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SANKYO『KODA KUMI PACHISLOT LIVE IN HALL』『ストップ!!ひばりくん!』内覧会
あの倖田來未が今度はパチスロを舞台に歌い踊る!!
 2007年7月25日、株式会社SANKYOは東京・台東区にある同社東京支店にて、パチスロ最新機種『KODA KUMI PACHISLOT LIVE IN HALL』『ストップ!!ひばりくん!』の内覧会を開催した。前者は先日ホールデビューした『KODA KUMI「FEVER LIVE IN HALL」』のパチスロバージョン、そして後者は80年代に大ヒットした同名漫画とのタイアップ機となっている。両機種とも業界内外から注目を集めるマシン。早速その全容をお伝えしよう。
パチスロ最新機種2タイトルを同時発表
 パチンコ『KODA KUMI「FEVER LIVE IN HALL」』が発表された直後からその存在が噂されていたパチスロ版「LIVE IN HALL」。その全貌は意外にも早く、パチンコ版の導入とほぼ同時に明かされた。今回の会場は上野村の中心に位置するSANKYO東京支店で、突然の新機種発表にも関わらず多くの業界関係者が来場。熱心に新機種の出来をチェックする姿が見られた。
内覧会は上野村にあるSANKYO東京支店で開催。両機種の色鮮やかなポスターが会場に彩りを添えます。
ご覧の通り、新機種は常に満席状態。注目の程が伺えます。
『KODA KUMI〜』は2種類のパネルが用意されていました。
倖田來未を代表する7曲と撮り下ろし映像がゲームを盛り上げる
 では早速、新機種レポートに移ろう。まずは本日の主役とも言うべき『KODA KUMI PACHISLOT LIVE IN HALL』から。

 本機のボーナスは約326枚の純増が見込めるBIG、約200枚の純増が見込めるLIVE BONUS、約60枚の純増が見込めるREGの3種類で、BIG後とREG後は50ゲームのチャンスタイムに突入。チャンスタイム中はRT「LIVE TIME」の突入契機役であるバタフライリプレイが成立しやすくなっている。また、LIVE BONUS後はチャンスタイムを経由することなく、無条件でLIVE TIMEに突入する仕様だ。

 なお、LIVE TIMEは100ゲーム継続する仕様で、1ゲームあたりの純増枚数は約0.4枚。LIVE BONUS後のLIVE TIMEに限りLIVE TIMEの上乗せ抽選が行なわれており、バタフライリプレイが成立すれば100ゲームのLIVE TIMEが上乗せされる。

 液晶演出はパチンコ『KODA KUMI「FEVER LIVE IN HALL」』をベースにしつつもパチスロらしくテンポの良い仕上がりになっており、プレイヤーを飽きさせない。もちろん撮り下ろしの実写映像も豊富に用意されており、出現時はチャンスとなる。

