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藤商事『CRエイリアンVSプレデター』展示発表会
衝撃、来襲。ホールが殺戮の戦場と化す!
 2007年12月27日、株式会社藤商事は東京・千代田区の秋葉原UDX内にあるアキバ3Dシアターにて、新機種『CRエイリアンVSプレデター』の展示発表会を開催した。本機は機種名からも分かる通り、2004年に上映され、2大モンスターが夢の対決をした同名映画とのタイアップ機である。07年12月28日からは続編にあたる「エイリアンVSプレデター2」が全国ロードショーになるということもあり、業界の枠を超えて注目される本機の魅力をたっぷりとお届けしよう。
原作映画を1本丸ごと上映!!
 会場となるアキバ3Dシアターは映画館顔負けの本格的なスクリーンを設置してあるイベントスペース。エイリアンが立体的に装飾されてあるパネルや、場内の照明のトーンなど、原作の世界観を巧みに取り込んでいた。

 開演すると、まずは原作の上映がスタート。今年最後の新機種発表会ということもあり、原作映画を1本丸々上映するという前代未聞の趣向に報道関係者は度肝を抜かれた。

 原作の上映が終わると、同社取締役常務・永田和政氏が登壇。「原作の怖さをどうしたらアピールできるかという点に企画・開発ともに尽力した。機械の仕上がりには自信がある」と力強く語った。

 永田氏が降壇した後、ステージ上でエイリアンとプレデターの巨大シルエットが浮かび上がり、スクリーン上で気になる本機の演出などを説明。詳しくは試打会の模様にて後述しよう。最後はロビーに舞台を移し、綺麗なコンパニオンとグロテスクかつ迫力ある機械とのフォトセッションが開催された。
今日の会場は東京・千代田区にあるアキバ3Dシアター。会場に着くと迫力あるポスターと立体パネル、そしてお馴染みのコスチュームに身を包んだコンパニオンさんがお出迎えしてくれました。
開演するといきなり映画「エイリアンVSプレデター」がスタート。発表会で原作映画を丸ごと上映するとは…驚きです。
映画が終わった後はスクリーンの両脇にエイリアンとプレデターのシルエットが浮かび上がり、機種詳細説明がスタート。新機種の特徴などが語られました。
ギミック、演出、出玉…全てが規格外!
 エイリアンとプレデターの戦いを見事に再現した本機。まず始めに触れるべきは、盤面の至る所に散りばめられた精巧なギミックの数々であろう。盤面上部には「プレデターランプ」が、液晶上部には「エイリアンハンド」が、そして盤面右側には「巨大リアルエイリアン役モノ」が設置されており、これらが演出と連動し可動することで、何倍もの演出効果を生み出しているのだ。中でも「巨大リアルエイリアン役モノ」は変動開始後、スーパーリーチ発展時など、様々なタイミングで可動。もちろん信頼度も急激にアップする本機最大の見所だ。

 本機のもう1つの見所となるのが、多数用意された特殊演出である。ミッションに成功すると大当たり確定となる「デンジャーミッション」、ノーマルリーチハズレ後にエイリアンのタマゴをロックし、その数でリーチのラインが変動する「ロックオンチャンス」、プレデターキャノンが収納されている棺を探し出せれば激アツとなる「サバイバルチャンス」といった、未知なる演出が突如として襲い掛かってくるのだ。この他にも、スタートチャッカー入賞と共に激しいフラッシュと音が鳴り響く「ダイレクトショック」や、同じリーチが2度続くとチャンスとなる「リベンジチャンス」も搭載。何度打っても楽しめるつくりに仕上がっている。

 通常の演出も目が離せないモノばかりだが、その中でも注目すべきは秀逸なリーチ演出である。エイリアンとプレデターの戦いをベースとしながら、いくつもの展開が用意されており、映画さながらの興奮をホールにいながらにして味わうことができるだろう。

