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岡崎産業『スロットニュートラッド』試打レポート
“A+RT”の祖が5号機の世に堂々復活!
 2009年3月30日、岡崎産業株式会社は、東京・台東区の同社ショールームにてパチスロ最新機種『スロットニュートラッド』の記者発表会を開催した。本機はその名の通り、同社の看板作品であるトラッドシリーズの最新作で、パチスロ史上初めてRTを採用した記念碑的名機『ニュートラッド1』の正統後継機にあたるマシン。早速、気になる新機種の性能に迫っていこう。
伝統と進化の7セグアクションに酔いしれろ!
 1998年冬、尚球社から社名変更したばかりの岡崎産業よりリリースされた『トラッド』は、『スーパージャックポット』シリーズより継承された7セグ演出が好評を博し、大ヒットを記録した。そしてその2年後である2000年には後継機『ニュートラッド1』が登場。この機種に初搭載された「リプレイタイム(RT)」が、その後のパチスロシーンをどう変えたのかについては詳述するまでもないだろう。そして2009年、『ニュートラッド1』の遺伝子を完全継承した新機種『スロットニュートラッド』が岡崎産業の尚球社ブランドから遂にリリースされた。

 本機は『ニュートラッド1』と同じく2種類のボーナスとRTでコインを増やすタイプのマシン。ボーナスの増加枚数はBIGが最大252枚、REGが同150枚となっており、BIG後は必ず50ゲームの非完走型RTに突入する。BIGの増加枚数はやや少なめだが、その分REGの増加枚数が多めに設定されており、合成確率は設定1でも197分の1、設定6なら142分の1とマイルドなので、短時間勝負・長時間勝負ともに適した仕様と言えるだろう。

 続いて演出面だが、本機は『ニュートラッド1』の多彩なアクションを完全継承しており、通常時を飽きさせない。トラッドシリーズの代名詞である「デジタルチャンス」は特殊リプレイ入賞時に作動し、リール右上のデジタルが揃えば問答無用でボーナス確定となる。奇数ならBIG、偶数ならREGに対応という点も初代と同様だ。また、枠内にリプレイ絵柄が一直線に並ばず3つ停止した場合は「リプレイチャンス」発生の可能性あり。リールが全消灯した後、リプレイ部分のバックランプが点灯していき、最終的にリプレイ以外の絵柄が点灯すればボーナス確定となる。こちらも『ニュートラッド1』を楽しんだプレイヤーには懐かしい演出と言えるだろう。

 そして、本機には初代になかった新演出も採用されている。「ニューデジタルチャンス」や「フリーズ予告」がそれで、前者はデジタルに「CHANCE」の文字が出現して通常リプレイが入賞すると発生。デジタルの数字が高速で変動し、ドラの音と共に一斉停止するアクションは一見の価値アリだ。そして後者は名前通りのプレミアムアクション。レバーON時にリールがフリーズすれば嬉しいBIG確定だ。
演出の中軸を成すのは『ニュートラッド1』でもお馴染みの「デジタルチャンス」。特殊リプレイが入賞するとリール右上のデジタルが作動し、ボーナスの当否を告知する。1回目の変動ではバラケ目が停止、2回目の変動では左・中の数字が並び、3回目の変動まで継続すればボーナス確定だ。
枠内に通常リプレイが3つ停止すれば「リプレイチャンス」発生の可能性アリ。4つ目のバックランプが点灯すればボーナスとなる。
デジタルに「CHANCE」の文字が出現した場合は「ニューデジタルチャンス」の合図。デジタルが変動と停止を繰り返すほどボーナス期待度がアップするぞ。
シリーズの伝統である「リプテンハズレ」は本作においても健在。順押しでリプレイがテンパイして揃わなければ、その時点で嬉しいボーナス確定だ。
ボーナスは赤7BIG、白7BIG、REGの3種類だが、赤7と白7は同一フラグとなっている。4号機のようにどちらでも好きな方の絵柄を揃えることが可能だ。
◇ 関連機種情報 ◇
     スロットニュートラッド   
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