正式名称は前田慶次郎利益。身の丈が197cm 以上ある巨漢で、自らの道理で生きる自由奔放な男。その異風な出で立ちや突飛な振る舞いから、天下一の傾奇者と評された本作品の主人公だ。
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独眼竜の異名で知られる戦国屈指の大名。弟と気性の激しい母による謀略があり、慶次との初対面では餓鬼扱いされる。しかし、その後再会した際の拳と拳の語り合いで心が通じ合うようになる。 |
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真田昌幸の次男で、松風に一目惚れしたのを機に慶次と親しくなる。初陣の時に慶次から漢ぶりを認められ、野風という馬をもらうことに。後に徳川家康から「日の本一の兵」と恐れられる。 |
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荒子城の城代家老を務めた後、前田家家老になった慶次の朋友ともいうべき存在。奥村永福という別名もある。豪勇さを持つ文武両道の傑物で、柴田勝家をして「沈着にして豪胆」と言わしめた。 |
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慶次が男として惚れるほどの名将で、慶次と運命を共にする終生の友。温和で優しい性格だが、慶次の朱槍を軽々と振るう豪腕の持ち主でもある。「愛」という兜の前立が特徴的な上杉家きっての武将だ。 |
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