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藤商事 『パチスロ ブルース・リー』発表会
アジアが誇る世界のスターが遂にパチスロ化!
 2007年4月19日、株式会社藤商事は東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪・瑞光の間にて、新機種『パチスロ ブルース・リー』の発表会を開催した。ブルース・リーと言えば70年代前半にアクション俳優として活躍し、世界規模のカンフー・ブームを巻き起こしたスーパー・スター。突然の死から30年以上が経過した今も、その伝説は世界中の人々に語り継がれている。映画タイアップ機に定評がある藤商事が仕掛けた“回胴遊戯”に注目だ。
開発コンセプトは「考えるな、感じろ」
 今回の発表会は、開発スタッフによる機種説明と試打を中心にしたシンプルな構成。開演すると、まずは株式会社藤商事・営業本部副本部長の渡辺勝治氏が壇上に上がり、「5号機への本格的な転換期を前に、世代を問わず誰もが分かるモチーフが必要と考えた」とブルース・リーを起用した理由を説明した。

 続いて映像を使用した新機種の概要説明を挟んで、同社第二開発部企画開発課・渡邊雅也氏が登壇。「今回はブルース・リーの“考えるな、感じろ”というメッセージをコンセプトに開発した。5号機市場には複雑なゲーム性を持った機種が増えているが、遊技人口を増やすためには、難しい技術も知識も要らず、見たまま、感じたまま直感的に遊技できる機械が不可欠」と語り、市場投入に向けての自信を窺わせた。同時に新機種を隠していた布が剥ぎ取られ、実機が登場。待ちかまえていた記者達が一世に群がり、試打タイムに突入した。
会場はグランドプリンスホテル新高輪・瑞光の間。外はやや寒空でしたが、会場内は熱気に満ちていました。
仕様説明を中心とした発表会が進み、最後に布が剥ぎ取られて実機が登場。早く打ちたい!
BB&MB後のチャンスタイムがアツい!!
 ゲーム性の紹介へと移る前に、まずは本機から採用された新筐体について解説しておこう。「イルミネーション・フォース」と名付けられたこの筐体は、高精細液晶を搭載して美麗かつ迫力ある映像を実現した「LCD Monitor」、独特の形状で力強いサウンドを演出する高音質スピーカー「4Way Speaker」、七色に変化してまばゆく光る「LED JazzUp」、スモークシルバーのスタイリッシュなボディが魅力の「Metal Detail」、といった4つの強力機能を搭載しているのが大きな特徴。
 
 これら液晶、音、光、ディテールの全てが上手く絡み合うことで、プレイヤーはこれまでのパチスロにはない臨場感と興奮を味わうことができる。

 続いてゲーム性だが、本機はBIG(純増約370枚)・MIDDLE(純増約220枚)・DRAGON(純増約96枚)といった3種類のボーナス+50ゲームの完走型RT「ドラゴンロード」で出玉を増やすスタンダードなタイプと言えよう。ただ、1つ注意しなければならないのがRT突入までの流れである。

 BIGとMIDDLEボーナス終了後にRT突入率の高いチャンスタイムに突入するのだが、そのゲーム数は1ゲームしか存在せず、まさに一撃でRT突入か否かが決定されるシステムとなっているのだ。その1ゲームで見事レアリプレイ(リプレイ・リプレイ・ベル)が揃えばRTに突入し、完走すれば約50枚の純増が可能。それを含めるとBIGなら約420枚の獲得が可能と、5号機最大級の出玉性能に仕上がっている。

 また、本機には5号機ではお馴染みとなった小役とボーナスと同時抽選機能も搭載されており、「一撃チェリー(チェリー)」なら50%、「一撃龍(5枚役)」なら25%の確率でそれぞれボーナスが期待できるぞ。
レバーON時に新筐体の外枠が光る「一撃ライト」は当該ゲームでのボーナス期待度を示す演出。下から昇っていく光が最上段まで到達すれば激アツだ。
通常時は「寺院ステージ」と「渓谷ステージ」を舞台に様々な演出が展開。各ステージ固有のアクションはもちろん、ステージ共通のアクションも数多く用意されており、プレイヤーを飽きさせない工夫が凝らされている。
アクションは小役告知系、チャンス告知系の2パターンに大別でき、前者はブルース・リーが放つオーラの色などで成立役をナビ、後者はバトル演出へと発展すればチャンスになる。
バトル演出は最大5ゲーム継続する本機最大のボーナスチャンス。敵キャラクターによって信頼度が変化するほか、ブルース・リーが放つ必殺技の種類によっても信頼度が変化する。一度負けてから再度立ち上がる復活パターンも用意されているぞ。
ボーナス終了後1ゲーム目はチャンスタイムが待っている。ここでレアリプレイ(リプレイ・リプレイ・ベル)が揃えばRT「ドラゴンロード」に突入だ。
注目展示会コンパニオン No.054
全っ然強そうじゃないカンフー・ポーズがまた愛らしいのです。
後記
 今回のマシンを実際に見る前、個人的に気になっていたのは「作中のブルース・リーがどんな服を着ているか」でした。ブルース・リーの服装といえば「上半身だけ裸」「中国服」「黄色いトラックスーツ」の3パターンが王道ですが、その中でも特に好きなのが3番目のトラックスーツなんですよね。ちなみにこの服、映画の中では「死亡遊戯」のラスト14分で着ていただけのものでした。それが今や「ブルース・リー=黄色いトラックスーツ」というイメージが定着しているのだから不思議なものです。やっぱりアクション時に身体のラインが一番美しく見えるからでしょうかね?

 上記演出写真を見ていただければ分かる通り、本機に登場するブルース・リーも黄色いトラックスーツを着ています。もうね、個人的にはそれだけで満足ですよ。藤商事さん、グッジョブ!
BRUCE LEE and the Bruce Lee likeness are trademarks and copyrights of Concord Moon LP. Licensed by Universal Studios Licensing LLLP.All Rights Reserved. Photo:(C)1975 Linda Lee Cadwell.All Rights Reserved.
◇ 関連機種情報 ◇
     パチスロ ブルース・リー   
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