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京楽『CRぱちんこ歌舞伎剣』メディア内覧会
京楽×甘デジ×バトルタイプ=!?
 2007年2月23日、京楽産業.株式会社は東京・千代田区にある同社東京ショールームにて、新機種『CRぱちんこ歌舞伎剣(かぶきソード)』のメディア向け内覧会を行なった。ここ数年、ミドルタイプやMAXタイプを中心にヒット作を連発している同社だが、この『CRぱちんこ歌舞伎剣』は『CRぱちんこチェッカーズ』以来となる久しぶりの甘デジタイプだ。押しも押されぬヒットメーカー・京楽は一体どのようなゲーム性に仕上げてきたのだろうか。
甘デジながら連チャン率は約80%!
 では早速、ゲーム性についてお伝えしよう。前述の通り、本機は大当たり確率97.67分の1の甘デジタイプ。確変突入率は79%と非常に高く設定されており、大当たり全体の1%が15ラウンド、58%が7ラウンド、20%が突確、残り21%の通常大当たりは全て突時という振り分けになっている。そして、突時以外の大当たり終了後は必ず「歌舞伎バトルモード」に突入する。

 この「歌舞伎バトルモード」は、主人公・右近と、その宿敵・景清がバトルを繰り広げるという演出。どちらが先に仕掛けるか、どんな技を出すかによってその後の展開が決まるというもので、最終的に右近が勝てば大当たり、負けてしまうと「景清城モード」に移行する仕組みになっている。また、攻撃が強ければ強いほど15ラウンド大当たりの期待度がアップしたり、敗北しても味方である左近が登場して復活するなど様々な要素が盛り込まれているので、大当たり終了後は2人の動きに釘付けとなることだろう。

 「歌舞伎バトルモード」で敗北を喫した場合や、通常時に全ての絵柄が消灯した場合に突入する「景清城モード」は、突入した時点で確変or時短のいずれかが確定する激アツモードとなっている。突確の場合は10回転消化後も電チューサポートが続く確変状態、逆に時短の場合は10回転消化後、通常モードに移行するという案配だ。「景清城モード」中は右近が景清を探し徘徊する演出に変わる。途中でアイテムが出現したり落とし穴があったりと展開は様々。最終的に景清を見つけることができれば大当たりとなるのだが、途中でゲットしたアイテムなどによって大当たりへの期待度が変化するので、プレイヤーは何度打っても飽きずに楽しむことができるはずだ。
ショールームの入り口では、唐傘や江戸凧など歌舞伎を思わせるアイテムが展示中。休憩スペースに置かれた「歌舞伎揚」を頂き、いざ試打開始。
京楽マシンではお馴じみとなった役モノのギミックは本機においても健在。激アツの疑似連続予告も勿論搭載されているぞ。
ステップアップ予告は全5段階。黒子ならぬ赤子(?)やゼブラ子(?)が出ればアツい!!
ボタンを押してメッセージを表示させるプレイヤー参加型予告も搭載。巻物の大きさにも注目だ。
写真はスーパーリーチの1つ「助六リーチ」。SPパターン「助六見得リーチ」に発展すれば信頼度大幅アップ!
張り手でハズレ絵柄を破壊する「五郎リーチ」。ハズれても足下の徳利が倒れればSPパターンに発展だ。
突入した時点で確変or時短が確定する「景清城モード」。10回転以内に宿敵・景清を探し出せば大当たりとなる。途中で出現するアイテムやキャラクター、襖の柄などによって展開は様々に変化するぞ。
確変大当たり終了後は「歌舞伎バトルモード」に突入。従来のバトル演出と同じく、主人公の右近が先に攻撃を繰り出せば、その時点で連チャン確定となる。景清が先に仕掛けても、右近が避けて反撃するパターンや、攻撃を受けてから復活するパターンが用意されているので、最後まで諦めるな!
注目展示会コンパニオン No.041
この美しさも京楽クオリティ!?
後記
 いやー、相変わらずやってくれますね、京楽。役モノの動きや可動するタイミング、ステップアップ予告のパターンやデフォルメキャラのデザイン、「○○モード突入」という文字の書体や出現の仕方に至るまで、全てが一目見ただけで「あ、京楽」と分かるのだから凄い。しかも演出面のみならず、スペックやゲーム性も京楽ならではのオリジナリティ溢れる仕上がりになっているから驚かされます。歌舞伎がモチーフでありながら堅苦しい印象が全く無いのも、トップメーカーの成せる業かもしれませんね。

 そんな京楽クオリティ溢れる本機のデビューは、3月19日から。本格的な春が訪れる前に、全国各地のホールで行なわれる「顔見世公演」を楽しんじゃいましょう。
◇ 関連機種情報 ◇
     CRぱちんこ歌舞伎剣   
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