ビスタタイムズTOP / 展示会レポート / 展示会詳細
  展示会詳細
京楽『CRぱちんこ冬のソナタ2』プレスカンファレンス&特別先行展示会
パク・ソルミさん&Ryuさんが新機種のリリースを祝福!
 2008年2月25日、京楽産業.株式会社は韓流純愛ドラマ「冬のソナタ」をモチーフにしたパチンコ機種第2弾『CRぱちんこ冬のソナタ2』のプレスカンファレンスを、そして3月4日には同機種の特別先行展示会を開催した。登場して以来、高い評価を得て今も尚現役機種として好稼働を続ける大ヒット作の後継機で、昨年からのTVCMなどの宣伝により 注目を集める本機。さて、その仕上がりは…!?
壮大なスケールで描かれる「冬ソナ」第2楽章
 爽やかな晴天の下、会場となったシェラトン都ホテル東京には200人を超すプレス関係者が来場。3画面に渡る巨大スクリーンが設置されたステージを前に、場内は異様な熱気に包まれた。

 開演すると、まずは同社代表取締役社長・榎本善紀氏が登壇。「昨年発表した『CRぱちんこ仮面ライダー〜ショッカー全滅大作戦〜』が新しい突破口となったが、大きなブームにはならなかった。そこで京楽自体が開発・製造・営業から見直し、京楽大リニューアルとして『CRぱちんこ冬のソナタ2』を発表することになった。前作を踏襲しつつも現代のトレンドを取り込りこんだ。半年以上は入れ替えをしなくていいようなホールの定番コーナーになって欲しい」と熱く語った。榎本氏の挨拶が終わるとステージ上の幕が下ろされ実機のお披露目。スクリーンと連動して一部のリーチ演出等が紹介された。

 その後、ドラマにおいてオ・チェリン役を演じたパク・ソルミさんが登場。「はじめまして、皆さんこんばんは。パク・ソルミです」と日本語で挨拶をした。ドラマにおいて印象に残ったのは? との質問に「大学の同期でもあったパク・ヨンハとのバーのシーンで韓国焼酎を2ビンも飲んだので記憶が無く、気がついたら家でした」と答えるなど、プレス関係者から笑いを取る一幕も。また、「『CRぱちんこ冬のソナタ2』はまるでドラマの現場に来てるみたい。音楽も良いので、自宅に1台置きたい」と本機を強くアピールした。

 最後にパク・ソルミさんと実機のフォトセッションが行なわれた。物凄い数のフラッシュが焚かれる中、興奮冷めやらぬプレスカンファレンスは幕を閉じた。
スーツの似合う綺麗なお姉さんが受付をしてくれました。場内は満席で立ち見が出るほどで、注目度の高さが伺えます。
大型スクリーンや電飾が施された木のオブジェなど、原作の雰囲気が十分。代表取締役社長である榎本氏からは発表までの経緯などが説明されました。
ステージの幕が下ろされ、スモークと共に実機が登場しました。その数なんと52台。スクリーンと連動して演出が映し出される光景は圧巻でした。
今回ゲスト来日したパク・ソルミさんは綺麗なのは言うまでもなく、スタイルも抜群。「ぱちんこ冬のソナタ2をどうぞ宜しくお願いします」と日本語で挨拶を締めくくりました。
ステージ終了後は懇親会がスタートし、豪華料理が振る舞われました。会場後方には演出デモが流れる実機も。
会場が生「ヨ〜モニ〜♪」に包まれる!
 さて、ここからは3月4日に行なわれた特別先行展示会の模様をお伝えしよう。プレスカンファレンスでは発表されなかった新機種のスペックなどが明かにされるということもあってか、会場となったホテルグランパシフィックメリディアンには5000人を超えるホール関係者・業界関係者が押し寄せ、一時入場制限が行なわれるほどの混雑となった。

