力強く語った。

 そして株式会社スパイキー取締役・吉川豊貴氏によるスクリーンを使用しての実機紹介&機能説明がスタート。吉川氏によると「ライトユーザーや新規ユーザーも入門機として抵抗感なくプレイできる」とのことである。これからパチスロを始める人には持ってこいの機種と言えそうだ。
お馴染みラ・ベルオーラムが今回の会場。受け付けを済ませ奥へと進むと本機のパネルがお出迎え。そして会場内は…プレスがいっぱい。
製造元である株式会社スパイキー代表取締役社長・武田俊彦氏の挨拶でスタート。
株式会社トレード代表取締役社長・石塚祥貴氏。総販売元となった経緯についてなどが語られた。
布が取られ、スパイキー第1弾となるパチスロ機が披露された。
「目押し不要・コインロスなし・ボーナス時の技術介入なし・ボーナス確率の高さ」、この4つがビギナーでも楽しめる要素と語る株式会社スパイキー取締役・吉川豊貴氏。
両社長がガッチリ握手。その後、本機に登場するキャラクター・姪留芽衣の格好をした橋本純菜さん(左)と梅田英実さん(右)を交えてのフォトセッションに。
シンプルなゲーム性とノスタルジック漂う演出が融合!!
 「シンプルかつエキサイティングに勝負を堪能できる」とあって、本機は分かりやすいゲーム性に仕上がっている。ボーナスはBIGとREGのみで、RTなどの付加機能はない。また7絵柄が多く配置されているので、ボーナス当選後も目押しは不要。従ってコインロスもほぼない。

 ボーナスはリプレイによる同時抽選か単独抽選となっているが、メインとなるのは前者。リプレイは4種類あり、中でもレアリプレイとなる「GOOD LUCK」揃いは約35%でボーナスとなる。レアリプレイが成立した次ゲームは、リール右下に配置されたCHANCEランプが点灯し、プレイヤーの心をアツくさせる。演出が継続するほどボーナスの期待度大だ。

 演出はパチンコ店がベースとなっている。そこに様々なキャラクターが登場し、チャンスや小役を知らせてくれる。また、店内にあるパチンコ台にズームアップすると、それぞれの機種にあわせたリーチアクションが展開。パチンコ同様、絵柄が揃えばボーナス確定だ。この他にも通常時に液晶両脇に設置されている「のぼり旗」が動けばチャンス、激しく動けば激アツといったように、見た目でもアツさを知らせるポイントも。初心者から玄人まで誰もが楽しめるはずだ。
液晶の両サイドにある「のぼり旗」は飾りではなくチャンスを演出する役モノ。動きは2パターンあり、パタパタと動けばチャンス、バタバタバタと激しく動けば激アツとなるぞ!
レアリプレイが揃うと、次ゲームでリール右下にある「CHANCEランプ」が点灯。それと同時に連続演出に発展し、ボーナスをゲット!
通常時は様々なキャラクターが登場し、小役やチャンスを演出。画面は大勝蜂巣朗、25才。田舎では伝説の走り屋とのこと。
こちらは大学生アルバイトの姪留芽衣、20才。彼女の運んでくるものによって期待度が変化する!?
出玉をジェットカウンターに流し、出てきたレシートでその後の演出が変化する。トランプなら「TRAMP MASTER演出」、ドラゴンなら「DRAGON BEAT演出」に発展!
画面がモザイクがかれば「GHOST CASTLE演出」だ。森の愉快なモンスターたちが登場するパチンコ機となっており、死神が登場すればチャンス!?
海の魚たちが優雅に泳ぐ、横スクロールアクションの「CORAL REEF演出」。キャラが登場すれば信頼度はさらにアップ!
注目展示会コンパニオン No.089
メイド姿にSPIKY!! うちの社員とTRADEしませんか?
後記
 新規参入メーカーって、なんかいいですね。新入生や新社会人みたいで初々しい。そして発想も斬新! 今年は参入第1弾が多かったですが、どこのメーカーの機種を見ても、老舗メーカーではやらないようなことをガシガシやってきてます。1ライン、学習パチスロ、オリジナルホラー、美少女ゲーム…。こういった新しいことにチャレンジすることが、パチスロ業界を盛り上げて行ってくれるんでしょうね。

 スパイキーさんもその点は同じです。パチスロでありながらパチンコを楽しめてしまうという一粒で二度美味しい、なんとも贅沢な機種。演出も馴染みの深いものばかりなので、パチンコファンでも十分、いや十二分に楽しめるのではないでしょうか。次回の機種にも相当の期待が持てそうです。

 11月上旬から導入が始まるようなので、近所のホールにあったらぜひ一度お試しあれ。
(C)SPIKY