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アリストクラート『哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』プレス発表会
「玄人と呼ばれた男たちの熱き勝負の世界」を液晶演出で忠実に再現!
 2007年10月2日、株式会社アリストクラートテクノロジーズは東京・港区の品川プリンスホテル内にあるClub eXにて、新機種『哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』のプレス発表会を開催した。本機は雀聖・阿佐田哲也氏を主人公にし、全41巻・累計1000万部以上発行された同タイトル漫画とのタイアップ機。昨今の人気アニメとのタイアップ機種が続々と発表される中、一層注目を集める本機の展示会の模様、そして気になるゲーム性についてお届けしよう。
人気麻雀漫画がパチスロ化!
 会場となったのは前作『ダンス☆マン』の時と同じ円形ホールClub eX。中に入るとステージを取り囲むように実機がズラリと並べられており、開演前から多くの関係者を興奮させた。

 開演すると、まず始めに株式会社アリストクラートテクノロジーズ代表取締役社長・吉松俊男氏が登場。5号機時代について「ホール数もプレイヤー数も減ってきている」と業界全体が厳しい状況にあるとしながらも、「そういう中、本機で5号機市場に新たなスタートをきりたい」と力強くコメント。また、「次はライトユーザー向けとなる『監獄JACK』。さらにはキャラクターものも幾つか通過しているので、市場の動向を見ながら出していきたい」と今後の戦略についても語った。

 その後、実機を交えての機種解説、フォトセッションへと展示会は進み、そしてアリストガールズの掛け声で周りを取り囲んだ実機の電源が投入され試打会がスタートすると、5号機の常識を打ち破る新システム「RTストック機能」をチェックすべく、多くの業界関係者が実機に殺到した。
会場は東京・港区の品川プリンスホテル内にある「Club eX」。Entertainment Barとのことですが、普段は一体どんなことが行なわれているのでしょうか。
会場の天井付近にモニターが配置され、どの方向からでも見ることができます。そして会場中央のステージには本日の主役が今や遅しと出番の時を待ち構えています。
会場が暗くなりプロモーションVTRが放映。
吉松氏からは挨拶や今後の新機種についてが語られました。
マーケティング部福岡氏による実機を使用しての機種解説へ移行。
ボタンを押すのはアリストガールズ。目押しが僕より上手でした。
吉松氏、さらには本社の方々を交えてのフォトセッションがスタート。「アリストガールズの腰に手を回してください」と注文を受けるシーンも。
天運CHANCEと玄人TIMEの連鎖が怒涛の出玉を生み出す!
 さて、ここからは気になるゲーム性に迫ってみよう。本機には3種類のBIGと2種類のREGが搭載されており、全ボーナス終了後には「天運CHANCE」というチャンスゾーンに突入する。このチャンスゾーンは途中でチェリーを入賞させてしまうと終了してしまうのだが、その前に「ベル・チェリー・ベル」のRT突入役(チェリー取りこぼし時に出現)が入賞すれば、RT「玄人TIME」へ突入する仕組みだ。

 RTは1ゲームあたり純増約1枚となっており、30or100or1000ゲームの内いずれかが選択される。ボーナス成立以外でRTは終了しないため、完走すれば30ゲームで約30枚、100ゲームで約100枚、プレミアムの1000ゲームで約1000枚の出玉増加が見込める計算だ。規定ゲーム数消化後は再び天運CHANCEに移行するのでRTの再突入も十分期待できる。

 しかも本機はRTをストックするという斬新なシステムを搭載。ここが最大のウリと言っても過言ではない。RTのストック契機は「BIG中の中段ボーナス絵柄揃い」と「RT中のスイカ&連チェリー&10枚役入賞時のRT上乗せ抽選」の2ポイント。前者は問答無用でストックが確定し、揃えれば揃えるほどその個数が増えていく。BIG中に哲也のカットインが発生した場合は、RTストックのチャンスなので各リールの中段に同色の7を狙ってみよう。一方、後者はスイカ→連チェリー→10枚役の順でストック期待度が高まるシステムとなっている。ストック機能による怒濤のRT連鎖で大量コインの獲得も不可能ではないのだ。

 ちなみにRTストックの上限は不明だが、リール横の雀聖ランプが点滅した場合は5個以上のストックが確定するので、プレイ中はしっかりとチェックしておこう。
通常時は街ステージとBARステージの2種類。ここではタバコをつけるマッチの火の色や、ドテ子が投げるサイコロの色などで小役をナビしてくれる。これらの演出から「麻雀演出」や「喧嘩ゴマ演出」などに発展することもあるので、最後まで目が離せないぞ。
「喧嘩ゴマ演出」ではコマがぶつかりあう度にパーセンテージがアップ。もちろん、この数値が高いほどボーナスが期待できるぞ。
こちらは銭亀から逃げ切れればボーナスとなる「銭亀演出」。演出が継続するほどチャンスだ!
哲也が房州、ダンチ、印南と対決する「麻雀演出」では、哲也がツモ、又はロンをすればボーナスとなる。アガれずに流局(敗北)となっても信が登場すれば再び対決に! また、玄人技「ツバメ返し」や「左手芸」が出ればチャンスとなるぞ!!
BIGはチャンスタイプの「ダンチBB」、激熱タイプの「印南BB」、完全告知タイプの「房州BB」の中から好みのものを選択することが可能。
いずれのBIGも哲也カットイン発生時、中段に7絵柄が揃えばRTのストックが確定する。背景色によって期待度が異なり、青よりも緑、緑よりも赤ならチャンスだ。房州BBはカットインが発生すればRT突入確定か!?
全てのボーナス終了後に必ず「天運CHANCE」に突入。同CHANCE中はリサの危険牌察知能力で左リールに狙うべき7をナビしてくれる場合があるので、牌の縁の色と同色の7を狙おう。
増加型RT「玄人TIME」中はリプレイ確率がアップする上、全ての小役を牌でナビ。1ゲームあたり約1枚の純増が見込める。チェリー揃いの時は、左リールに同色の7絵柄を狙って取りこぼしを防ごう。なお、キャラが揃った場合は連続演出へ発展するぞ。
注目展示会コンパニオン No.088
僕の心も一発ツモ!!
後記
 この原作コミックを読んで麻雀を始めた人ってかなりいらっしゃるのではないでしょうか。それほど人気のある漫画だったと記憶してます。

 麻雀という競技(あえて競技としますが)は結構頭を使います。昔はそれこそギャンブルの代名詞ともなりましたが、現在では痴呆症防止の一環として、行政団体によっては麻雀教室が開かれるようになり、老若男女問わず遊べる健全な競技として進化しつつあります。パチンコ・パチスロ業界でも甘デジタイプのパチンコや10円パチスロ店などが出現し「遊べる」ようになってきました。これから益々健全化へと向かうことでしょう。

 話がそれてしまいましたが、何が言いたいかというと、「麻雀」と「パチスロ」が融合した本機を打たなくてどうするんですかっていうことです! ホール導入は11月中旬とのこと。しっかりとチェックしておいて下さい!!
(C)さいふうめい・星野泰視/講談社
◇ 関連機種情報 ◇
     哲也〜雀聖と呼ばれた男〜   
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