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パイオニア『華一番』『華一番-30』発表展示会
今度のハイビスカスは光って回って震えて大忙し!!
 2007年10月11日、株式会社パイオニアは東京・台東区の浅草ビューホテルにおいて新機種『華一番』『華一番-30』の発表展示会を開催した。同社としては昨年12月の『マリーンギャング』以来、実に10ヶ月ぶりとなる展示会。そして登場するのは、新筐体により今まで以上に美しくそして華やかになったハイビスカスである。パイオニアの代名詞ともいえる「華」は、一体どのように咲き誇るのだろうか。
高確率演出「おかわりタイム」に酔いしれろ!
 今回イベントは試打中心のシンプルな内容であったが、会場には軽食コーナーも用意されており、ホール&プレス関係者がじっくりと新機種をチェックできるような心配りがされていた。また赤と黄を基調とした和装に身を包んだコンパニオンさんたちが立ち振る舞い、展示会に華を添えた。

 同社といえば、ホールに咲く魔性の華・ハイビスカス。ということで、本機もハイビスカスが重要な役割を担っている。しかも平面のランプではなく立体型のランプになり、様々なタイミングで回ったり動いたり光ったりしてボーナスを告知してくれるのだ。「アクションユニット」と呼ばれるこのハイビスカス役モノが今まで以上の興奮と感動を与えてくれるぞ。

 ゲーム性で見逃せないのが、ボーナス同時抽選小役(チェリーor巻物)を契機に突入する最低7ゲームのRT「おかわりタイム」。このおかわりタイムにはボーナス期待度の異なる「並」「超(スーパー)」の2つがあり、ボーナス期待度が20%のチェリーからは「並」、ボーナス期待度が50%の巻物からは「超(スーパー)」に突入する。そして、おかわりタイム終了時にボーナスジャッジが行なわれ、見事ハイビスカス役モノが輝けばボーナス確定となるのだ。また、おかわりタイム中に再度、同時抽選小役を引けばプレミアムに発展するという演出も!? 実に3段階のおかわりでプレイヤーを魅了してくれるのだ。

 演出面も同社ならではのモノが多数存在。レバーON時や第1〜3停止時に、爆発音+ハイビスカス点灯によってのボーナス告知はもちろんのこと、レバーONで突然ハイビスカス役モノが振動し「ゴゴゴ♪」という地震音が発生する「振動ユニット演出」や、第3ボタン停止後に「んんっ!?」の声が発生したらハズレorボーナスとなる演出など、新しい告知パターンもあるので、昔からのファンも初めて打つ人も誰もが楽しめるハズだ。
浅草にそびえたつ浅草ビューホテル。和装のコンパニオンさんの出迎えで、テンションは急上昇。
写真は華一番提灯。しかも灯りが燈っているから驚きです。
筐体がおしゃれにディスプレイ。ただ、自動で回っているのでやや怖いかも?
試打機は一段高いところに設置。一瞬にして台が埋まり、しばらく待ち。
同時抽選小役となる「チェリー・巻物・巻物」からは「並おかわりタイム」。巻物揃いからは「超おかわりタイム」に突入します。この法則が崩れた場合は…!?
パネル上部の「酔いどれランプ」がレバーON〜第3停止時のいずれかでフラッシュすればおかわりタイム突入!
レバーONで地震音と共にハイビスカス役モノが振動する「振動ユニット演出」はおかわりタイム突入のチャンス。
ボーナスを告知するハイビスカス役モノ。立体になったことで色、艶が今までよりも数段にアップ!! 喜びもひとシオです。
BIGは約300枚、REGは約100枚の純増が見込めます。但し、BIG中にチェリーや巻物が成立した時は目押し必須。告知が発生したらしっかりと狙うようにしましょう。
注目展示会コンパニオン No.092
今度2人で呑み比べなんてどうですか?
後記
 今回、パイオニアから届いたプレスリリースに「新筐体第1弾」の文字を見つけた時、自分の頭には一瞬嫌な予感がよぎりました。「まさか…液晶機じゃねぇだろうな」と。パチスロシーンが本格的な5号機時代を迎える中、これまでドットや7セグ、ランプなどによる演出をウリにしてきたメーカーが、次々と液晶機を開発し始めました。時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、一抹の寂しさを覚えているパチスロファンは自分だけじゃないハズです。

 しかし、蓋を開けてみればご覧の通り。新筐体に液晶はありませんでした。しかも、パイオニアの代名詞であるハイビスカスやリールサンドLEDはしっかりと健在。「パイオニア節」とも呼ぶべきエッセンスをしっかりと継承しつつ、新要素を散りばめています。自分の感じた「嫌な予感」は杞憂だったようですね。

 ちなみに、この新筐体を使ったパイオニア代表作のリメイク機も既に開発中とのこと。これからもハイビスカスにこだわり続けて液晶非搭載の名機を作り続けて欲しいものです。
◇ 関連機種情報 ◇
     華一番    華一番−30   
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