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KPE『パチスロあっぱれ応援団』『トレジャーパイレーツ』記者発表会
KPEのパチスロ参入第2弾&第3弾が遂に登場!
 2007年1月31日、KPE株式会社は東京・港区のグランドハイアット東京にて、業界参入第2弾となる新機種『パチスロあっぱれ応援団』ならびに第3弾となる『トレジャーパイレーツ』の記者発表会を開催した。『パチスロあっぱれ応援団』は、その名が示す通りパチンコ機『CRあっぱれ応援団』シリーズのパチスロ版。そして『トレジャーパイレーツ』は業界初の新機構「デュアルリンクスクリーン」を搭載した従来にない仕様のパチスロ機。会場には話題の新機種を一目見ようと、多くのプレス関係者、業界関係者が来場した。
5号機シーンを盛り上げる新機構に注目!
 記者発表会は同社代表取締役社長・木戸秀二氏の挨拶からスタート。「KPEは参入後まだ1機種しかリリースしておらず、メーカーとしてはあまり認知されていないのが現状」としながらも、「今回の機種でKPEの名が知れ渡ればと思う」と続け、新機種への自信を覗かせた。

 続いて登壇した同社第2営業グループ統括マネージャー・近藤洋介氏は、ステージ上の大型モニターを使って新機種の性能やゲーム性を紹介。「トレジャーパイレーツ」に採用されている新機構「デュアルリンクスクリーン」に話が及ぶと、記者席からも感嘆の声が漏れた。
今回の会場は、もはやお馴染みとなったグランドハイアット東京。受付の女性達に元気を貰って会場入りすると、記者席には既に多くのプレス関係者が。
ステージ上では、代表取締役社長・木戸秀二氏の挨拶、KPE第2営業グループ統括マネージャー・近藤洋介氏によるプレゼンテーションが行なわれた。
連チャン率50%OVERのロングRTがアツい!
 それでは会場で判明した『パチスロあっぱれ応援団』の特徴についてお伝えしよう。

 本機は小役同時抽選とRT、さらにリプパンハズシを採用した、5号機の王道を行く仕様のマシンである。ボーナスは赤7BIG、青7BIG、ボーナスゲームの3種類で、赤7BIGと青7BIGの終了後は最大50ゲームのRT「あっぱれタイム」に突入する。そして、あっぱれタイム中に液晶画面に砂嵐が走り、ブラックアウトすれば大チャンス。次ゲームから最大150ゲームのロングRT「超あっぱれタイム」に突入する仕組みなのだ。

 超あっぱれタイム中の連チャン率は50%以上と高く、150ゲーム消化で約90枚の純増が見込める。しかも、途中ボーナスが成立してもRTはパンクしないので、RT中の増加分は全て取り切ることが可能だ。ただし、注意しなければいけないことが1点だけある。RT中の液晶画面に爆弾が出現した時、2枚役の黒チェリーを入賞させるとRTがパンクしてしまうのだ。爆弾出現時は右リールに赤7を狙い、黒チェリーを入賞させないよう注意して欲しい。
通常時に滞在するステージは「教室ステージ」「校庭ステージ」の2種類。小役ナビ・チャンスナビのバリエーションは非常に多彩で、プレイヤーを飽きさせない作りになっている。
連続演出に発展すればボーナスのチャンス。液晶上の細かい変化によって信頼度が変化する上、鉄板パターンも用意されているので、隅々まで見逃さないようにしよう。
2種類のチェリー(右リール停止で入賞)は同時抽選役。赤7対応の赤チェリーは14分の1でボーナス、青7対応の黒チェリーは7分の1でボーナスとなっている。
ボーナス中のBGMは2曲。通常時は応援団員達の演奏による男気溢れるビートパンク、連チャン時は本機のヒロイン・あすかをモチーフにしたポップな楽曲が楽しめる。
赤7BIG、青7BIG後は50ゲームのRT「あっぱれタイム」に突入する。同時抽選役のナビや連続演出を示唆するキャラクターが出現すれば連チャンのチャンスだ。
画面がブラックアウトし、右下に「超あっぱれタイム準備中…」の文字が出現すれば大チャンス。50%以上もの確率で連チャンが期待できる150ゲームのロングRT「超あっぱれタイム」に突入だ。
業界初の新機構「デュアルリンクスクリーン」とは!?
 続いて「トレジャーパイレーツ」についてだが、こちらはボーナス合成確率約200分の1(中間設定域)という遊びやすいスペックが特徴。ボーナスはスーパーBIG(赤7揃い)・BIG(青7揃い)の2種類で、払い出し枚数は共に253枚以上(純増枚数は約174枚)となっており、スーパーBIG後には100ゲーム、BIG後には50ゲームのRTが付く。また、スイカ・チェリー・リプレイ成立時はボーナスも同時成立している可能性があり、スイカ成立時は約4分の1、チェリー成立時は約8分の1でボーナスが期待できる仕様だ。

 …と、スペックだけを見ると、5号機としては非常にオーソドックスな仕上がりなのだが、本機最大の魅力は別の所にある。冒頭でもお伝えした「デュアルリンクスクリーン」がそれだ。「2枚の連動する画面」と訳せる通り、本機には2枚の液晶画面が搭載されており、従来にない迫力と臨場感を演出しているのである。

 1枚目の液晶は筐体上部のやや奥まった場所に配置、そして2枚目の液晶はその手前部分に配置されており、2枚目は透過液晶という仕様になっている。これにより、「背景は奥でキャラクターは手前」「背景とキャラクターは奥で文字だけ手前」といった立体的な表現が可能となったのだ。
通常時の液晶画面では海賊団一行の冒険活劇が展開。ステージは「海上」「宝島」「アジト」「嵐」の4種類となっており、ステージによって演出のパターンや出現率が変化する。
1回のボーナスで獲得できるコインは約174枚。なお、左写真の場合、キャラと背景は奥の液晶、「BONUS!」の文字は手前の液晶にそれぞれ表示されています。
写真はRT中の画面。終了間際にガイコツ船長を倒せばもちろん連チャン確定だ。RT中はコインが微増する仕様なので、途中でボーナスを察知しても揃えずに完走させよう。
注目展示会コンパニオン No.33
貴女が応援してくれるから今日も生きていけます。
後記
 いやぁ、ヤバいっすわ。「トレジャーパイレーツ」に採用された「デュアルリンクスクリーン」。コレはヤバすぎます。「液晶の手前に透過液晶がある」と言葉にしてしまうと、たいしたことがないように思えるかもしれませんが、実機を目の前にすれば、誰もが驚くはずです。

 個人的にお気に入りなのは、通常時の「宝島ステージ」とRT中の画面でしょうか。主人公たちが密林の中を奥から手前へと歩いてくる訳ですが、ちゃんと主人公たちの歩調に併せて手前(透過液晶部分)の草木が遠ざかっていくんですよね。10年前の自分に見せたら腰を抜かすんじゃないかと思えるほどの臨場感でした。

 何にせよ、言葉や写真では、これ以上伝えようがありません。「デュアルリンクスクリーン」の衝撃は、ホールで実機を打って体感してください。
(C)2006 KPE
(C)2007 KPE
◇ 関連機種情報 ◇
     パチスロあっぱれ応援団    トレジャーパイレーツ   
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