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山佐『パチスロ「夢花月」』試打レポート
あの花月シリーズ最新作が高性能ARTを引っ提げて登場！
　2009年３月、山佐株式会社はパチスロ最新機種『パチスロ「夢花月」』のリリースを発表した。本機はその名から分かる通り、同社の４号機『花月』『梅花月』をモチーフにした花月シリーズ第３弾。山佐ART機史上最高の純増枚数約1.5枚を誇る強力ART「花月乱舞」を搭載した、和風テイスト溢れる１台に仕上がっている。では早速、試打で判明した新機種のゲーム性および演出について解説していこう。
ARTは純増約1.5枚×MAX999ゲームと超強力！
　本機最大の注目ポイントは、純増約1.5枚を誇る高性能ART「花月乱舞」を搭載している点だ。このARTを軸に出玉を増やしていくゲーム性となっているのだが、ARTの継続ゲーム数は最高999ゲームと超強力。おまけに途中でボーナスを引いても残りのゲーム数が消化後に再開される上、ART中には上乗せ抽選も行なわれるとあって、爆発力の面では同社の大ヒットART機『パチスロ「キン肉マン」』や『ウルトラマン・ザ・スロット』に勝るとも劣らない出玉性能を有している。

　ART当選の鍵を握るのは、チャンスリプレイ揃いから突入する２種類のチャンスゲーム「うぐいすチャンス」と「こいこいチャンス」で、前者はうぐいすが「ホケキョ」と鳴けばARTorボーナスが、後者は花札の役が完成すればARTが確定。本機にはART突入率の異なる通常or高確率モードという２種類の内部状態が存在し、高確率モード中にいかにチャンスリプレイを引けるかがポイントとなる。内部状態は、朝・夕・夜と３種類用意された液晶背景からある程度判別可能となっており、夕背景に変化すれば高確期待度アップ、夜背景なら高確確定となる仕組みだ。高確中にチャンスゲームへ発展すれば、文字通りART突入期待度が飛躍的にアップするぞ。
　
　見事ARTに当選した場合は、直後に継続ゲーム数を決める「カウントアップ演出」が発生。液晶上の数字が徐々に上昇していき、最終的に停止した数字がそのままART継続ゲーム数となる仕組みだ。気になるゲーム数は33・77・111・333・555・777・999の７種類が存在し、途中で鳳凰が出現した場合は777ゲーム以上が確定するようだ。ART中は液晶にナビされたリールを最初に止めるだけと至って簡単なので、初心者でも安心してプレイできるだろう。ただし、SINが入賞してしまうとATに降格（10枚役のナビは発生するが、リプレイ確率が通常に戻る）してしまうので注意。SINナビ発生時はいずれかのリールに「夢花月」絵柄を狙って入賞を回避しよう。

　なお、本機には出玉の起爆剤としてプレミアム的位置づけのBIG「夢花月ボーナス」も搭載されている。BIGの獲得枚数は210枚固定となっており、終了後は必ずARTへ突入。おまけにその際のARTは約85％で111ゲーム以上の長い継続ゲーム数が選択されるため、一撃での大量出玉獲得も十分期待できるぞ。
通常時の演出
▲通常時は背景に注目しよう。朝から夕方に変化すれば高確滞在期待度がアップし、夜なら高確滞在が確定する。なお、高確へは10枚役を契機に移行する可能性があり、リプレイで転落抽選を行なっているようだ。夜背景に変化したら、とにかくチャンスゲーム発展を祈ろう！
▲レバーON時に予告音が鳴って液晶に花びらや葉っぱが舞えばチャンス。その後の展開に注目しよう。
▲「襖演出」はレバーON時に襖が閉まり、ボタン停止毎にガタガタと揺れてチャンスを告知する。襖には白・松・豪華の３パターンが存在し、派手な襖ほどステージチェンジや演出発展に期待が持てるようだ。豪華な襖ならボーナスorART突入の可能性大!?
▲本機にはART突入の鍵を握るチャンスゲームが２種類存在する。「うぐいすチャンス」は、液晶に出現するうぐいすが最終的に「ホケキョ」と鳴けばボーナスorART確定。レバーON時に「ほ〜」と女声が発生すればプレミアムとなる。
▲もう１つのチャンスゲーム「こいこいチャンス」は、最大４ゲーム継続する連続演出。３回の花札勝負を行ない、その間に役が完成すればART確定だ。揃った役によって継続ゲーム数の期待度が変化し、赤短→猪鹿蝶→三光→五光の順にロング継続が期待できるぞ。なお、演出発展時のタイトルロゴに、「ちゃんす」や「はいちゃんす」と描かれた赤札が出現すれば文字通りチャンスとなるようだ。
▲いかなる状況でも、この「鳳凰告知」が発生すれば超激アツ。色鮮やかな鳳凰が豪快に羽ばたきながら登場し、ボーナスやARTを呼び込んでくれるぞ。
▲ART当選後は「カウントアップ演出」が発生。数字が徐々に上昇していき、最終的に停止した数字がそのままART継続ゲーム数となる。肝心のゲーム数は33・77・111・333・555・777・999の７種が存在。稲妻や桜吹雪など派手なエフェクトが発生すれば長いゲーム数の選択に期待でき、途中で鳳凰が出現すれば777ゲーム以上が確定するようだ。
ART「花月乱舞」中の演出
▲ARTに上乗せの概念がある点も本機の醍醐味の１つ。ART中はチャンスリプレイ成立時に上乗せ抽選が行なわれ、背景の季節が変化すればするほどその期待度がアップする仕組みだ。「花月乱舞」のカットインは上乗せ確定の激アツ演出となっているので覚えておこう。
▲ART中は液晶ナビに従って消化するだけで、１ゲームあたり約1.5枚の純増が見込める。上記左画像のナビが出た場合は、右リールを最初に止めればOK。残りのリールを適当打ちすれば10枚役を獲得できるぞ。煩わしい目押しは必要ないので、初心者も安心してプレイできるだろう。
▲ただし、「！・！・！」のナビが出た場合は注意が必要。これはAT降格契機のSINが成立している合図となるので、いずれかのリールに必ず「夢花月」絵柄を狙って入賞を阻止しよう。
ボーナスはBIG「夢花月ボーナス」の１種類のみ！
▲本機にはプレミアム的な役割を持つBIG「夢花月ボーナス」も存在。獲得枚数は210枚固定と若干物足りなく感じるかもしれないが、終了後には必ずARTに突入するという特徴がある。またそれだけにとどまらず、BIG後のARTは85％以上で111ゲーム以上が選択されるという特典も。BIGの出現率はそれほど高くないと思われるが、見事射止めることができれば一撃での大量出玉獲得も十分あり得るぞ。
シンプルながらもアツくなるリーチ目を搭載！
▲本機は中段のみ有効の１ライン機だが、リーチ目も普通に用意されている。リーチ目停止＝BIG確定となるだけに、出現時の喜びもひとしおだ。１リール確定目や２リール確定目も存在するので、常に気が抜けないぞ。
(C)YAMASA
◇　関連機種情報　◇
     パチスロ「夢花月」   
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