サンセイR&D CRまじかる☆タルるートくんSHR
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サンセイR&D『CRまじかる☆タルるートくん』プレス発表会
まじかる☆ふぁんたすてぃっく☆ぱちんこ!
 2008年1月8日、株式会社サンセイアールアンドディは、東京・台東区のラ・ベルオーラムにて、パチンコ新機種『CRまじかる☆タルるートくん』のプレス発表会を開催した。本機は機種名からもお分かりの通り、1988年から週刊少年ジャンプ(集英社)に連載され同誌の黄金期を支えた、巨匠・江川達也氏原作による大人気漫画とのタイアップ機である。新機種を発表する度に画期的なシステムを搭載させてくる同社だが、果たして今作の仕上がりは・・・!?
2つの画期的システムが新風を巻き起こす!
 プレス発表会は同社開発技術部 商品企画グループ グループリーダー・山下耕司氏の挨拶でスタート。氏によると本機の開発コンセプトは3点あるとのこと。1点目は原作とのタイアップだけでなく、盤面デザインや本機専用の書き下ろし画像など様々な面で江川達也氏に監修してもらったこと。2点目はジョグシャトルを活用した「FFS(フリーファインドシステム)」で、プレイヤーに新しいゲーム性を体感してもらいたいということ。3点目は業界初のホール支援システムである「マイホールエントリーシステム(設定によって登録されたホールの名前が液晶上に表示されるシステム)」を搭載したこと。これらの工夫によりプレイヤー側もホール側も現行の機種以上に興味を持つことは間違いないだろう。

 続いて同社開発技術部 商品企画グループ 企画担当・久野裕喜男氏が登場し、大型スクリーンを使った細やかな機種説明がなされた。その後、質疑応答を経て、最後に同社取締役営業本部長・遠藤晃氏が登場。正月らしい挨拶やシステムの補足説明がなされ、プレス発表会は幕を閉じた。
メイド服を着た可愛い女の子が「お帰りなさいませ、ご主人様♪」と笑顔で出迎えてくれました。今年はいい年になりそうです…
原作の知名度もさることながら、今年最初の発表会ということもあり、続々とプレス関係者が入場。
原作の強さだけに頼らず、斬新なシステムを搭載したとのこと。本機に対する自信の程が窺えました。
こちらは同社の東京ショールーム。こちらでは試打ができました。前作の『CRじゃりン子チエ』同様、外観から圧倒されます。
原作アニメの世界観を完全再現する演出と、飽きさせないゲーム性がてんこ盛り!
 ここからは東京支店ショールームにて敢行した最速試打の模様をお伝えしよう。本機の最大のウリはプレイヤー参加型の「FFS」。ジョグシャトルを使うことで、通常時に画面内を自由に探索できるのだ。また、カーソルをターゲットアイテムに合わせることでポイントを貯めることができ、このポイントでヒロインである河合伊代菜ちゃんのコスプレが変わるなど様々な特典が用意されている。

 もう1つの特徴としては「五大まじかるギミック」だ。5つの役モノがステップアップしたり、様々な場面で液晶演出と絡むので注目してみよう。その中でも液晶右側に設置されている「ソードペンまじっくん役モノ」が液晶前面に倒れれば、そのインパクトにプレイヤーの期待度も急上昇すること間違いなし!

 この他にも、業界初となる恋愛シミュレーションの要素を盛り込んだり、大当たりラウンド中に流れるBGMには歌手・矢井田瞳の「Look Back Again」「Buzzstyle」が使われるなど、随所に魅力的な要素が散りばめられているぞ!
ライバー・ミモラちゃん・タルるートくん・タルるートくんロゴ・ソードペンまじっくんの五大役モノがステップアップしていく予告。5つ目のソードペンまじっくん役モノまで発展すれば超激アツに!
カーソルを自由自在にプレイヤーが動かすことができる「FFS」。このようにたこ焼きなどのアイテムが出現すればジョグシャトルを連打することでポイントを貯めることができるぞ。
「1・2・3」などの順子目が停止し、絵柄に魔方陣が描かれる「まじ連予告」。続けば続くほどアツくなるぞ! 五大役モノが動いて期待度を盛り上げてくれる。
100パターン以上用意されている「ストーリー予告」やお馴染みの「会話予告」など、演出は数多く用意されている。女性キャラが横切る「女群予告」など、激アツパターンも多数存在。
「大魔法百科演出」からライバーが召喚され、大当たりを狙う。「雷来拳リーチ」ではダブルラインの方が期待度が高い。
ミモラちゃんが召喚されたら「あんまりですわリーチ」へ。ライバーをぶっ飛ばし、世界一周させて大当たりを狙う。ライバーが名古屋上空を経由すると激アツ!?
タルるートくん召喚で興奮は最高潮へ! 「追跡リーチ」では大当たり絵柄を持って逃げるライバーを追う。引力んを使って大当たりを引き寄せろ!
「あんまりですわリーチ」ハズレ後やタルるートくん召還後に発展する「たるるロボリーチ」。鉄板系を除くリーチアクションの中で最も信頼度が高いこの演出が出れば、大当たりはもう目の前!?
「1・4・7(伊代菜)」のチャンス目が停止すれば恋愛シミュレーション風の「伊代菜ちゃんリーチ」に発展。ジョグシャトルで口説き文句を選択し、見事伊代菜ちゃんのハートを射抜けば大当たり確定だ!
こちらは原作の名シーンをそのまま再現した「全回転リーチ」。本丸が病室で息を吹き返したとき、そこには大当たりが…原作好きなら涙無しには見れない感動のアクションだ。
注目展示会コンパニオン No.102
「見Hん」と「矢あほれたくん」がこの手にあれば…
後記
 ようやく出ましたね、江川達也氏とのタイアップ機。タルるートくんには当時少年ながらにもドキドキした覚えがあります。ぶっちゃけ登場人物の設定とか「ドラ●もん」にそっくりなんですけど、こう…グッと来るんです。この2大作品を忍者映画に例えるなら、ドラ●もんが「忍者ハットリくん」で、タルるートくんは「チアリーダー忍者」って感じでしょうか。あ、マニアックすぎますか…。

 また、江川達也氏とのタイアップは本機に留まることなく、今後も発表する方向にあるようです。もし次に発表されるなら「東京大学物語」ですよね。これはむしろ出してくれと声を大にして言いたい。しかも実写版で…。
(C)江川達也