 最後に気になる楽曲についてだが、BIG中は「キューティーハニー」「Butterfly」「Crazy 4 U」「WIND」の中から1曲を選び、PVを堪能することが可能。LIVE TIME中は「Selfish」「人魚姫」を聴くことができる。また、プレミアム演出として「you」をバックにオリジナルムービーが流れるアクションを搭載しており、ファンも納得の仕上がりと言えそうだ。
通常時の演出は「部屋」「街」「公園」の3ステージを移行しながら展開。それぞれに固有の小役ナビやチャンスアクションが用意されている。
左写真はBIG確定のプレミアムアクション。右のシンボルマークはシルバー・ゴールド・レインボーの3色があるようです。
レバーON時にくぅちゃんの実写映像がカットインすればチャンス。座ったポーズなら超激アツ!!
連続演出の1つ「熱血!倖田先生」。手の付けられない不良にマンツーマンで勉強を教え、更正させることができればボーナス確定だ。
「ビーチバレー対決」では、くぅちゃんがビーチバレーに挑戦。相手チームの攻撃に耐え、スパイクを叩き込んで得点すればボーナスとなる。
こちらは連続演出の中で最も信頼度が高い「バトルエージェント KUMI」。迫り来るザコ敵&ボスを倒せばボーナスだ。復活パターンもあるので最後まで諦めるな!!
BIG中は「キューティーハニー」「Butterfly」「Crazy 4 U」「WIND」の中から1曲を選び、PVを堪能できる。予告音発生時は左上に表示された小役を目押ししよう。
「you」をバックにオリジナルムービーが流れるプレミアムアクションは、発生した時点でボーナス確定!
BIG・REG後は50ゲームのチャンスタイムに移行。途中でバタフライリプレイを引き当てることができれば、100ゲームのRT「LIVE TIME」に突入だ。
江口寿史の代表作がパチスロになって登場
 続いて『ストップ!!ひばりくん!』についてだが、こちらは同社の『夢夢ワールドDX』や『スター・ウォーズR』と同じ大画面液晶タイプ。リールは筐体上部に配置されているのだが、ボーナス入賞時以外は目押しを行なう必要がなく、液晶演出に集中することができる。ボーナスは純増約310枚のBIGと純増約100枚のREGのみとシンプルで、BIG後は33or77ゲーム継続するRT「ひばりステージ」に突入する仕組みだ。

 通常時は「スゴロクステージ」「お茶の間ステージ」「学校ステージ」と呼ばれる3種類のステージを行き来しながら展開するのだが、中でも特に見所と言えるのが、その名の通りスゴロクを模したつくりになっている「スゴロクステージ」。各ゲームの第1or第2停止時にサイコロを振り、主人公・大空ひばりを移動させていくという一風変わったステージだ。基本的には坂本耕作の待つゴールに到達すればボーナスとなるのだが、途中でアイテムを集めることができたり、突然サイコロが増えたり、連続演出に発展したりとその展開は様々で、飽きの来ないつくりになっている。
写真は本機の目玉とも言うべき「スゴロクステージ」。5種類のアイテムを全て集めるか、ゴールにたどり着けばボーナスとなる。
「お茶の間ステージ」では大空家を舞台に様々なアクションが展開。上部の額縁など、細かい部分にも要注目だ。
「学校ステージ」では前方から出現するキャラクターや移動先によって展開が変化。教室の表札などもしっかり見ておきたい。
写真は「VS やっくん演出」。やっくん親子にさらわれた耕作を救い出せばボーナス。
「耕作トキメキ大作戦」は画面上部の4つのハートが全点灯すればボーナスとなる。
男であるはずのひばりくんが妊娠!? 耕作がお腹に耳をあてるとそこには…
こちらは「ひばりの告白?」と名付けられた演出。途中のセリフによって信頼度が変化するぞ。
BIG中は登場キャラクターの紹介が映し出され、終了後は33or77ゲームのRT「ひばりステージ」に突入。
本日の1枚
両機種の取材を終えたあと、つい打ってしまいました。
後記
 今回の内覧会に向かう途中、自分にとって一番気がかりだったのは『KODA KUMI〜』の操作感、というか演出のテンポでした。パチンコのヒット機種がパチスロでも登場、というケースは過去にも色々とありましたが、個人的には「テンポがイマイチだな〜」と感じる機種が多かったんです。おそらく、パチンコの演出をそのままパチスロに移植したためにズレが生じてしまうんでしょうね。ただ、そんな心配は無用だったようです。今回のマシンは演出のテンポが非常に良く、1ゲーム完結演出・連続演出ともフルウエイトで消化しながらしっかり堪能できる仕上がりになっていました。さすがにそこは天下のSANKYO。パチスロプレイヤーにとって心地いいテンポを心得ています。

 「倖田來未のパチンコが気になるけど、パチンコは打たないしなぁ」と思っていたスロッターの皆さん、9月18日のデビューを楽しみにしていて下さいね。
(C)avex entertainment inc.
(C)江口寿史
◇ 関連機種情報 ◇
     KODA KUMI PACHISLOT LIVE IN HALL    ストップ!!ひばりくん!   
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