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遊人 『学習パチスロ 算数』プレス発表会
パチスロで遊びながら脳を活性化!?
 2007年7月5日、遊人株式会社は東京・台東区のラ・ベルオーラムにて、新機種『学習パチスロ 算数』のプレス発表会を開催した。前作『グレートエンペラー』で業界参入を果たした同社だが、硬派なイメージから一転、今回は従来のパチスロ機にはなかった不思議なタイトルのマシンを投入してきた。一体どんなゲーム性に仕上がっているのだろうか…!?
パチスロの常識を覆す新感覚マシンが登場
 プレス発表会は前回同様、遊人株式会社代表取締役社長・西谷仁一氏の挨拶でスタート。新機種の概要に触れた後、「(演出で出題される)問題の難易度設定に時間がかかったが、絶妙なバランスに仕上がったと思う」と仕上がりに対する自信を見せた。続いて、開発プロデューサーを担当した本田亨氏が登壇し、具体的なゲーム性を解説。質疑応答を経て、待望の試打タイムとなった。
会場は前回と同じく・台東区のラ・ベルオーラム。受付のコンパニオンさんを横目に会場入りすると、そこには既に実機が並んでいました。
遊人株式会社代表取締役社長・西谷仁一氏の挨拶、開発プロデューサー・本田亨氏による仕様説明を経て、いよいよ試打タイムへ。
問題数は500問以上!!
 ここからは『学習パチスロ 算数』の気になるゲーム性をお伝えしていこう。本機はタイトルの通り「算数」をモチーフにしたマシン。通常時の液晶画面では算数の3択問題が出題され、プレイヤーは第1停止ボタンを押し分けることによって問題を解きながらゲームを進めていく。モードは「休憩」「授業」「入試」の3種類があり、「休憩」は算数に関するウンチクを勉強、「授業」と「入試」は難易度を選択した後、実際に問題を解くモードという構成だ。問題数は「授業」が10問(時間制限ナシ)、「入試」は20問(時間制限アリ)となっており、いずれも回答後は成績発表画面が表示される。問題の総数は500問以上とのことなので、飽きずに楽しめると言えそうだ。

 以上が通常時の基本的な流れなのだが、これらは小役ナビやチャンスナビといった役割を持っていない。ボーナスのチャンスとなるのはレバーON時の液晶に先生が出現し「チャンス!」と叫んだ時で、ダブルアクションドライブが可動して7セグが現れ、「777」が停止すればBIG確定、「333」の場合はREG確定となる。この演出発生時の対応役はリプレイ以外の小役orボーナスとなっているので、7セグだけでなく、リールでもアツい瞬間を楽しむことができるぞ。
モードは3種類から選択可能。「休憩」を選んだ場合は算数に関するウンチクを勉強することができる。
「授業」を選んだ場合は3段階の難易度を選択した後、全10問の問題に挑戦。全問回答後は、成績が発表される。
「入試」の場合も基本的な流れは「授業」と同じで、問題数は20問。ただし、こちらは制限時間があるので注意したい。
レバーON時に先生が出現し「チャンス!」と叫べばリプレイ以外の小役orボーナス。7セグ上に「333」「777」が表示されればボーナス確定だ。
注目展示会コンパニオン No.071
是非とも個人レッスンをお願いしたいものです。
後記
 パチスロ5号機はどこへ向かうべきなのか――――。

 多くのメーカーが、ホールが、業界団体が、各媒体が、そしてプレイヤーがこの難題に向き合い、試行錯誤を繰り返す中、遊人がとんでもない角度から変化球を投げ込んできました。

 「小役云々・ボーナス云々に全く影響しない演出をゲーム性の中心に据える」という、前代未聞のこのアイデア。経営学の世界では未開拓の市場に目を付け事業展開する事を「ブルーオーシャン戦略」と呼ぶそうですが、今回の試みは、パチスロにおける液晶演出の意味合いをゼロから切り開くという意味では、まさに「ブルーオーシャン戦略」かもしれません。

 さて、このアイデアはパチスロをどう変えていくんでしょうか。今後の展開に注目ですね。
◇ 関連機種情報 ◇
     学習パチスロ 算数   
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