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タイアップストーリー 第9回「賭博黙示録カイジ」
概要
 『賭博黙示録カイジ』は漫画家・福本伸行氏作で週刊ヤングマガジンに掲載された作品。続編に『賭博破戒録カイジ』と『賭博堕天禄カイジ』がある。

 サラ金の保証人になったせいで莫大な借金を抱えた主人公・伊藤開司(カイジ)が様々なギャンブルに挑んでいく内容で、作品オリジナルのギャンブルと、過剰ともいえる心理描写で人気沸騰、第22回講談社漫画賞を受賞した。ちなみに前述3つのシリーズはストーリーが繋がっていて、実質的には1つの作品である。

 福本伸行氏の作品においてお馴染みの、背景に手書きの文字で描かれている「ざわ…ざわ…」は、当然この『カイジ』シリーズでも健在である。この表現は複数の人間がざわめいている様子だけではなく、緊張感や焦りを持った人間の精神状態を擬音化したものとして有名。巧みな心理描写が重要なポイントを占めている福本作品には欠かすことのできない表現なのだ。
ストーリー
 上京して3年、カイジは堕落した最悪な日々を過ごしていた。仕事もせずに、毎日ケチな酒と博打ばかり。ウサを晴らすために、高級外車(ベンツがお気に入り)にイタズラしては、自慢げにエンブレムを部屋に飾るという他人の足まで引っ張る始末。そんなカイジを前に運命を変える出来事が起こる。闇金の遠藤勇次が金を返済するよう迫ってきたのだ。1年前、バイトの同僚だった古畑の保証人になっていたカイジが、古畑が返済せずに逃げてしまったため肩代わりをするハメに。しかも、30万円の負債は暴利により300万円を超えていた。姉や両親に迷惑はかけられない、しかし返すアテも無くどうしたらいいかわからない。そんなカイジに遠藤は「勝てば借金がチャラになる」というギャンブルの話をする。それが地獄への始まりだったにもかかわらず…。

 遠藤の巧妙な誘いによりカイジは「エスポワール(希望)」という名の船に乗船。カイジのような行き詰った若者を集めて行なわれる一夜限りのギャンブルクルーズへ出るためだ。船内では軍資金の貸付が行なわれ、次いでギャンブルのルールが説明された。内容は与えられた星形のバッジ3つとグー・チョキ・パー各4枚、計12枚のカードで、ジャンケンして星を奪い合うというものだった。勝てば借金がチャラ、負ければ2〜3年はシャバに出られない強制労働行きというプレッシャーの中で、他人に騙され、裏切られながらもカイジは船から降りることができた。残されたのは600万円の借金だった…。

 エスポワールの死闘から4ヶ月。カイジはコンビニでバイトをして生活費を稼いでいた。借金は1円も返していない状態。そこへ遠藤がまた現れた。カイジは心のどこかで遠藤が来るのを待っていた・・・。
キャラ紹介
伊藤開司

主人公。ギャンブルを取ったらただの甲斐性なしになってしまうほどダメ人間だが、命がかかった極限の状態に置かれると、人並外れた度胸とギャンブルの才能を発揮する。どんな状況であろうと、信頼した人間を裏切ることは決してしない、逆を言えば非情になりきれない性格。生死をかけた極限状態の勝負を繰り返すにつれて、勝負せずにはいられないギャンブル中毒のような症状に陥っていく。「限定と聞いて・・・すぐある予感が走った・・・この勝負運否天賦じゃない・・・おそらくは・・・愚図が墜ちていく。勝つのは智略走り他人出し抜ける者・・・!」は名台詞。ちなみに好きな煙草はマルボロ系。
遠藤勇次

巨大財閥、帝愛グループ「遠藤金融」社長のヤクザ。借金を取り立てにカイジの前に現れ、彼を危険なギャンブルへと誘う。利根川の部下で、将来は帝愛のNo.2になれると思っていたが、利根川が失脚したことにより、その夢は破れる。自らも利根川失脚によりかなりの負債を背負い込んでおり、「沼」では地下労働施設から一時的生還を果たしたカイジに誘われ共闘した。
利根川幸雄

