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遊人『グレートエンペラー』プレス発表会
業界初のグレートなギミックに酔いしれろ!
 2007年6月5日、東京・台東区のラ・ベルオーラムにおいて、新規メーカー・遊人の参入第1弾マシン『グレートエンペラー』のプレス発表会が開催された。あと20日余りもすれば、永きに渡りファンを魅了し続けてきた4号機の大半がホールから姿を消し、本格的な5号機時代に突入する。そんな時期に参入を果たした同社。噂によると業界初となる機能を盛り込んだマシンだというが…一体どのようなものなのだろうか。期待が高まる。
シンプルさを追求し、気軽に遊べるゲーム性を実現
 今回のプレス発表会はメーカー代表者の挨拶と新機種の概要説明を中心にしたオーソドックスな構成。開演すると、まず遊人株式会社代表取締役社長・西谷仁一氏が登壇し、参入の挨拶を行なった。また、西谷氏は参入第1弾マシン『グレートエンペラー』についても触れ、「パチスロに興味を持っていながらこれまでプレイしていなかった人に遊んで貰う為には、誰もが平等に楽しめる機械が必要」と語り、自信を伺わせた。

 続いて『グレートエンペラー』の開発プロデューサー・本田亨氏が登壇し、新機種の開発コンセプトや具体的なゲーム性を紹介した。同氏によると、本機のコンセプトは「シンプルさ」。「コイン増加契機は2種類のボーナスのみ」「小役は全て15枚払い出し」「目押しは一切不要」とシンプルな要素を詰め込むことで、誰もが気軽に楽しめるゲーム性を実現したという。
会場は上野村にあるラ・ベルオーラム。業界参入第1弾マシンでプレス発表、というのはあまり例がないことです。
メーカーを代表して挨拶に臨む遊人株式会社代表取締役社長・西谷仁一氏(左)と、ゲーム性を細かく解説する『グレートエンペラー』開発プロデューサー・本田亨氏(右)。自信の程が伝わってきます。
2つのデジタルが入れ替わる!? 注目機能「DAD」とは
 本機の注目ポイント、それは「DAD(ダブルアクションドライブシステム)」に他ならない。これは役モノが回転することで通常液晶画面と7セグが入れ替わるというもの。平たくいうと、2つのデジタルにより演出が楽しめるということである。

 通常時は液晶画面がプレイヤー側を向いており、3ケタの数字を表示。小役成立時のレバーを叩いた瞬間にサンダーやバーニング、クリスタルといったアクションが発生すると役モノが回転し、デジタル画面から7セグ画面へとチェンジする仕組みになっている。つまり、役モノの回転は小役ナビのような役割を果たしているのだ。そのまま小役が入賞すると数ゲームをかけて通常画面へと戻るが、もし小役が揃わなかったとしたら…そうボーナス確定となる。順押し・ハサミ打ちをしている限り取りこぼしは発生しないので、小役がハズれることを祈りながらボタンを押そう。

 ボーナスはBIGとCBの2種類で、最近の5号機に多く見られるRTやARTといった機能はない。ボーナス成立後の7セグによる告知も「3・3・3」はCB確定、「7・7・7」はBIG確定と非常に分かりやすいので誰でも安心して楽しめるだろう。
これは「DAD」変動バリエーションの1つ。通常時は液晶画面が前を向いているのだが、レバーON時にアクションが発生すると役モノが回転し、液晶は下向きに。代わりに7セグが前を向く。
一見すると単なるバラケ目に見えるが「315(最高)」と「351(さあ来い)」は共にボーナス確定目。リーチ目が出現したらすぐにボーナス絵柄を狙い、コインロスを抑えよう。
注目展示会コンパニオン No.063
燃えるような暖色の中、お姉さんたちの寒色が映えます。
後記
 噂の「DAD」、しかとこの目で見て参りました。感想としては「新規参入でここまでやるとは…」という感じでしょうか。役モノの動き自体はシンプルなんですが、画面そのものが大きいので、迫力はなかなかのものです。西谷氏は元々パチンコの開発に携わっていたそうですが、そうした業界経験が今回の「参入一発適合」に繋がったんでしょうね。

 さて、そんな遊人ですが、既に第2弾マシン(と目される)『学習パチスロ1』が適合しています。これまでにないタイプの型式名ですね。個人的には流行の「脳トレ」的なものを想像してしまうのですが…何を学習できるんでしょう。やっぱり「パチスロでパチスロを学習」でしょうか。

 「タイミング押しが難しい時は、リールの繋ぎ目に注目!」とか「最大引き込みは4コマまでなので注意!!」とかだったりして…。

 妄想が止まらなくなってきたので今回はこの辺で!
◇ 関連機種情報 ◇
     グレートエンペラー   
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