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西陣『CRマスク』プレス発表会
全米を抱腹絶倒の嵐に巻き込んだ映画が待望のパチンコ化
 2007年10月30日、株式会社西陣、並びに株式会社ソフィアは東京・港区の品川プリンスホテル内にあるClub eXにて、新機種『CRマスク』のプレス向け発表会を開催した。機種名からも分かるように、本機は1994年にアメリカで製作され、大ヒットを飛ばした同名映画とのタイアップ機。全米を笑いの渦に巻き込んだ怪人・マスクは、全国のパチンコファンの心を掴むことができるのだろうか。
会場はまさにParty Time!!
 会場は円形型ステージを有したClub eX。開演するとまずはプロモーションVTRが流れ初めた。それが終わると、ステージを覆うように設置されていたモニタが上へ。そしてスモークと共に隠れていた実機が姿を現した。

 主役となる実機がお披露目されると、まずは株式会社ソフィア研究開発部部長・清水要一氏が登壇。機種説明を開始し、「3スペックあるので、状況に応じて選んで欲しい」と語った。続いて登壇した株式会社西陣取締役営業本部長・近藤修一氏は「ホームページ、雑誌広告、サイト、ネットバナー、CS放送など、様々な媒体でプロモーションしていく」と販売戦略を説明。また「映画『マスク』の大ファンで、過去に5回以上は観ている」と語った後、「リアルタイムで映画を楽しんだ若い人たちが、当時を思い出しながら打って欲しい」と述べた。

 そして満を持して登場したのが、代表取締役・沖真人氏。清水氏、近藤氏と共に現れ、深々とお辞儀をした沖氏は、「本機のコンセプトである『笑い・驚き・挑戦』がふんだんに盛り込まれたと自負している」など力強くコメントした。

 その後、プレス発表会はダンサーたちによるダンス、フォトセッションを経て、試打会へと進行。最後まで大盛況で幕を閉じた。
会場となったClub eXの入り口にはマスクのパネルが展示。そして受付前には花、花、花。さすが花の西陣。
ジャグラーやピエロ、バニーにコンパニオン…様々な人たちが来場者をお出迎え。会場する前からボルテージが上がります!
スモークと共に登場した実機。機種説明は清水要一氏が、販売戦略は近藤修一氏が担当。
清水氏、近藤氏と共に沖真人氏が登場。その後、会場の四方からダンサーが登場し、激しいダンスを披露。そしてステージ中央の実機の前でセクシーポーズ! 最前列で激写!!
映画の世界をそのままホールに再現!
 超人的な力を持った黄緑色の顔をした怪人・マスクが大暴れ…そんな原作の世界観をCGを使い見事に再現している本機。

 予告はステップアップや背景変化、スベリ、群、ボタンなど、非常に多彩。これに役モノが絡むことで、より高いゲーム性を実現している。役モノは全部で3種類。カタカタと口が動き、時にはアゴまでハズれてしまうマスク役モノは画面右上。画面右下の仮面役モノは目からフラッシュを放ち、その存在感をアピール。画面左上にあるマイロ役モノもしゃべりだしてチャンスを演出…と、三者三様のアクションで、プレイヤーをアメージングワールドへと引きずり込む。

 リーチは、CG系と実写系に大別される。カチンコ(映画などで使われる蝶番式の拍子木に小さな黒板をつけたもの)に書かれたリーチ先に発展する仕組みで、「マイロリーチ」→「ハンマーリーチ」→「???リーチ」と、順々に発展していき、発展するほど大当たりの期待が高まるようだ。一方の実写系は映画の名シーンを盛り込んだ内容となっている。キャメロン・ディアス扮するティナが出現したり、宿敵・ドリアンとの対決シーンが流れたりとファンには堪らない映像が満載だ。

 ゲーム性を語る上で欠かせないポイントとなるのが「マスクチャンス」であろう。これは通常時に始まるチャンスタイムで、マスクとティナが運命的な出会いをし、マスクが興奮のあまり画面を吹っ飛ばして突入する。要はマスク絵柄(7)とティナ絵柄(3)の組み合わせが契機となるのだ。突入すれば、30回転(『〜GL』は10回転)のチャンスタイムが訪れる。確変か、はたまた通常か、ハラハラドキドキの展開が待っているのだ。

 大当たり終了後は「カジノタイム」に突入し、通常時とは異なる演出が始まる。その名の通り、カジノで楽しめるギャンブルが主体となっており、リーチが掛かると、ルーレットやカード、ダイスなどに発展。ルーレットなら赤か黒か、カードならBIGかSMALLか、をプレイヤーがPUSHボタンを使って決定。その通りなら大当たりとなる。この「カジノタイム」は、さらにチャンスアップとなる「カジノタイムDX」に移行する可能性も!? プレイヤーはもう画面から目が離せないぞ!
画面下部にPUSHマークが出現したら上皿部のボタンを押そう。マスクやマイロの役モノがセリフを発して信頼度を告知してくれるぞ。
こちらはマスクがポケットから様々なものを取り出す「マジカルポケット予告」。マスク群が飛び出せば激アツ!?
この他にも予告アクションは盛りだくさん。液晶だけでなく、役モノからも目が離せないぞ。
画面上にマスクとティナが並べば、30回転(『〜GL』は10回転)のチャンスタイム「マスクチャンス」に突入。終了後、通常画面に戻ってから再突入するケースもあるようだ。
愛犬マイロがスタンリーの危機に駆けつける「マイロリーチ」。マイロがビルの壁を上り、スタンリーの元に辿り着けば大当たりだ。
マスクが華麗に人文字を披露しながら踊る「マスクポーズリーチ」。見事大当たり絵柄に変身すれば大当たり確定!
スタンリーがマスクを被って変身すると実写系リーチに発展。写真の「ティナリーチ」はマスクとティナがキスを交わせば大当たりとなる。
大当たりラウンド終了後は「カジノタイム」に突入し、演出が変化。「カジノタイムDX」に移行すればさらにチャンスアップ!?
注目展示会コンパニオン No.094
マスクよりもピエロよりも…やっぱりバニーが好きっ!
後記
 『CRジャッキー・チェン』や『CR猿の惑星』など、海外作品とのタイアップモノはありましたが、自分的には「西陣は和」といったイメージがありました。展示会も何度か行きましたが、コンセプトの根底には、やはり『和』があったような気がします。

 しかし、今回はまったく違う。まず会場がClub eX。会場の後部にはDJブースがあるようなハイカラな所です。迎えいれてくれたコンパニオンさんの格好はバニー。そしてジャグラーやピエロなどもいるし。極めつけは清水氏や近藤氏、沖氏の紹介。DirectorやらPresidentやら…、今までの西陣とは明らかに何かが違う。

 もしかしたら、「和」から「洋」へ転進しようとしているのでは? そんなことを感じながらも、社員たちの着ているハッピを見て、西陣はやはり「和」だな。と再認識した今日この頃でした。
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◇ 関連機種情報 ◇
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