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CSR(企業の社会的責任)の取り組みの1つに、地域社会との共生があげられる。社会あっての企業という視点に立てば、事業所の近隣地域との良好な関係を築くことが不可欠だ。
遊技機メーカーの藤商事(大阪市中央区)は、企業市民という認識の下、CSR活動の一環として地域に根差した社会貢献活動に着手した。
その1つが、地域で開催されるクリーンキャンペーンへの積極的な参加だ。例えば、本社がある大阪市の「一斉清掃クリーンおおさか」や「神戸須磨海岸のクリーンキャンペーン」。これらは2006年以来、本社や近畿圏の事業所で働く社員が参加し、今年も継続する方針だ。
「よき企業市民でありたい、というのが当社の企業展開の根底にあります。社会とともに在り、社会に必要とされる企業でなければ、本業の成長も望めません」と、総務部の松下智人部長。今後も、適切な地域貢献のスタイルを模索しつつ、活動をさらに充実させていくという。また、藤商事は顧客満足の向上に向けて、品質管理関連の国際規格である「ISO9001」の認証を、遊技機の開発・設計・製造、販売分野において取得。これを基本に企業としてより高い信頼の獲得を目指している。
「顧客満足、従業員満足に向けた取り組みや、社会貢献活動も、CSRという認識の下で体系的に取り組んでいくつもりです。これを実現させていく過程で、本業の活性化も、企業の成長も見込めると考えています」松下部長は強調する。
CSR活動は、日常の経営と別に存在するものではない。地域社会とともに成長していく藤商事のスタイルは、大衆娯楽をプロデュースする企業としてふさわしい在り方といえるだろう。(CSR研究会)[4月20日・日本工業新聞](日刊遊技情報) |
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