編:「えっ!? ちょっと興味深い話が出てきましたね。詳しくお聞きしてよろしいですか?」
岡:「確か忘年会か新年会だったと思うのですが、宴会の時にピエロに扮してマジックを披露したんですよ。その時の私がモデルですね。白塗りまでして、結構本格的でした(笑)」
編:「『GUGUランプ』といい、キャラクターのポーズといい、開発時期がエド・はるみのブレイク前であることを考えると、こんなところでも時代を先取りしていますね。こうなると次機種と噂されている『Wキャッツ』にも何か時代を読むヒントが隠されていそうですが、現在の開発状況はどの程度進んでいるのでしょうか?」
岡:「検定申請が滞りなく終了しました。販売予定についてはいまだ未定です。『マジシャン』の動向次第といったところでしょうか」
編:「『マジシャン』の販売は順調とのことでしたので、これは早期の登場に期待できそうですね。開発コンセプトは『マジシャン』同様、わかりやすい告知機ということになるのでしょうか? そして開発のスタートはいつ頃だったんですか?」
岡:「元々告知機シリーズとして『マジシャン』の後にもう1機種開発する予定でした。同様の路線で次機種を考えていたところ、名機として評判の高い『?????』の長所を吸収しつつ、オリジナル要素を加えてよりよいものを作ろうということになり、『Wキャッツ』の開発がスタートしました。時期的には『マジシャン』の開発終了直後になります」 |
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▲『マジシャン』のキャラクターモチーフとなった株式会社ファースト開発室・岡本年弘氏のマジシャン姿。パネルと見比べると確かにそっくり! この変装が会社の運命を大きく変えた!? |
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