Sammy パチスロあしたのジョー
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京楽×Sammy 『CRびっくりぱちんこあしたのジョー』『パチスロあしたのジョー』特別合同展示会
業界の流れを覆す最強コラボマシン、遂に完成!
 2009年12月10日、京楽産業.株式会社とサミー株式会社は、東京・墨田区横綱にある両国国技館にて、京楽の新機種『CRびっくりぱちんこあしたのジョー』およびSammyの新機種『パチスロあしたのジョー』の特別合同展示会を開催した。さる10月27日の合同プロジェクト発表会で発売が発表されるも、具体的な中身が謎に包まれていた両機種。今回は遂にその全貌が明らかになるとあって、会場には多くの業界関係者が訪れ、大変な盛り上がりを見せていた。では早速、会場の模様と新機種2タイトルの気になる中身についてお伝えしていこう。
カレーとライスの組み合わせに次ぐ超強力タッグ!?
 今回の会場となったのは東京・墨田区にある両国国技館。開場時間前から多くの業界関係者が列を作り、注目度の高さを印象づける幕開けとなった。試打と平行して行なわれたステージはバッファロー吾郎の2人によるリングアナウンスで開幕し、続いて原作の大ファンであるという千原ジュニアさんが登場。「(あしたのジョーは)僕の人生の中で一番読み返した漫画」「自分を登場人物に例えるなら権藤」「テレビの企画でボクシングを始めたんですけど、『あしたのジョー』の影響も絶対あると思います」と原作への思い入れを熱く語った。

 また、続いては京楽の展示会ではお馴染みの椿鬼奴さん&ケンドーコバヤシさん、さらにSammyの展示会ではお馴染みの安藤沙耶香さんが登場。ケンドーコバヤシさんは2社のコラボレーションについて「カレーとライスが合体して以来の衝撃」と絶賛し、ステージを盛り上げた。そして最後は両機種のイベントキャンペーンを展開するコンパニオンチーム「クロスカウン隊」が登場したのだが、その中には何故か南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代さんの姿が。自前のグローブと胸元の開いたコスチュームを身につけ新機種をPRするも、周囲からは「お前だけ帰れ」とツッコミを受けていた。
会場となったのは両国国技館。中央にはボクシングのリングが設置され、コーナーに両機種が展示された。
コンパニオンはガウンを羽織ったボクサーコスチュームで来場者をお出迎え。会場中に笑顔を振りまいた。
試打機は常時満席で、注目度の高さを印象づけた。
会場内には両社の人気オリジナルキャラクターの姿も。
巨大スクリーンでプロモーションVTRが上映され、2機種の気になるゲーム性が明らかに。
ゲストステージにまず登場したのはバッファロー吾郎の2人(写真左)。次いで登場した千原ジュニアさん(写真右)は原作の魅力をアツく語った。
左から、椿鬼奴さん、ケンドーコバヤシさん、安藤沙耶香さん。両社の展示会ではお馴染みの顔ぶれが、ステージで顔を合わせた。
イベントキャンペーンを務める「クロスカウン隊」が登場…と思いきや、最後尾には南海キャンディーズ・山崎静代さんの姿が。
最後は「あしたのジョーを打つべし!」の掛け声でトークが終了。恒例のフォトセッションを経てステージは幕を下ろした。
京楽の新シリーズ「びっくりぱちんこ」第1弾!
 まずは、パチンコ版である京楽の『CRびっくりぱちんこあしたのジョー』から紹介しよう。本機は、大当たり確率319.6分の1というミドルスペック機でありながら、全ての大当たり後に100%確変に突入するST機。確変は54回転までで、大当たり後の50回転は電チューサポートが発生する「ジョー激闘モード」に突入。この間はライバルとバトルを繰り広げ、ジョーが勝利すれば大当たりとなる。50回転で大当たりを引けなかった場合は、電チューサポートの発生しない4回転の確変状態「立つんだジョーチャレンジ」に突入。ボタンプッシュで4種類のカード絵柄を全て揃えられれば大当たりとなる。確変継続率は約79%と、ミドルスペック機でありながらMAXスペック並みの破壊力を秘めているのだ。なお、アタッカーおよびスルーや電チューが全て盤面右側に配置されており、大当たり中や確変中は右打ちでスピーディに消化することができるぞ。

