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ニューギン『侍ジャイアンツ』プレス発表会
老舗ニューギンがパチスロ業界に参戦!
 2007年4月17日、株式会社ニューギンは東京・港区浜松町にある文化放送メディアプラスホールにおいて、新機種『侍ジャイアンツ』のプレス発表会を開催した。ニューギンと言えばこれまでに数多くのヒット機種を手掛けてきた大手パチンコメーカーの1つ。そんな同社がパチスロ業界に新規参入し、話題の新機種をリリースするとあって業界関係者の注目度は非常に高い。

 今回発表した新機種は名前から察しがつく通り、梶原一騎氏の代表作『侍ジャイアンツ』との完全タイアップ機。同氏が原作を担当した漫画やアニメのタイアップ機は、パチンコ&パチスロを問わず軒並みヒットを飛ばしてきただけに、否応にも期待が膨らむ。新規参入第1弾パチスロを、果たしてどれ程の完成度に仕上げてきたのだろうか!?
スペシャルゲストはなんと「ミスター・パーフェクト」
 会場の中心には巨大スクリーンが、そして壁際には試打機が設置。スクリーン上では『侍ジャイアンツ』のプロモーション映像が流れていた。司会とコンパニオンが登場すると発表会はスタート。まず始めに同社常務取締役・笹本教光氏がステージに上がり挨拶を述べると、再びプロモーション映像が放映。続いては同社研究開発本部 SP開発部課長・松本政一氏による機種説明が開始。松本氏は「現状の5号機の中では最高の出来と自負している」とコメントした。

 その後、「ジャイアンツにゆかりのあるゲスト」として、元巨人軍投手・槇原寛己さんが登場。槇原さんといえば、150km/hを超えるストレートとキレのあるフォークボールを武器に1990年代の読売ジャイアンツを支えた名選手。完全試合を成し遂げたこともあり、「ミスター・パーフェクト」との異名も持つ。
 
 そんな槇原さんを迎えてのトークショーでは、巨人軍時代や日本人大リーガーについてなど、様々なトークが繰り広げられた。中でも会場の笑いを誘ったのが完全試合の裏話で、実は前日に門限破りがバレて外出禁止となり、それを見返すために頑張った結果が完全試合に繋がったのだという。この他にも「水野選手と元木選手はカレー嫌い」など、巨人軍選手にまつわる話も飛び出した。そして、最後に本機について聞かれると「7が揃った時の音楽がいい」「探して打ちますね」と語り、同社のパチスロ第1弾となる『侍ジャイアンツ』のデビューに華を添えた。
会場となったのは文化放送のメディアプラスホール。新築らしくビルの中はとても綺麗でビックリしました。
笹本氏の挨拶により発表会はスタート。そして、プロモーション映像をはさんだ後、松本氏による機種特性の説明がなされました。
槇原さんによるトークショーが開始。「最近の巨人の選手は先輩に誘われても飲みに行かない。それはダメだ」「子供の頃、ハイジャンプ魔球や大回転魔球はボークだと議論した」など、面白い話を連発。
最強の重複小役「特訓チャンス目」はハズレなし!!
 『侍ジャイアンツ』はBIGとRTにより出玉を伸ばすタイプの5号機である。一番のウリとなるのは、最強の重複抽選小役「特訓チャンス目(ベル・ベル・リプレイ)」で、これが揃えば、BIGか120ゲームの完走型RT「特訓チャンス」のいずれかが確定。ドキドキしながらBETボタンを押そう。

 ボーナスは青7揃いの番場BIG(平均獲得枚数223枚)、赤7揃いの理香BIG(平均獲得枚数223枚)、そして白7揃いの侍BIG(平均獲得枚数193枚)の3種類で構成されている。そして番場BIG後は120ゲームのRT「超侍チャンス」、理香BIG後は60ゲームのRT「侍チャンス」にそれぞれ突入する。どちらのRTも、前述の「特訓チャンス」同様、完走型RTとなっており、ボーナス絵柄を揃えなければ、規定ゲーム数を消化することが可能。ちなみに純増枚数は「超侍チャンス」が約70枚、「侍チャンス」が約30枚となっている

 侍BIGはというと、こちらはCTとなっており、特定箇所を狙うことで獲得枚数をアップさせることができる。その方法は、ベルをクロスライン(ダブルライン)で揃えること。そうすれば、通常(シングルライン)8枚の払い出しが10枚になるのだ。技術介入性もしっかりと取り入れてあるので、玄人も納得であろう。

 そして最後に演出だが、3Dで展開する液晶演出の出来映えはパチンコメーカーならではの完成度だといえる。中でもライバルたちとの戦いは必見で、番場が魔球を駆使して三振を奪うことができればボーナスという分かりやすい内容と、リアルでありながら原作に忠実、そんな内容に仕上がっている。
ゲームの鍵を握るのは特訓チャンス目(ベル・ベル・リプレイ)。入賞した時点でハズレはなく、50%でBIG、50%で120ゲームのRT「特訓チャンス」に突入する。また、6枚役の「努力」と「根性」成立時もボーナスのチャンスだ。
赤7揃いの「理香BIG」は約223枚のコインを獲得することが可能。消化中は成立役がナビされ、背景にはキャラクター紹介が映し出される。消化後は60ゲームのRT「侍チャンス」に突入するぞ。
青7揃いの「番場BIG」中はライバルたちとの死闘が繰り広げられる他、魔球の解説が流れる。獲得枚数は「理香BIG」と同じく約223枚で、終了後は120ゲームのRT「超侍チャンス」に突入だ。
「特訓チャンス」「超侍チャンス」が残り20ゲームになると、番場蛮の魔球特訓がスタート。終了間際には原作さながらの勝負演出が展開し、相手バッターを見事三振に抑えればボーナス確定となるぞ。
注目展示会コンパニオン No.053
受付にいた美女2人をパパラッチ!
後記
 ニューギンといえば「エキサイト」シリーズ。中でも保留連チャン機最高傑作との呼び声も高い『エキサイトジャック2』は秀逸の一言。保留で7かJACK POTのリーチが掛かった時の興奮たるや…現行の機種とは比べ物にならないほど。

 そんな名機を作り出したメーカーがパチスロに参戦したんですからね。しかも題材は、70年代に大ヒットを飛ばした梶原一騎原作の「侍ジャイアンツ」。パチンコ界のヒットメーカーと漫画界のヒットメーカーのタッグにより誕生した本機。これを打たない手はありませんね。
原作 梶原一騎 原画 井上コオ 監修 高森篤子
◇ 関連機種情報 ◇
     侍ジャイアンツ   
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