 また、ステージでは各種プロモーション展開などについての説明が行なわれたほか、スペシャルゲストとしてパク・ソルミさんとRyuさんが登場。Ryuさんは「最初から今まで」「My memory」の2曲を熱唱し、会場を盛り上げた。
会場に着くと、既にホール関係者が長蛇の列を作っていた。
今日のたぬ吉くんはマフラーを付けてお出迎え。
会場内にはホール用の各種グッズやオリジナル景品の展示コーナーが。
巨大会場を上手く使ったムーディーな空間は圧巻。
試打コーナーは満席状態。デモ基板を使用したレクチャー・コーナーも。
プロモーション映像が流され、司会者が登場し、いざ開演。
まず登場したのは歌手のRyuさん。生「ヨ〜モニ〜♪」は感動モノでした。
続いてパク・ソルミさんが。プレスカンファレンスの時とはヘアスタイルを大きく変えての登場となりました。
多彩なモードと予告が冬ソナワールドを演出!
 ここからは誰もが気になる『冬ソナ2』の中身に迫っていこう。まずはスペックについてだが、今回発表されたのは大当たり確率299.13分の1のミドルタイプのみ。確変突入率は62.8%で、ヘソ入賞時の突確割合は25.6%、電チュー入賞時は14.4%となっている。

 続いて演出だが、ユジンの恋が実れば大当たり、という基本的な流れは前作のそれを受け継いでおり、サンヒョクやチェリンといったライバルたちとの攻防も、ゲーム展開に花を添えている。新たに加わった演出の中で特に注目すべきは「10年後再会モード」と「ミニョンモード」で、前者は「入院モード」と同じく確変状態確定のモード。一方の後者は確変か通常か分らないチャンスアップモードと位置づけられており、これまでの京楽マシンではあり得なかったドキドキ感を味わうことが可能だ。

