マリー・アントワネット(左)
フランス革命当時のフランス王妃。オーストリア皇女として生まれ、14歳の時にルイ16世(当時王太子)の元へと嫁いだ。性格は非常にわがままかつ派手好きで、賭け事による浪費などで国を疲弊させ、革命の一因を作る。出産を境によき母・王妃たろうとするが、民衆の怒りは収まらず、革命により捕らえられ、断頭台の露と消える。
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(右)
伯爵位を持つスウェーデン貴族。密かにマリー・アントワネットと恋仲にあり、その禁断の関係に苦しんでいた。マリーを救うべく、彼女とルイ16世と国外逃亡させようとするもすぐに発覚(いわゆるヴァレンヌ逃亡事件)。結果として民衆の怒りを買い、革命を加速させることになってしまった。マリー処刑後は平民に恨みを抱き、冷酷な領主へと変貌。スウェーデンの民を苦しめるが、民衆によって虐殺される。
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▲市民の蜂起を知り、危険を顧みずマリーの元へと駆けつけたフェルゼン。マリーは涙を流しながら彼に駆け寄り、その胸に顔を埋める。 |
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