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タイヨーエレック『マーベルヒーローズ』プレス発表会
“X-gate”が5号機の未知なる扉を開ける!!
 2007年6月4日、東京・港区にあるにある六本木オリベホールにおいて、タイヨーエレック株式会社の新機種『パチスロ マーベルヒーローズ』のプレス発表会が開催された。今年の2月に登場し、現在もホールで好稼動をマークしている『CRマーベルヒーローズ』のパチスロ移植版、さらには新方式ART「スーパーマーベルチャンス」を搭載しているとの情報もあり、業界内の注目度は非常に高い。パチスロを主戦場としたヒーローたちは一体どのような進化を遂げたのであろうか。
社長自らが5号機の現状と新機種の魅力を解説
 発表会がスタートすると、まずは株式会社タイヨーエレック代表取締役社長・佐藤英理子氏が壇上に上がり、新機種の発表を宣言した。こうした場所で代表者の挨拶が行なわれる場合、新機種をリリースするにあたっての意気込みを大まかに語り、挨拶とする場合が多いのだが、佐藤氏は今回、新機種の開発背景・コンセプト等を自ら丁寧に説明。4号機シーンの進化や、AT機以降のブームを支えた様々な要素を踏まえた上で、今後の5号機シーンに何が必要かを語り、新機種の出来映えをアピールした。

 また、映像を使った仕様説明と新機種のお披露目に続いては、同社営業推進企画部営業企画課・河津哲也氏が実機を使ってゲーム性を細かく解説した。誰もが気になるその詳細については、下段でお伝えしていこう。
会場に一歩足を踏み入れると、ヒーローたちの巨大パネルがお出迎え。場内の至るところに立て看板やタペストリーが貼られており、ムードを盛り上げます。
佐藤氏の挨拶に続いてスパイダーマン・ウルヴァリン・ハルクが登場。スパイダーマンが蜘蛛の糸を放つと、その先には新機種の全貌が…!?
マーベラスな出玉を実現する「スーパーマーベルチャンス」に注目!
 ゲームの流れを説明する前に、まずは出玉性能を紹介しよう。ボーナスはツインBIGシステムを採用しており、ノーマルとなる赤7揃いのスパイダーマンBIGは最大216枚、スーパーとなる青7揃いのウルヴァリンBIGは最大384枚の出玉獲得が可能だ。

 ゲーム性を語る上で欠かせないのが、ゲーム数不定のミッションART「マーベルチャンス」、そして新方式のART「スーパーマーベルチャンス」の存在である。前者は通常時にX-GATE(左リール2コマ分を使用したチャンス絵柄)を引くことによってから突入する現状維持型。継続ゲーム数は不定で、画面上に「???」が表示された際に15枚役の組み合わせ(赤7・ベル・ベルor青7・ベル・ベルor MARVEL絵柄・ベル・ベル)をハズすと終了、当てることができればスーパーマーベルチャンス突入という仕組みだ。

 スーパーマーベルチャンスは、途中でボーナスを引いても終了後に残りゲームを消化できる準完走型のART。15枚役の3択ベルを完全にナビしてくれるので、1ゲームあたり約1.2枚の増加、継続ゲーム数は50or300ゲームなので、約60〜360枚の増加が見込める。さらには、このスーパーマーベルチャンス中にX-GATE絵柄やBIGを引くとゲーム数の上乗せが期待できるのだ。上乗せとボーナスがループすれば、一撃で大量出玉を獲得することも充分可能なシステムとなっている。

 この他、BIG中にもスーパーマーベルチャンスの突入抽選が行なわれたり、ボーナス終了後100ゲーム以内に再度ボーナスをゲットすると無条件でスーパーマーベルチャンスへの突入が確定など、プレイヤーの心を刺激する4号機ライクな要素が満載だ。
通常時はデフォルメキャラを中心に演出が展開する。バトル演出への発展やカットイン出現を期待してプレイしていこう。
数ゲームに渡って継続するバトル演出はボーナスのチャンス。マーベルヒーローズが勝利すればもちろんボーナス確定だ。
レバーONと同時に轟音が鳴り、キャラクターがカットインすればX-gate出現の大チャンス。左リールにX-gate絵柄を目押しし、見事停止すればボーナスorマーベルチャンスとなる。
マーベルチャンス中は液晶画面が変化。15枚役が成立すると液晶上に「???」と表示され、見事15枚役を入賞させると、画面右上のカボチャがキャラクターの顔に変化していく。全てのカボチャをキャラクターの顔に変化させることができれば、次ゲームから「スーパーマーベルチャンス」に突入だ。また、15枚役の組み合わせを当てなくても、左リールにX-gateが出現すれば、問答無用で「スーパーマーベルチャンス」に移行する。
スーパーマーベルチャンスは15枚役を全てナビしてくれるARTで、コイン増加スピードは1ゲームあたり1.2枚と秀逸。途中でボーナスを引いても残りゲームは消滅しない仕組みとなっており、X-gateを引き当てればゲーム数は上乗せされる。また、終了後は再度マーベルチャンスに移行するため、無限ループも決して夢ではない。
注目展示会コンパニオン No.062
ミス・ユニバースの何とかさんにも余裕で対抗できます。
後記
 ステージ終盤、プロモーション映像が流される直前に、河津氏は「これまでの5号機の常識は全て捨ててからご覧ください」と言っていました。自分は「そこまで大袈裟なものでも…ねぇ」などと思いつつ映像を眺めていたわけですが…ごめんなさい、これ、大袈裟なもんですわ。

 まず何が凄いって、完全ゲーム数管理のART。これまでの機種はART中にボーナスを引くと微妙な気持ちになってしまうケースが多かったわけですが、今回はボーナス後にいったん潜伏して再突入ですからね。この「潜伏」も妙に懐かしくて◎です。そして何より良いのが、視覚的に解りやすいARTの上乗せシステムでしょう。インパクト抜群のX-gateを自らの目押しで出現させ、ARTの上乗せを確認できるというシステムは、従来の5号機じゃ考えられなかったことです。

 「スロも6月で終わりだな」とかホザいてるそこのお前! 5号機にもちゃんと未来はあるぞ!!
TM&(C) 2007 MARVEL.This machine is produced under MARVEL license.
◇ 関連機種情報 ◇
     マーベルヒーローズ   
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