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西陣『CRキャッツアイ』プレス発表会
神出鬼没の女怪盗団の次なるターゲットはパチンコ!?
 2006年12月14日、株式会社西陣は東京・千代田区の赤坂プリンスホテルにて、同社の新機種『CRキャッツアイ』のプレス発表会を行なった。「キャッツアイ」は人気漫画家・北条司氏の代表作で、アニメ、小説、実写映画など、様々なメディア展開がなされている大人気作品だ。パチンコ業界の老舗・西陣がこの大ヒット漫画をどのように仕上げるのか、業界関係者達から熱い注目を集めた。

 また当日は、12月14日〜17日にかけてロシア・サンクトペテルブルクにて行なわれる「ISU(国際スケート連盟)フィギュアスケート グランプリファイナル 公式スポンサー発表会」「西陣 遊べるパチンコキャンペーン実施報告」が同時に行なわれるということもあり、プレス関係者が殺到。立ち見が出るほどであった。
北条氏の監修によりファンの期待を裏切らない仕上がりに
 まず大型スクリーンで企業CMが上映された後、同社代表取締役・沖真人氏の挨拶で発表会はスタート。続いて同社の取締役経営企画室長・石井敏行氏から「ISU フィギュアスケート グランプリファイナル」のスポンサー会見と「遊べるパチンコキャンペーン」の報告がなされた。

 公式スポンサーに至った経緯について石井氏は、「強い日本の競技をバックアップしたい」「氷上の華であるフィギュアスケートをバックアップすることで、花満開以来同社のイメージとなっている花をよりアピールするため」などとコメント。そしてパチンコキャンペーンについては東京、名古屋、大阪の3ヶ所で実施した結果、いずれの会場も1時間待ちが出るほどで、ファン層の拡大を実感できたと報告。現在キャンペーン第2弾を検討していることも明かした。
 
 その後、ソフィア研究開発部長・清水要一氏によるスクリーンを使っての新機種説明に移行。北条氏との間に「原作のイメージを崩さない」という約束があったため、瞳フィギュアを何度も作り直したとの秘話も。ただその結果、ファンの期待を裏切らない出来になっていると完成度の高さに自信を覗かせていた。

 そして質疑応答の後には、スペシャルゲストとして同作の主題歌「キャッツアイ」を歌う歌手の刀根麻理子さんが登場し、キャッツアイの映像に合わせて歌声を響かせた。
会場入り口には北条氏から届いた花が飾ってあった。会見にはそうそうたる顔ぶれが並んだ。公式スポンサー会見を同時に行なうということもあり注目度も非常に高く、多くの関係者が列席した。
沖氏は「業界全体のことを考えながら、イメージアップを図る」と語った。
石井氏により協賛に至った経緯、パチンコキャンペーンの結果などが発表。
スクリーンを使っての機種説明が清水氏によって行なわれた。
同社取締役・近藤修一氏によると販売目標台数は3万台とのこと。
プライベートでパチンコを打つことがあるという刀根さん。「自分の歌がどんな風に流れるのか楽しみ」と語った。
大当たり中にも使用されているアニメの主題歌「キャッツアイ」を熱唱。目の前で聴けるとは…感激です。
状況に応じてスペックをチョイス可能!
 発表会終了後、上野にある同社のショールームで実機を試打した。突然動き出す瞳フィギュアやストーリーを忠実に再現した演出など見所が満載だ。
 
 本機種最大のウリとなっているのが「キャッツボーナス」である。この「キャッツボーナス」は、チャンス目(3・5・7)停止で発生する「キャッツゲーム」をクリアすることで突入する。役割は通常の確変と似ていて、出玉の多い確変と少ない確変のどちらかが当たる仕組みなのだが、従来機と若干異なる点がある。それはどちらの確変も出玉が得られるということだ。

 従来機では突然確変(2R確変)になった場合、アタッカーが一瞬しか開かないため、出玉を増やすことはほぼ不可能だった。しかし、本機種の「キャッツボーナス」は最低でも4R×9Cとなっているため、確実に出玉を増やすことができる。もちろん4Rから15Rに昇格することもあるので、4Rの「キャッツボーナス」だったとしても、絶えず大量出玉の期待を持ちながらプレイできるようになっている。

 さらに、今回は6種類のスペックを同時に発表。通常のミドルタイプ、MAXタイプの他に、大当たり確率が50分の1から150分の1の範囲に4つのスペックをラインナップ。ホール、打ち手のどちら側のニーズにも配慮した結果といえるだろう。
(※キャッツボーナスはスペックによって仕様が異なります)
新感覚の「キャッツボーナス」とは一体どのようなものなのか? それを見極めようと多くのプレス関係者がショールームを訪れました。人の打っている台を覗き込む姿もチラホラ。
盤面左からカード型の役モノが出現すればチャンス到来。カードに登場するキャラクターやメッセージによって期待度が変化する。見逃さないように注意しよう。
予告やリーチ時に盤面右にある瞳フィギュアが可動すれば信頼度大幅アップ! それにしてもよくできてますね。お尻のラインが絶妙です。
写真は愛がハズレ絵柄を破壊する「マシンガンリーチ」です。オレンジのレオタードが艶かしい。
こちらは渚がカードで絵柄を切り裂いていく「カード切り裂きリーチ」。信頼できそうです。
瞳の「ビル侵入リーチ」では、リーチ途中に風船が出現し、中から絵柄が出ればダブルリーチに発展。
注目展示会コンパニオン No.027
ショールームで発見した美女を激写。ただちょっと寒そうです…。
後記
 本機種の一番の魅力といったら、やはり「キャッツボーナス」でしょう。MAXタイプやミドルタイプで大当たりを引いたのに突然確変で出玉なし。確変連チャンしたのにまたもや突然確変で出玉が増えず、イライラだけが募っていく…。そんな体験をしたことがある人も少なくはないと思います。ですが、本機種ではそんなことがない。嬉しいじゃないですか。

 それに様々なスペックがあるというのも◎です。お金がない時、じっくりと腰を据えて打ちたい時など、状況に応じて打ち分けることができますからね。気になるホール導入予定日は2007年の1月22日とのこと。今から楽しみですね。
(C)北条 司/NSP 1981 版権許諾証 GE-216
◇ 関連機種情報 ◇
     CRキャッツアイ(西陣)   
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