本機はBIG入賞で毎回711枚の獲得が可能という大量獲得に加え、ストック機能を最大限に活かした1G連チャンが最大の魅力となっていた。ストックのシステムは基本的にはRTゲーム数振り分けなのだが、内部ボーナス成立時に解除が発生する(残りRTを短縮する)方式。2500ゲームというパチスロ史上最も深い天井(BIG後に限る。REG後の最大天井は1500ゲーム)を搭載しながらも、その連チャン性に惹かれ打ち込んだプレイヤーは多いはずだ。しかし、決して人気機種とはいえない設置台数だった本機が、ただの爆裂連チャン機だけであったのならあそこまでマニアなファンを得られたはずもなく、多くのファンを魅了したのは、史上初となるBIG入賞時のBGM選択や高確率演出という、斬新なゲーム性が存在したからだろう。この『シェイク』の誕生が後の『吉宗』を生んだのである。また、2007年初夏には後継機となる『シェイク2』が同社初の5号機として登場し、注目を浴びている。 |