 リーチアクションに目を移すと実写系のアクションは大幅なボリュームアップを果たしており、2人の出会いを描いた「転校生リーチ」や、ドラマ第7話「冬の嵐」をモチーフにした「ロッヂリーチ」などが新たに追加。確変中限定のスペシャルリーチもさらに増えており、その総数はなんと32種にも及ぶ。新たに搭載された「樹氷」「雪だるま」の役モノや、さらなる進化を遂げた「メガポラリス」にも注目だ。
今回のモードは「学生モード」「大雪モード」「マルシアンモード」「タロットモード」「ミニョンモード」「緊急入院モード」「10年後再会モード」の全7種。このうち「緊急入院モード」「10年後再会モード」は確変確定、「ミニョンモード」は確変or通常となっている。
ステップアップ予告の基本的な流れは前作を踏襲。バスから降りたユジンがミニョンと出逢えばハイチャンスとなる。今回は、バスの代わりに車が停止し、サンヒョクやチェリンが降りてくるパターンも…!?
こちらは「学生モード」中のステップアップ予告。バスやマフラーの色にも注目です。
4段階まで進む「樹氷ウィンドウステップアップ予告」。樹氷役モノが動けば動くほどアツい!
今回は役モノを使ったステップアップ予告も搭載。2つの雪だるまがキスをすれば…!?
こちらは「マルシアンモード」のステップアップ。この他にもキム次長ファン垂涎のアクションが盛りだくさん!
「群予告」のバリエーションは全部で3種類。雪だるま群なら信頼度は50%オーバー!!
前作から引き続き搭載された「ウィンドウ会話予告」。バリエーションは900種類以上!
お馴染み「ハングル予告」ももちろん健在。文字の色が変化すればチャンスだ!
ステップアップ予告…と見せかけてミニョンが登場。夜空を見つめて流れ星が流れれば「ミニョンモード」に突入! 2ラウンドランプ点灯を祈れ!
スーパーリーチ発展時の「アルバム発展演出」は今回も健在。もちろんアルバムの色によって信頼度が変化する。黒なら大チャンス!
実写系リーチがバリエーション豊富に!
サンヒョクやチェリンの邪魔を回避してミニョンの元へ辿り着けば大当たりとなる「除雪機リーチ」。
こちらは「救出リーチ」。ミニョンに向かって木材が倒れる瞬間を目撃したユジンは、急いで助けに向かうのだが…!?
コンサート会場でミニョンの姿を見かけ、追いかけてゆく「コンサートリーチ」。扉の向こうにミニョンがいれば大当たりだ。
「高校再会リーチ」では高校時代の仲間たちとパーティーをしているユジンが描かれる。ドアの向こうから現れたのがミニョンなら大当たりだ。
こちらは「運命の再会リーチ」。バスの中でチュンサンとの出逢いを思い出しているユジンの前に現れたのは…!?
「カメラリーチ」ではチュンサンとの思い出を振り返りながらミニョンを撮り続けるユジンが登場。最後にミニョンが振り向けば大当たり!
自分が誰なのかをユジンに問い詰めるミニョンを描いた「街角リーチ」。最後にミニョンの口から衝撃の告白が飛び出せば…。
こちらは「ロッヂリーチ」。2人きりのロッヂでミニョンが「あなたが好きだから!」と想いを打ち明ければ大当たりとなる。
「涙の電話リーチ」では、泣きながら電話をかけるユジンのもとへミニョンが駆けつける。最終的にユジンがミニョンと逢えれば大当たりとなる。
第14話「二度目の事故」を再現した「空港リーチ」。ユジンはアメリカへ発とうとしているミニョンを見つけることができるのか!?
初代でもお馴染みの「初雪リーチ」は信頼度50%オーバーの激アツリーチだ。初雪の降る中、ユジンがミニョンと逢えれば大当たり確定!
モード専用のチャンスアクションも充実!
ノーマルリーチハズレ後にユジンが登場し、空を見上げれば「降雪リーチ」に発展。シングルよりもダブル、ダブルよりもトリプルラインの方が期待できる。また、流星や流星群が出現した場合もチャンスとなるようだ。
「降雪リーチ」のハズレ時、画面右下にネコがいれば「おとつチャンス」に突入。この演出から「緊急入院モード」へ突入する可能性があるぞ。
確変確定の「緊急入院モード」は今作にも健在。突入したら確変絵柄で大当たりすることを祈ろう。
チャンスモード的位置づけの「ミニョンモード」は、ミニョンさんのドラマシーンが次々と展開し、大当たりを目指す。
上にある7つのリーチは「学生モード」専用のリーチアクションとなっている。淡い初恋の思い出が甦るぞ。
「バイリンガル機能」が搭載されており、1ラウンド開始時に十字キーで日本語か韓国語を選択可能。好きな方を選んでストーリーラウンドを鑑賞しよう。
スペシャルストーリーラウンドは、「決別ラウンド」「新決別ラウンド」「最終話スペシャルラウンド」の3種類。ある特定の条件を満たすと流れるようだ。
ストーリーラウンド終了後は、ドラマのように「次回予告」を楽しむことができる。チャンスタイムと思いきや新メガポラリスが可動すれば確変の「恋愛モード」へ突入するぞ!
「恋愛モード」を始めとする確変中のスペシャルリーチが3つ追加。この「雪遊びリーチ」では2人が雪をかけあい無邪気にはしゃぐシーンが展開する。
「記憶探しリーチ」では、ミニョンがチュンサンの記憶を取り戻そうと湖を訪れるシーンを楽しむことができる。
通常時のリーチとしても存在する「高校再会リーチ」。懐かしの仲間たちとパーティーをしているユジンのもとへ現われたのは…!?
注目展示会コンパニオン No.108
シャープな目元が愛らしいですね。
後記
 あれは確か一昨年の春。初代『CRぱちんこ冬のソナタ』が導入されたばかりの頃、自分のいきつけホールで頻繁に隣り合わせになる女性が居ました。年は20代半ばぐらいでしょうか。永作博美を彷彿とさせる猫科の顔立ちは自分のストライクゾーンにピシャリと収まり、パチンコの喜怒哀楽を素直に表現するその表情を見ているだけで幸せな気分になれたのを思い出します。

 しかし残念なことに、そのホールの『冬ソナ』は昨年の夏に撤去。同時に、彼女の姿を見かけることもできなくなってしまいました。『冬ソナ』は別のホールに行けば打てるものの、そこに彼女の姿を発見することはできず。このまま時間が過ぎてしまうのか…と思ったタイミングで、ようやく出ましたね、『冬ソナ2』が。とりあえず、導入日は有休を取って件のホールに行ってみようと思います。もし「運命の再会」が自分にも訪れたら…どうしよう!?
(C)KBS Media/Pan Entertainment All Rights Reserved.
◇ 関連機種情報 ◇
     CRぱちんこ冬のソナタ2   
>>一覧に戻る