 演出面では5つの役モノに注目だ。液晶の上に配置されている「タイトルギミック」は落下するほどチャンスとなるステップアップ予告の役割を果たし、最終段階のステップ4まで到達すれば大チャンスとなる役モノ。その際にタイトル文字が赤く染まっていれば信頼度50%オーバーと激アツだ。「段平ギミック」はリーチハズレ後などに液晶左下に出現する可能性がある役モノで、作動すれば高確期待度30%オーバーの「段平モード」に突入となる。液晶上に配置された「ゴングギミック」は激アツの「VSリーチ」発展を告げる役モノで、出現すれば信頼度30%オーバーとなるぞ。「力石アッパーギミック」は「力石絵柄」が揃えば液晶下から飛び出してくるグローブ型の役モノで、作動すれば最大4回転継続する「力石幻影ゾーン」に突入し、保留での大当たりの期待大となる。「ストレートギミック」は液晶右のジョーが右ストレートを繰り出す役モノで「泪橋予告」後が発生のチャンス。信頼度は背景が青なら30%オーバーで、赤なら50%オーバーと激アツだ。リーチアクションは主にジョーのライバルである「ハリマオ」「金」「カーロス」「ホセ」の4人で展開。4人のいずれかが絵柄と格闘するライバル系リーチや彼らとのリング外のストーリーで展開するストーリー系リーチの信頼度は高くないが、彼らと試合を繰り広げる「VSリーチ」になれば大当たりの大チャンスとなる。なお、VSリーチは対戦相手が力石なら超激アツとなる。また、力石は信頼度50%オーバーの激アツリーチ「力石少年院決戦リーチ」などにも採用されており、登場すれば大チャンスのキャラクターになっているぞ。
アタッカーと電チューは盤面右側に配置されているので大当たり中および「ジョー激闘モード」中は右打ちで消化すればOK。「立つんだジョーチャレンジ」が終了して指示が出た場合はハンドルを戻そう。
役モノは「タイトルギミック」「段平ギミック」「ゴングギミック」「力石アッパーギミック」「ストレートギミック」の5種類。いずれも可動すれば信頼度が大幅にアップする。中でもジョーが液晶に向かって右ストレートを繰り出すストレートギミックが可動すればアツい。
通常は「下町モード」を舞台に展開。段平ギミックが作動して突入する「段平特訓モード」は高確期待度30%を越えるモードだ。「力石幻影ゾーン」は先読みを利用したモードで、突入すれば保留での大当たりの大チャンスとなる。「ジョー激闘モード」は大当たり後に突入する50回転の確変モードで電チューサポートが発生。ジョー激闘モード終了後に突入する「立つんだジョーチャレンジ」も確変モードだが、こちらは電チューサポートが発生しない。
京楽機種でお馴染みのゼブラ柄は本機においても激アツ。出現時の信頼度はいずれも50%を超えるぞ。
ハガキが降れば降るほど信頼度がアップする「あしたのために連続予告」。「その三」まで発展すれば信頼度は30%オーバーとなる。
「群予告」には「子供群」「ブタ群」「ジョー群」「力石群」の4種類が存在。出現したキャラによって信頼度が変化し、子供群なら30%オーバー、ブタ群&ジョー群なら50%オーバーの信頼度となる。力石群なら大当たり確定か!?
リーチ後に発生する可能性のある「泪橋予告」は、泪橋の向こうにいるキャラに注目。段平なら「リングロード演出」へ、力石なら「力石少年院決戦リーチ」へ発展する。
決戦の舞台へ向かうジョーと段平を描いた「リングロード演出」は、発生した時点で「VSリーチ」への発展が確定する激アツ演出。その後、どのライバルと対戦するかに注目しよう。
世界王者・ホセにまつわる物語が展開する「ホセストーリーリーチ」。ルーレットの絵柄が揃えば段平ギミックorゴングギミックが発動する。
ジョーがライバルたちと熱き戦いを繰り広げる「VSリーチ」は、「VSハリマオ」「VS金」「VSカーロス」「VSホセ」「VS力石」の全5種類が用意されている。リーチ開始時に15Rから始まれば信頼度大幅アップだ。
こちらは本機最強の信頼度を誇る「力石少年院決戦リーチ」。チャンスボタンをプッシュしてクロスカウンターを決めることができれば大当たりだ。信頼度は50%オーバーとなっているぞ。

(C)高森朝雄・ちばてつや/講談社・虫プロ・TMS