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DAIICHI『CR天才バカボン〜41才の春だから〜』プレス発表会
FUJIO AKATSUKA R.I.P!!
 2009年2月17日、株式会社大一商会は東京・港区のグランドハイアット東京にて、パチンコ最新機種『CR天才バカボン〜41才の春だから〜』のプレス発表会を開催した。本機はDAIICHIの代名詞とも言うべき人気シリーズの最新版で、昨年夏に惜しくも他界した巨匠・赤塚不二夫の代表作をフィーチャーした渾身の一作。会場には同社の“ロリエロ応援団長”を務めるほしのあきと、お笑いコンビ・サンドウィッチマンが駆けつけ、ステージを盛り上げた。
ほしのあきが目指す「41才の春」とは?
 発表会は株式会社大一商会代表取締役社長・市原高明氏の主催者挨拶でスタート。同氏はバカボンのパパの名台詞「これでいいのだ」を引き合いに出し、「今の厳しい時代に向けられるべき含蓄のある言葉。互いの失敗や欠点も含めて肯定的に受け入れていこうという、日本人ならではの和の精神が込められていると感じる」と語った。その後は同社執行役員開発部部長・奥本博己氏による新機種コンセプト解説、同社商品開発部・五位渕潤氏による新機種詳細解説と順に進行。テレビCMの公開を挟んで、ゲストの登場となった。

 最初にステージに上がったほしのあきさんは、大量のパチンコ玉をイメージしたセクシーなコスチュームで登場。「キャラクターの可愛さに癒されながらドキドキ感も味わえる1台」と試打の感想を語った。また、続いて登場したサンドウィッチマンの2人も同様に新機種を絶賛。「太陽の役モノが出てくるタイミングが絶妙」(ツッコミ担当・伊達氏)、「あまりに面白かったので近所のホールに打ちに行ったけど、まだ設置されてなかった」(ボケ担当・富澤氏)と冗談を交えて語った。また、トークは原作についても言及。エンディング曲の歌詞に登場し、新機種のタイトルにもなっている「41才の春」について話が進むと、ほしのあきさんは「41才になってもグラビアの仕事を続けていたい」と夢を語った。
ロゴマークを新たにし生まれ変わった「新生DAIICHI」のお披露目を兼ねた今回のプレス発表会。会場には業界内外から多くのメディア関係者が駆けつけた。
左から、株式会社大一商会代表取締役社長・市原高明氏、同社執行役員開発部部長・奥本博己氏、同社商品開発部・五位渕潤氏。
実機がお披露目された後、新機種のCMが上映された。意表をつくキャスティングにも注目だ。
スペシャルゲストとして登場したほしのあきさんとサンドウィッチマンのお2人。バカボントークに花を咲かせた後、フォトセッションを経て発表会はお開きとなった。
格別の出来に〜震えて欲しい〜♪
 では早速、新機種『CR天才バカボン〜41才の春だから〜』の具体的な中身に話を移そう。まず注目したいのはオープニング曲冒頭部の歌詞「西から昇ったお日様が♪」をあろうことか忠実に再現した役モノ「おひさまde太陽」。西(液晶左下部)から液晶前面に飛び出し、プレイヤーの期待感を盛り上げてくれる。可動タイミングは通常変動中やスーパーリーチ発展時など様々なパターンが用意されており、常にドキドキ感を味わうことができるぞ。

 液晶演出は初代『CR天才バカボン』をベースとしながら演出ボリュームを大幅にアップさせた内容となっており、ウナギイヌの登場を起点に発展していくステップアップ予告などはしっかりと継承されている。激アツキャラの白ウナギイヌももちろん健在で、今回はステップアップ予告のみならず様々な演出に登場し、ゲームを盛り上げてくれる。また、流行のモード移行アクションも採用されており、「天才モード」に移行すれば潜伏確変の期待度アップ、電サポ付きの「ママお怒りモード」なら確変確定だ。「バカ田大学モード」は保留先読みを活かしたモードで、突入時はスーパーリーチ以上が確定するぞ。

 気になるリーチアクションは非常にバリエーション多彩だが、その中でも特に高い信頼度を誇るのが「ドデカリーチ」と「マルチ4リーチ」。前者は「おひさまde太陽」出現後に2つの液晶を仕切る「いいのだゲート」が開き、2つの画面が1つになる圧巻の演出だ。そして後者は初代『CR天才バカボン』でもお馴染みの、4つのリーチが順に展開するアクション。ここまで来れば大当たりはもう目前だ。
盤面に設置された豊富な役モノ群は本機の見所の1つ。写真左上から順番に「バカボン役モノ」「ウナギイヌ役モノ」「綱役モノ」「いいのだゲート」「西から昇った看板役モノ」「バカボンロゴ役モノ」、そして最下段の3枚が「おひさまde太陽」となっている。注目すべきは本機で最もアツい役モノとなるおひさまde太陽で、変動開始時やスーパーリーチ時など、様々なタイミングで可動する他、アニメ版主題歌の歌詞どおり西(左)から登場する芸の細かさにも注目したい。
通常モードの背景である「家ステージ」「海ステージ」「商店街ステージ」から別のモードに移行すればチャンス。電チューサポートが付く「ママお怒りモード」は確変確定、「バカ田大学モード」は保留内でのスーパーリーチ以上が確定、「天才モード」は潜伏確変の可能性を秘めたモードだ。
ステップアップ予告はステージごとに3種類が用意されているのだが、いずれも全5段階でステップ1にはウナギイヌが登場するという特徴がある。この際のウナギイヌの色によって信頼度が変化するぞ。赤ならチャンスアップ、白なら激アツだ。金色なら…!?
ボタンを使用するプレイヤー参加型アクションも多数用意されており、飽きさせないつくりになっている。中でも「太陽連打チャンス」は信頼度が高い演出。発生時は気合いを入れてボタンを叩こう。
リーチ成立直後にキャラクターの顔が大写しになる「マルチカラー予告」はキャラクターによって信頼度が変化。もちろん白ウナギイヌなら激アツとなる。
「連続ウナギイヌチャンス」「ハンマーチャンス」など、白ウナギイヌ登場のタイミングは多種多彩。ステップアップ予告で出現しなくても諦める必要はないぞ。
「ド」「デ」「カ」と書かれた見慣れない絵柄が停止すれば「ドデカチャンス」が発生。リーチが成立すれば激アツの「ドデカリーチ」に発展する。
こちらは液晶左のバカボン役モノが可動する「危機一髪連続予告」。4回連続すれば超激アツの「パトチャンス」に発展だ。
「パパリーチ」はパパの職業に注目。植木屋→唐辛子屋→漫画家の順に信頼度がアップする。
「昔話リーチ」は桃太郎・かぐや姫・うらしま太郎の3パターンが基本だが、一寸法師が出現すれば…!?
アニメさながらのムービーが展開する「ストーリーリーチ」は全4種。高級中華→穴掘り→恐い奥さん→掃除機の順に信頼度が高まる仕組みだ。
「おひさまde太陽」の出現を起点に発動する「ドデカリーチ」は本機の中でも特に高い信頼度を誇るアクションの1つ。パパが絵柄をキャッチできれば大当たりとなる。
バカボンシリーズの伝統「マルチ4リーチ」は本作でも健在。4回のチャンス中、1回でも絵柄が揃えば大当たりだ。途中で4つの画面が1つになり「寿」の文字が表示されれば全回転に発展するぞ。


(C)フジオ・プロ/ぴえろ
◇ 関連機種情報 ◇
     CR天才バカボン〜41才の春だから〜   
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