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清龍ゲームジャパン『クレイジージョーカー』『トリプルクラウンS2-30』展示会
2種類の完全告知機が同時登場
 2007年8月20日、清龍ゲームジャパン株式会社は、東京・台東区の浅草ビューホテルにおいて、パチスロ最新機種『クレイジージョーカー』『トリプルクラウンS2-30』の展示会を開催した。前者は25パイ、後者は30パイとコインサイズが違うが、両機種は共に完全告知機。会場には噂の新機種を一目見ようと、多くのホール関係者・プレス関係者が来場した。
小役or単独当選or重複当選の「遅れ」がアツい!!
 では早速、ゲーム性の解説に移ろう。まずは25パイの「クレイジージョーカー」から。本機のボーナスは純増約312枚のBIGと純増約182枚のCBのみで、ボーナス成立時は、レバーON時か第3停止ボタンから指を離した瞬間に、リール左下部の告知ランプが点灯してプレイヤーに知らせてくれる。

 ここまではありがちな完全告知機だが、本機はスタート音の遅れを演出に採用しており、発生時はチェリーorスイカorボーナスのいずれかが成立したサインとなる。チェリーやスイカが入賞してしまった場合もボーナスが重複当選している可能性があるので、第3停止ボタンから指を離す瞬間まで期待感が継続する仕組みだ。

 また、リプレイとボーナスの重複当選もあり、リプレイ入賞時の音が一瞬遅れたらチャンス。重複当選していれば、次ゲームのレバーON時に告知ランプが点灯するので、気合いを入れてレバーを叩こう。
展示会が行なわれたのは、台東区にある浅草ビューホテル。開場と同時に多くのプレス関係者・ホール関係者が押し寄せ、すぐに試打機が埋まってしまいました。ちなみに、会場内には参考出展として未発表機種が設置されていたんですが…その内容は秘密。
『クレイジージョーカー』はスタート音が遅れればチャンス。チェリー&スイカを狙って、どちらも入賞しなければボーナス確定だ。チェリーorスイカが入賞しても…
第3停止ボタンから指を離した瞬間に告知ランプがペカッと光ればボーナス! もちろん単独当選もあるので、常に気が抜けないぞ。
5号機30パイ最高クラスのハイスペックマシンがデビュー!
 続いて30パイの『トリプルクラウンS2-30』だが、こちらは沖縄パチスロシーンで絶大な支持率を誇る「トリクラ」シリーズの最新バージョン。リール窓の右上に配置されたバット型の告知ランプが光ればボーナス、というゲーム性はもちろん健在で、RTや重複当選といった機能も一切無い。ボーナスも純増約312枚のBIG&純増約104枚のREGとシンプルな設計になっているので、4号機の純Aタイプと全く同じ感覚で遊べるマシンといえるだろう。

 なお、告知の発生タイミングはレバーON時とリール始動時で、スタート音が鳴らなかった場合(無音時)に限っては第3停止ボタンから指を離した瞬間に告知される。しっかりと「ねじり時」も用意されている点が嬉しい。また、本機はスペック面も非常に長けており、設定6の機械割は何と110%オーバー。5号機30パイマシンの中でも極めて優秀な数値となっている。
『トリプルクラウンS2-30』のゲーム性は至ってシンプル。レバーON時orリール始動時にリール窓右上のバット型ランプが点滅すればボーナス確定となる。
「あれ、今スタート音鳴ったっけ…?」と思ったら、手の甲に血管が浮き上がるまで第3ボタンをねじってみよう。
本日の1枚
いい天気だったので、浅草寺で一休み。
後記
 展示会からの帰り道、浅草寺の仲見世通りで「禅」と書かれたTシャツが売られているのを目撃しました。外国人観光客向けのものなのでしょう。値札には丁寧に「-ZEN-」とローマ字読みが付記されていました。

 自分は「へぇ」程度にしか感じず、その場を後にしたのですが、冷静になってみると「完全告知機」と「禅」にはどこか似たものを感じます。演出らしい演出が全く出ない中、ひたすらBET→レバーON→ボタン停止、と繰り返していると、いつの間にか瞑想時にも似た心の平静が訪れ、煩悩が少しずつ消えてゆくのです。

 そして、そのリラックスした状態が一瞬途切れる際に眼前に現れる「告知」と「ボーナス」。これは坐禅における「警策(肩などを叩かれるアレ)」に置き換えることができると言っていいかもしれません…が、そろそろ仏教に対する冒涜と受け取られそうなので、今回はこの辺で。
◇ 関連機種情報 ◇
     クレイジージョーカー    トリプルクラウンS2−30   
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