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アビリット 『パタリロ!』発表展示会
パチスロでも液晶が透けて役モノが出現!
 2007年7月10日、アビリット株式会社は東京・台東区のラ・ベルオーラムにて、パチスロ新機種『パタリロ!』の発表展示会を開催した。アビリットといえば『CR鬼浜』や『CRばんことみのモンスターナイト』などの機種に「液晶が透けて役モノが出現する」ギミックを搭載し話題となったが、今回はそのパチスロバージョンとなっている。アビリットならではの驚きの仕様に注目だ。
液晶or役モノのいずれかから演出モードを選択可能!
 近年、コンスタントに新機種を発表し続けているアビリット。ショールーム以外の場所で新機種発表を行なうのは、意外にも『CRばんことみのモンスターナイト』以来となる。イベントは新機種の試打を中心に据えた極めてシンプルな構成だが、場内ではホール関係者が熱心に新機種をチェックする姿が見られ、活気のある発表展示会となった。

 では早速、新機種のレポートに移ろう。今回のマシンはタイトルの通り、約30年に渡って少女漫画誌で連載され続けている「パタリロ!」とのタイアップ機。液晶上では主人公のパタリロや英国諜報部員のバンコラン、その愛人であるマライヒなどが抱腹絶倒のアクションを繰り広げるのだが、注目すべきは液晶ばかりではない。本機は1BETボタンを使用することで演出モードを「液晶演出モード」「パタリロ役物モード」のいずれかから選択できる仕組みで、ひとたびモードを切り替えれば全く異なる2パターンの演出を楽しむことができるのだ。

 役モノによるアクションは非常にシンプルで、ロゴを模したランプが全点灯すればボーナス確定。液晶演出の方は逆に多種多彩なアクションを堪能できる。その日その時の気分に合わせて楽しみ方を変えられるのが嬉しいところだ。

 ゲームの流れは比較的オーソドックスで、ボーナスは最大純増枚数240枚のBIG(クックロビンボーナスorパタリロボーナス)と最大純増枚数111枚のCT(バンコランボーナス)の2種類。BIG後は最大1000ゲーム継続するRT「パタリロタイム」に突入する仕組みなのだが、RT中にレアリプレイ(青リプレイ・青リプレイ・緑リプレイ)を引いてボーナスが同時成立していなかった場合はRTが残り30ゲームになってしまう。レアリプレイのヒキ次第ではボーナスとRTのループも望める仕様だ。
発表展示会は試打中心のシンプルな構成。会場の片隅には未発表の新機種『CRバックドラフト』も出展されていた。透過液晶の内側にパトランプが…!?
演出モードは「液晶演出モード」「パタリロ役物モード」のいずれかから選択可能。1BETボタンを押すだけで簡単に切り替えることができるぞ。
液晶演出は多種多彩なアクションがウリ。信頼度アップパターンやプレミアムも豊富に用意されているようだ。
こちらは液晶と役モノが連動する「クックロビン演出」。発生しただけでアツい高信頼度アクションだ。
BIG終了後は最大1000ゲーム継続するRT「パタリロタイム」に突入。もちろんRT中も演出モードは切り替え可能だ。
注目展示会コンパニオン No.072
特製パタリロワインを持ってパチリ!
後記
 展示会を終えて編集部に戻り、本機のカタログを手に仕事をしていたところ、上司(40代前半男性)と同僚(20代前半女性)がやってきて「パタリロ!」への思いを語って去っていきました。何の変哲も無い出来事のようですが、実はこれ、レアケースだったりします。

 「上司が新機種のタイアップ元への思いを語る」事も、「同僚が新機種のタイアップ元への思いを語る」事もあるんですが、両者が同時に…というのはあまり無いんですよね。でも、今回は違った。これこそが連載開始から29年というロングヒット作のチカラなんでしょう。

 世代を問わず支持されるというのは名機であるための第一条件。ホールデビューが今から待ち遠しいですね。
(C)魔夜峰央/白泉社 (C)ABILIT
◇ 関連機種情報 ◇
     パタリロ!   
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