帝愛グループの大幹部で「限定ジャンケン」「人間競馬」の元締めで、カイジと「Eカード」での直接対決も行なった。仕掛けたイカサマをカイジに見破られた挙句、最後の真剣勝負の際にはカイジに裏の裏の裏を取られてしまい完璧な敗北を喫する。敗戦後、究極の拷問である「焼き土下座」に掛けられる。その後、幹部の地位を失脚、以降作中から姿を完全に消した。遠藤曰く、失脚さえなければ帝愛No.2であったとさえいわれるほどで、当然実力もあった。利根川が発した「金は命より重い」「大人は質問に答えたりしない。それが基本だ」「勝ちもせず生きようとすることがそもそも論外なのだ」「勝ったらいいな……じゃない……! 勝たなきゃダメなんだ……! 」などの台詞は屈指の名言として有名。
一条

『賭博破戒録』で登場したパチンコ「沼」を所有する裏カジノの若き支配人。イケメンで性格もおおらかだが、人を見下した態度をしばしば見せる。カイジには制裁という名目でリンチし、生爪の間に針を差し込み「血のマニキュア」をした。彼の緻密な計画で作られた沼パチンコにおいて、カイジを見下し油断したため大敗。沼の損害金7億円分の懲役、1050年の地下送りに処される。
特有のギャンブル
限定ジャンケン

星形のバッジ3つとグー・チョキ・パー各4枚、計12枚のカードを与えられ、カードジャンケンの勝負で星を奪い合うという「限定ジャンケン」。勝負に使ったカードは全て回収され、どのカードが残り何枚かは常時掲示板に表示される。勝負時間は4時間。手持ちのカード全て使い切り、その上星を3個以上持っていれば勝ち、終了時にカードが手元に残っていたり星が2個以下の時、また時間内に星を全て失ったら負けになる。
人間競馬

観客が参加者それぞれに付けられた番号に賭ける、人間を使った競馬である。高さ10メートル以上の鉄骨の上を3人1組で4本の鉄骨の上で行なう鉄骨渡りレース。後ろの者は前を行く者を押して落とすことは自由となっている。鉄骨に手を触れたり、下へ落ちたりしない限りは失格にはならない。1着には2000万円、2着には1000万円が支払われる。一応落ちても致命傷は避けられる可能性があるが、それはあくまでも予選まで。本戦では鉄骨が地上74メートル以上の所に設置され、さらには電流が流されているので、手が触れると落下する仕組みになっている。
E(エンペラー)カード

「皇帝」「市民」「奴隷」の3種類のカードを使って行なわれる1対1のカードゲーム。カードの分配は「皇帝&市民4枚」(皇帝側)、「奴隷&市民4枚」(奴隷側)となる。交代に(最初は皇帝側から、次は奴隷側から)カードを出していき、3戦で皇帝、奴隷側を交代する。これを4回、12戦行なう。カードの強弱は以下の通り。「皇帝」は「市民」に勝ち、「奴隷」に負ける。「市民」は「奴隷」に勝ち、「皇帝」に負ける。「市民」は引き分け。「奴隷」は「皇帝」に勝ち、「市民」に負ける。なお、奴隷側は勝ちづらいため、勝った時の戻しが5倍になるという特典がある。
沼パチンコ

1玉4000円という破格のパチンコ機で、地下収容施設から一時的に脱出したカイジが完全脱出をかけて挑むギャンブル。構造はチューリップに玉が入ると台下部に設置されている3段クルーンに玉が落ちていく。1段目には3つ、2段目には4つ、3段目には5つの穴があいていて、当たりの穴は各クルーンに1つずつ。3段目のクルーンで当たりの穴に玉が入るとクリア。それまでの挑戦者が賭けた金(数億円)が手に入る。だが、3段目には当たらないように細工が施されているので、通常プレイでは攻略不可能。
トリビア
◇カイジ全13巻で使われる擬音語「ざわ」の使用回数は700回を超える。

◇独自の通貨「ペリカ」の価値は日本円の10分の1である。

◇プレイステーション用にゲーム化もされている。「人生にやり直しなどない」というテーマ性をそっくり引き継いだため、リセットすると強制労働(ミニゲーム)を受けさせられる。断るとセーブデータが抹消されるなど、ハードな作りとなっていた。

(C)福本伸行/講談社

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