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JPS『紅三四郎』プレス発表試打会
JPSから可動役モノ搭載機が登場!
 2008年6月3日、株式会社ジェイピーエスと株式会社トレードは、東京・台東区にあるラ・ベルオーラムにて、パチスロ最新機種『紅三四郎』のプレス発表会を開催した。『ナースウィッチ小麦ちゃん』『新造人間キャシャーン』に続くJPSとタツノコプロの強力タッグ第3弾となる本機。5号機時代の雄が放つ次なる一手に注目だ。
5号機時代の超新星・JPSが放つ期待の新作とは?
 プレス関係者で満員となったラ・ベルオーラム。開演すると、まずは株式会社ジェイピーエス取締役営業部長・古川雅彦氏が「格闘漫画の金字塔と呼べる『紅三四郎』の名に恥じないようにと考え、当社としては初となる可動役モノを採用した。これからも斬新で画期的な機種を提供していきたい」と挨拶。続いて登壇した株式会社トレード取締役営業本部長・山口鷹志氏は「テレビアニメ版は、主人公の三四郎が空中で赤い胴着を着るシーンが印象的だった」と原作に対する熱い思いを語った。

 その後、新機種の除幕式を挟み、株式会社ジェイピーエス営業部・鈴木龍氏が新機種の概要を説明。フォトセッションを経て、試打タイム突入となった。気になる新機種の中身については、下でお伝えしていこう。
JPS期待の新作発表ということで、会場となったラ・ベルオーラムは黒山の人だかりに。
左から、株式会社ジェイピーエス取締役営業部長・古川雅彦氏、株式会社トレード取締役営業本部長・山口鷹志氏、株式会社ジェイピーエス営業部・鈴木龍氏。
赤い胴着を着たコンパニオンさんがステージ上の実機に被せられたベールを剥ぎ、『紅三四郎』が登場!
試打会と並行して、フォトセッションが行なわれました。寝技をかけたり、かけられたりしたいですな。
巨大バイク役モノと美麗液晶で名作アニメを再現!
 ここからは、注目の新機種『紅三四郎』の魅力を紹介していこう。まず注目すべきは、液晶左に配置されたバイクの巨大役モノ。この役モノは主人公・三四郎の愛車・紅号を見事に再現しており、震える、うなる、前進する、ヘッドライトが光るなど様々なアクションを起こして期待感を演出することで、液晶演出をさらにアツくしているぞ。

 液晶上では「紅三四郎」の原作に沿った物語が展開されていくのだが、元になった作品が放映されていたのが1969年ということで、キャラクターデザインは現代風(『2027』風?)にアレンジされている。特に、4人のヒロインの顔はかわいらしく描かれているので、心を奪われる人も少なくないはずだ。そのヒロインが登場すれば、ボーナスの期待大のバトル演出に発展となる。対戦キャラが最凶の仇・白虎なら、ボーナスの大チャンスだ。また、レバーONで突然、液晶上に物語が流れ始めたら激アツのストーリー演出。キャラクターデザインが原作アニメのままならプレミアムでボーナス確定となるぞ。

 作り込まれた演出面ばかりに目がいってしまうが、ゲーム性も完成度の高さを感じさせるものだ。順を追って説明していこう。まず、本機のボーナスは純増約308枚の赤7BIG、同約200枚の青7BIG、同約155枚のCTの3種類。ボーナスの比率は平均1:1:1だが、設定によって差があるらしいので、覚えておくと設定推測の材料になりそうだ。なお、CTにはプラス12枚という高い効果のある技術介入要素があるので、必ず実践しよう(下記参照)。

 そして、それらボーナス後はRT当選の鍵を握るチャンスゾーン突入の期待大。青7BIGとCTは終了後100%で、赤7BIGは終了後3ゲーム間にリプレイを引かなければ、チャンスゾーンに突入する。この間に特殊リプレイ(ベル・リプレイ・リプレイ)を引けば、1ゲームあたり平均0.5枚増のRTに突入となる。ただし、普通のリプレイを引いてしまうと通常時に戻ってしまうので、どちらのリプレイを先に引くかが勝負だ。なお、ボーナスによってRT当選期待度が50%〜90%と異なり、赤7BIG→CT→青7BIGという順にループ期待度がアップする。

 このRTは、途中でボーナスを引いても入賞させなければ30ゲームを完走させることができるという魅力を持つ。さらに、RT終了後は必ずチャンスゾーンに突入するので、RTを連チャンさせてコインを増やしながらボーナスを引き、ボーナス消化後に再びRT突入…という夢のループも可能だ。
同社初となる巨大役モノを搭載。このバイク役モノが、隣に配置されている7インチの美麗液晶と連動して前進やフラッシュなどさまざまなアクションを起こす。基本的にバイク役モノが前に出るほどチャンスだ。
ボーナスは2種類のBIGとCTが存在。BIG中は液晶の右に配置されているランプの色に注目しよう。緑ならスイカ、紫なら1枚役、赤はチェリーに対応している。CT中はスイカを1回揃えて残りを全て15枚で獲得すれば、通常消化よりも12枚の得となる。左リールに赤7付近を押すと15枚を引き込まないので、適当打ちは厳禁だ。
チャンスゾーン中はどちらのリプレイを引くかが鍵。特殊リプレイを引けば即RTに突入となるが、普通のリプレイを引いてしまうと通常時に戻ってしまう。
RTはボーナスを入賞させなければ必ず30ゲーム継続。残り3ゲームからは必ずバトル演出が始まりボーナスへの期待感を盛り上げる。途中でスイカやチェリーなどのチャンス小役を引いていれば、勝利に期待だ。
通常時にヒロインが登場すれば、バトル演出に発展。キャラに対応した敵キャラとの対戦が始まる。なお、ヒロインにはそれぞれ対応小役があり、その小役を否定すればその時点でボーナス確定だ。
バトル演出は全部で5種類存在。いずれも主人公の紅三四郎が勝利をすればボーナス確定となる。対戦相手によって期待度が変化し、摩天楼や白虎ならボーナスの期待大。プレミアムの「仇の男」は、出現した時点でボーナス確定だ。
本日の1枚
JPSの次機種は…サッカー漫画の金字塔「シュート!」!!
後記
 発表会終了後、前出のJPS・鈴木氏に「なんか情報下さいよぉ(『2027セカンド』の)」と擦り寄ってみたところ、「『紅三四郎』のプロモDVDを最後まで見てみてください、フフ」とのお答え。早速編集部に戻り、DVDを見てみると、そこに現れたのは…「幻の左」を持つエースストライカー・田仲俊彦! そう、JPSの次なる機種は週刊少年マガジンで連載され人気を博したサッカー漫画の金字塔・「シュート!」とのタイアップ機なのです。映像によると、パチスロ『シュート!』はボーナスと「スーパートータルフットRT」によってコインを増やすタイプ。「見えナビ」(見えるナビポイント)と「ボーナス中の『10』絵柄ダブルライン揃い」がゲーム性の鍵を握っているようですが…詳しいことは残念ながら分からず。プレス発表会を待つしかなさそうです。

 それにしても、中村俊輔選手がW杯へと繋がる大事なシュートを決めた翌日に、このニュース。今年はピッチ上でもホールでも「幻の左」が活躍しそうな気配ですね。
(C) タツノコプロ (C) TRADE/JPS
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