『スーパーリノ』でストック機のベースを築いた山佐が、ストック機第2弾として世に送り出したのが『キングパルサー』だ。ストックが貯まりにくい仕様だが、複数個貯まっている場合はボーナス後に短いRTゲーム数が選択されやすく(128ゲーム以内を約72〜89%)、ストックあり時だけで見れば破格のスペックである。また、設定変更時はストックされたボーナスを1つ消去してRTゲーム数が再抽選されるため、朝イチは狙い目。このようなシステムを「リセットモーニング」などと呼ぶようになり、その後もパチスロで朝イチの特典がある機種が多くなった。同様に「ハイエナ」という言葉も本機の登場によって一気に浸透したと言えるだろう。ドットで繰り広げられる演出はシンプルだが、演出の連続発生が前兆となるなど、斬新で奥深い演出となっていた。また、『ナイツ』にもあったバウンドストップ演出も存在。システムや演出は、後の『ジャイアントパルサー』等に継承されている。 |