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大都技研『新・吉宗』超最速試打レポート
あの八代将軍がスゴビ搭載機となってホールに帰ってくる！
　2007年12月、株式会社大都技研は、全てのパチスロプレイヤーが待ち望んだ新機種『新・吉宗』を正式発表した。2003年に登場し、世のスロッターを熱狂の渦に巻き込んだ初代『吉宗』の引退から約１年半。我らがヒーロー・八代将軍がお馴染みの爺と姫を引き連れ、ホールに帰ってくることとなったのだ。今回、パチビス編集部は東京・台東区にある大都技研ショールームにて最速試打を敢行。噂の新機種を写真に納めることに成功した。早速、その全貌をお伝えしよう。
より多彩になった演出群に驚愕せよ！
　では早速、『新・吉宗』の具体的なゲーム性をお伝えしていこう。本機は２種類・５フラグのBIGによってコインを増やすタイプで、REGはBIG中にのみ揃う（JAC INする）仕様となっている。また、RT「討伐の道」も搭載しており、BIG中に青７がシングルラインで揃った場合は100ゲーム、ダブルラインの場合は300ゲーム継続する仕組みだ。ただし、RTが発動するのは青７を揃えたBIGが終了した後、１回目のチャンスリプレイを引いた時となっている。RTが発動しないからといってBIG後即ヤメしないよう注意して欲しい。

　通常時に関して特徴的なのは、ゲーム性の異なる３種類のステージを選択して楽しめるという点で、「吉宗ステージ」では初代『吉宗』を踏襲した演出を、「爺ステージ」では準完全告知のドキドキ感を、「姫ステージ」ではパチンコ風の演出をそれぞれ楽しむことが可能。もちろん「高確率演出」もしっかりと継承されており、チャンスリプレイ成立時にシャッターが閉まって『シェイクII』でもお馴染みのスゴビが可動すればボーナスの大チャンスとなる。
通常時に滞在するステージは「吉宗」「爺」「姫」の３種類が用意されており、左右停止ボタンを同時押しすることでいつでも切り替えが可能。気分に合わせてステージチェンジしながら楽しんでみよう。
「吉宗ステージ」の演出は基本的に初代のそれを踏襲している。チャンス予告音などもしっかり再現されているので、『吉宗』を打ち込んだプレイヤーなら誰もが懐かしさを覚えるはずだ。爺との対決演出は「飲み比べ」から「熱湯風呂」へと進化を遂げているぞ。
チャンスリプレイが成立すると高確率演出突入のチャンス。「吉宗ステージ」の高確率演出は通常時と同じく初代『吉宗』をベースにしており、お馴染みの「大家紋」もしっかり再現されている。シャッターが開いて現れた敵に勝利すればもちろんボーナス確定だ。
「爺ステージ」は準完全告知。レバーON時にシャッターが閉じ、爺が温泉に入ることができればボーナス確定となる。チャンスアクションも豊富に用意されているほか、音もなく告知ランプが点灯する「ひっそり告知」もあるので隅から隅まで目が離せない！
「姫ステージ」は縁日が舞台となっており、パチンコのように３つの絵柄が揃えばボーナス確定。金魚すくいや射的などのスーパーリーチが発生すればチャンスとなる。もちろんチャンスリプレイから高確率演出が始まれば激アツだ。
ボーナスは初代『吉宗』と同じく３人のキャラクターから１人を選択して異なるゲーム性を楽しむことができる。吉宗を選択した場合は「ジャキン！」と予告音が鳴ればチャンス。各リールに青７を狙ってみよう。
爺BIGはお馴染みの完全告知。レバーを叩いた瞬間に「キーン！」というあの告知音が鳴れば青７揃い確定だ！
姫BIGは後告知から小役告知に進化。レバーON時に４つの打ち上げ玉が出現し、最後に残った打ち上げ玉の色が対応役となる。対応役がハズれた場合は…!?
青７揃いはシングルラインとダブルラインの２パターン。シングルの場合は100ゲーム、ダブルの場合は300ゲームのRTとなる。
ボーナス中に青７が揃った場合は、ボーナス終了後１回目のチャンスリプレイからRT「討伐の道」がスタート。途中で現れるボスキャラクターを成敗すればボーナス確定だ。ボスの体力を吸収し、上部に表示されている吉宗の攻撃力がアップすればアツい！
RT中にBIGを引いた場合は、吉宗・爺・姫の３人が歌い踊るプレミアムステージを選択することが可能に！　途中で出現する採点表示にも秘密が隠されているようなのだが…!?
本日の１枚
『○ヴァ４』の展示会レポートはナシ！　代わりに初○機っぽい画像をお楽しみ下さい。
後記
　12月12日、午後。大都技研ショールームに向かう道の途中、自分は妙な違和感にとらわれていました。上野村を行き交う人の数が、妙に少ないのです。その時間帯の上野村は、普段ならメーカー関係者やホール関係者らが大きな袋やカバンを提げて歩いているのですが、今日は閑散としています。その原因は、大都技研営業本部・Ｓさんの言葉でわかりました。

　「パチンコビスタさん、今日、『○ヴァ４』の展示会には行かなかったんですか？」

　そう、業界関係者らは皆、都内某所で開催されている『○ヴァ４』の展示会に行っていたのでした。超ビッグイベントをすっかり忘れていた自分ですが、時は既に遅し。結局、『新・吉宗』だけを取材して会社へと戻り、上司に怒られたのでした…。そんな訳で、ビスタの『○ヴァ４』展示会レポートはナシ！　どうしても見たい方は余所のサイトでお楽しみ下さい。楽しみにしてた皆さん…ホントすいません。　
(C)DAITO GIKEN, INC.
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