 大当たり確率399.61分の1、確変突入率65%と、スペック面だけ見るとかなり厳しいイメージを受けるが、本機は大当たりのカウント数が10なので、1回の大当たりで獲得できる出玉は2000個超。一撃必殺の破壊力を秘めた、モンスターマシンと言える。
本機には実写系とSDキャラの2つのステップアップ予告が存在。写真のように実写系の場合はステップ5まで発展すると画面いっぱいにエイリアンがっ!
背景が捕鯨基地背景や遺跡背景から宇宙になれば信頼度アップ。
「キャラボタン予告」では話す言葉に注目!?
「タイトル予告」では実写登場で信頼度がアップするぞ!
こちらは続けば続くほどチャンスとなる「VS予告」。
変動開始後やスーパーリーチ発展時などに「巨大リアルエイリアン役モノ」が可動すれば激アツ!? ご覧の通り、隠しアゴもちゃんとあるのでお見逃しなく。
盤面上部のランプが白く光れば「プレデターランプ予告」に突入。ランプの色が緑色→青色→白色→レインボーの順で信頼度が上昇するようだ。
画面に「DANGER!!」の文字が現れたら「デンジャーミッション」突入だ。様々な指令を見事クリアできれば大当たり!? ミッションにはプレミアムパターンもあるらしいので、しっかりと見届けよう。
プレデターキャノンが収納されている棺を探し出すのが、この「サバイバルチャンス」だ。見つけることができればチャンス! 中身が空っぽでも・・・!?
ノーマルリーチハズレ後に発生する「ロックオンチャンス」では、1or3or5ラインのいずれかのリーチが掛かる。もちろん、ライン数の多い方が大当たりの可能性大だ!
「ジェシカ&エイミーリーチ」はジェシカが橋を渡りきり、エイミーの所に無事辿り着けば大当たり確定!? 一旦ハズれても100体のフェイスハガーと戦いを繰り広げるSPパターンに発展する場合がある。
「リストブレイドリーチ」では、プレデターが接近戦に有効なリストブレイドで絵柄を切り裂き大当たりを目指す。
「プレデタータッグリーチ」はその名の通り、3体のプレデターがタッグを組んでエイリアンに攻撃を仕掛ける。エイリアンを倒すことができれば大当たり確定だ。
液晶と「巨大リアルエイリアン役モノ」が連動する大迫力リーチが「エイリアンアタックリーチ」。ボタンを押すとエイリアンが攻撃してハズレ絵柄を当たり絵柄に変えてくれる。もちろん大当たり絵柄が増えるほどチャンス!
VSクイーン選択から実写のバトルに発展すれば激アツ。このリーチは大当たり確定のプレミアムアクションとなっているぞ。
大当たり確定の「全回転リーチ」には映画のクライマックスシーンを採用。実写映像を堪能しながらドル箱の準備をしよう。
通常大当たりの11ラウンド目から確変昇格をかけた「ラウンドバトル」が発生。対戦相手によって期待度が異なる仕組みとなっており、フェイスハガーが出現すればプレデターの勝利確定!?
注目展示会コンパニオン No.101
来年も可愛い女の子にたくさん会えますように!
後記
 今日はパチンコ業界の2007年発表会納め。取材を頑張ったプレスへのご褒美なのでしょうか、最後となる発表会で、ゆっくり2時間も映画を楽しめるとは思いもしませんでした。まぁ「エイリアンVSプレデター」なんでくつろぐ訳にはいきませんでしたが…。

 さて、今年1年パチンコビスタが取材した発表会の数はおよそ100本。自分で言うのも何ですが、趣向を凝らしたイベントが多い中、よく走り回った1年でした。我々のワガママに付き合ってくれたイベンターの皆さん、メーカーの皆さん、コンパニオンの皆さん、他媒体の皆さん、そしてこれを読んでくれている読者の皆さん、どうもありがとうございました。2008年もパチンコビスタ取材班は突っ走り続けたいと思います。それでは皆さん、よいお年を!
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◇ 関連機種情報 ◇
     CRエイリアンVSプレデター   
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