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タイアップストーリー 第2回「アタックNo.1」
概要
 「アタックNo.1」は1968年から1972年の4年間、「週刊マーガレット」で連載された浦野千賀子原作のスポ根漫画である。「サインはV!」と同時期に連載していたことから、2大バレーボール漫画として認知している人も多く、また、放送当時の日本女子バレーボールチーム”東洋の魔女”の人気と共に国民的話題作となった。「巨人の星」と同じ制作会社なので、脇役や音楽などが共通しているという。

 1969年からはフジテレビ系列でアニメ版の放映が開始され、1971年11月28日まで全104話を放送。平均視聴率19.9%・最高27.1%、さらには主題歌に出てくる「だけど涙が出ちゃう、女の子だもん…」のセリフが流行し、レコードの売上も70万枚を記録した。

 2004年11月からは、リメイク版の「新・アタックNo.1」(小沢花音作画)が「マーガレット」にて連載。この作品はテレビアニメ化され、2005年4月からはテレビ朝日系でドラマ化(上戸彩主演)もなされた。
ストーリー
 ストーリーは勉強もスポーツも万能の主人公・鮎原こずえが、東京の明宝学園から富士見学園に転校してくる所から始まる。明宝学園時代、バレー部でエースだったこずえは、富士見学園の不良たちと共にバレー部と勝負し、見事勝利を収める。これをきっかけに、こずえたちは富士見学園のバレー部に入部。そして、さまざまなライバル校とアツい勝負を繰り広げることとなるのだ。

 と、ここで、チームメイトでありこずえのライバルでもある早川みどりについて説明しておこう。彼女は金持ちのお嬢様。小学校時代に京都に転校したのち、再び富士見学園に戻ってきたのだ。バレーの実力はかなりのものだが、わがままな性格からかキャプテンのこずえを陥れたり、ワンマンプレイでチームに迷惑をかけたりと、やりたい放題。しかし、敗戦を機にチームワークの重要性を知り、また本郷コーチとの出会いによってチームは着実に成長。そして全国大会では、回転レシーブの名手・垣之内良子率いる福岡中学との壮絶な決勝戦の末、見事優勝を遂げたのである。

 その後、世界ジュニアバレーボール選手権の日本チームの一員に選ばれたこずえやみどり、垣之内たちは、猪野熊コーチの元で猛特訓し、世界の強豪が待つニューヨークへと乗りこんだ。この大会最強の敵が、半回転スパイクのシェレーニナと殺人スパイクのボルチンスカヤがいるソ連。アメリカや韓国との協力を得て対策を練った全日本は、ソ連の堅いブロックを打ち破り、世界一に輝いた。
キャラ紹介
 
鮎原こずえ

気が強く負けず嫌い。目が大きく、ポニーテールが特徴の主人公。転校先の富士見学園を率いて中学3年生の春の全国中学バレーボール選手権では優勝、夏の選手権では準優勝を収める。その後も全日本ジュニアを率いて世界一になったり、進学した富士見高校をインターハイや選手権で優勝へと導くなど、一見すると順風満帆。しかし、その過程ではボーイフレンドの一ノ瀬くんが事故で死亡したり、子宮付属器炎の手術を受け、高校2年生にして子供が生めない体になるなど波乱万丈。
早川みどり

小学5年の時に京都へ転校したが、親の会社が富士見市にも支社を持つことになったので、再び故郷へと戻ってきた。自分勝手でお金で友達を買ったり、キャプテンの座をめぐってこずえと激しく衝突したが、ある試合の敗戦によって、チームワークの大切さに気付き和解。以来、こずえとパートナーを組むこととなる。性格的にリーダー的な資質を持っており、バレーのセンスも抜群。

本郷俊介


富士見学園の教師。端正でカッコいいルックスだが、かなりの熱血コーチ。自ら志願してバレー部のコーチを引き受け、かなりのスパルタ特訓でこずえたちを厳しく鍛え上げる。しかし、実はそれほどバレーボールは詳しくはなかったようである。こずえたちが中学を卒業した後は、なぜか高校でもコーチをすることになっていた。全日本の猪野熊コーチとは友人の関係。
猪野熊大吾コーチ

「猛獣使い」に例えられるほど厳しいコーチ。日本人離れした顎鬚とサングラスが特徴。全日本ジュニアのコーチを経て全日本のコーチとなった。実はこずえやみどりと共に全日本ジュニアに選抜された三条美智留の兄である。自身はバレー界のホープであったが、練習のしすぎで右肩が動かなくなったという過去を持つ。そんなことがありながらも、こずえたちや実の妹にハードな特訓をするのだから意味不明。

八木沢三姉妹


3年連続インターハイ優勝を果たした寺堂院高校バレー部の三姉妹。香・静・桂の3人によって繰り出される三位一体攻撃や稲妻攻撃は強力で、こずえたちを幾度となく追い込んだ。また、桂は2度目の対戦で、三位一体攻撃の多用から体力がなくなり、そこをこずえに集中攻撃されたため、骨折やら内出血やらの重傷を負い、2度とバレーボールができない体になってしまう。 ちなみに、姉妹の母親は寺堂院高校バレーボール部の監督なのだが、病院で治療中。富士見学園と寺堂院高校との決勝対決で、寺堂院高校の勝ちをテレビで確認して息をひきとる。

(C)浦野千賀子・TMS

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