ウィンネットテクノロジー メガラニカ
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ウィンネットテクノロジー『メガラニカ』プレス向け先行内覧会&独占試打レポート
ウィンネットテクノロジーが導き出した「Aタイプの解答」とは?
 2008年6月20日、WIN NET TECHNOLOGY株式会社は東京・台東区にある上野ターミナルホテルにて、パチスロ新機種『メガラニカ』のプレス向け先行内覧会を行った。5号機トップクラスの大量獲得機『MAX448』や、斬新なシステムのART機『ジ アマゾンロード』など、意欲作を数多く生み出してきた同社が掲げた新たなコンセプトはズバリ「WIN NET TECHNOLOGYが贈る、Aタイプの解答」。個性派メーカーが導き出したその内容に迫っていこう。
「至高のAタイプ」に立ち向かう「究極のAタイプ」
 開演すると、まずはWIN NET TECHNOLOGY株式会社代表取締役・原田宏一氏が登壇。原田氏はAタイプ市場がほぼ1機種独占となっている現状に触れ、「シェアの大部分を占める至高のAタイプに対抗すべく、幅広い客層に楽しんでもらえる究極のAタイプを目指して開発した」と、本機にかける意気込みを熱く語ってくれた。その後、実機のお披露目を挟んでから、同社取締役開発本部長・下永大氏によるゲーム性・演出の解説、同社営業本部営業戦略部部長・加藤明夫氏による本機の販売戦略の説明を経て、内覧会は終了となった。
会場となった上野ターミナルホテルにプレス関係者が集まる中、今回は社長自らが登場。「至高のAタイプ」に挑戦状を叩きつけた。
左から、WIN NET TECHNOLOGY株式会社代表取締役・原田宏一氏、同社取締役開発本部長・下永大氏、同社営業本部営業戦略部部長・加藤明夫氏。
「究極のAタイプ」の全貌に迫る!
 さて、ここからは内覧会で判明した『メガラニカ』の具体的な中身についてお伝えしていこう。筐体を見てまず目を引かれるのは巨大なリールと絵柄。本機は各リール13コマの1ライン機で、ボーナス絵柄以外はあえて視認しにくくデザインされている。通常時・ボーナス中ともに取りこぼす小役が存在しないため、ボーナスを揃える時のみ目押しを行なえばいい。通常時は液晶演出に集中してプレイすればOKだ。

 続いてゲーム性だが、既に何度も「Aタイプ」とお伝えした通り、本機はボーナスのみで出玉を増やしていくタイプの機種。気になるボーナスの種類は純増336枚のBIG、同100枚のREG、同100枚or150枚or200枚のMEGA GAME(MG)の3種類となっている。REGは1日に2回出現する程度の確率となっている為、ボーナスの多くはBIGかMGだ。

 BIG及びREGフラグはリプレイ・特殊リプレイとの重複当選がメインとなっており、成立後はリプレイ確率がアップするため、リプレイの連続はボーナスチャンス。一方のMGは単独当選がメインなのだが、絵柄の特性上いつ入賞したか判別しづらく、入賞後も数ゲーム間は告知されないため、見た目上はベルが突然連続し始めるように見える。ベル連続時のMG突入期待度は2連で約30%、3連で約80%程となっているため、ベルの連続入賞時はこちらに期待だ。

 そして本機で最も特筆すべきはその合成確率で、設定1でも172.5分の1、設定6に至っては146.3分の1という軽さを誇る。加えて、ボーナスの比率もBIG:その他のボーナスが1:0.8とBIG偏向になっているため、連チャン性能及び出玉の増加スピードは現行Aタイプの中でも最高クラスと言えよう。

 ちなみに、タイトルになっている「メガラニカ」は南半球に位置すると考えられていた伝説上の巨大大陸の名前。詳細についてはWikipediaを参考されたし。
▲1リール13コマ・1ライン仕様が目を引く。引き込みコマ数は2コマとの事。
リールの停止と連動して液晶上の絵柄が変動。奇数絵柄が3つ並べばBIGorREG確定となる。「659(牢獄)」「525(好都合)」など語呂合わせのリーチ目が多数用意されており、通常時を飽きさせない。また、完全に揃わなくてもテンパイすればチャンス。4ゲーム連続でテンパイすれば確定だ。なお、本機は5.1号機となっており、2パターンのフリーズ演出を搭載。リールがフリーズしたまま液晶の絵柄が連続して変動すれば超激アツ、全回転ならBIGorREG確定となる。
レバーON時には泡や稲妻、火柱など様々なものが出現してチャンスを告知してくれる。テンパイ時に魚群が出現すれば勿論ハイチャンスだ。
液晶上を通過する様々な魚にも注目。種類によってボーナス期待度が変化する。また、パトライトがついたサメやアンコウが出現する場合も。サメ・アンコウと言えばホールのイベント札などでも見かける魚だが、果たしてこの意味は…!?
沈没船背景の「メガゾーン」は数回転に渡って継続する連続演出。最終的に液晶上でガイコツ船長と主人公の王女・ジュディーがはげしくフラッシュすればチャンスで、ジュディーが選択されればボーナス確定だ。
こちらはレバーON時にジュディーが出現し、その後の展開を示唆してくれる「王女予告」。期待していいアクションだ。
スーパーリーチはプレイヤー参加型。上記「ドデカ絵柄リーチ」ではMAX BETを連打することによって中央の絵柄が大きくなる。大きさによってボーナス期待度が変化するぞ。
「絵柄変化リーチ」は絵柄がどのシンボルに変化するかによってボーナス期待度が変化。王冠に変わればアツい。
こちらはハズレ絵柄を爆破してボーナスを狙う「絵柄爆破リーチ」。選択できる武器の種類に注目だ。
「シャッターリーチ」はその名の通りシャッターが完全に開けばボーナス確定となる。表示される文字が「ウルトラリーチ」「ちょーりーち」に変化すればアツい。
液晶上にMAX BET絵柄が停止した場合は「BET CHANCE」に移行。パネルを開いて絵柄が一直線に並ぶかジュディーの顔が完成すればボーナスだ。
フリーズを伴う全回転「メガリーチフリーズ」はビッグバンを思わせる圧巻のアクションが展開する。目を回さないよう注意。
特定の条件を満たすと、BIG中にホルスト「惑星」より「木星(ジュピター)」、ヨハン・シュトラウス「美しく青きドナウ」、ベートーベン「運命」のメガラニカ・リミックス・バージョンが流れ、プレイヤーを祝福してくれる。
MGの入賞は視認しにくく、液晶上でも告知されないため、プレイヤーから見るとベルの連続入賞から突入したように見える。
MGの純増枚数は100枚or150枚or200枚。消化中の演出は通常時と似ており、液晶上で絵柄が変動する。100枚獲得するまでに1回でも3つの絵柄が揃えば第1ステージクリア、150枚獲得までに再度揃えば第2ステージクリアとなる仕組みだ。