1998年頃、パチスロは大きな発展を遂げることとなる。いわゆる新基準機と呼ばれるもので、有効ラインが5ラインを超える「マルチライン機」、1回のBIGで500枚以上獲得可能な「大量獲得機」、リールが無制御となり目押しで小役を揃えることができる「CT機」、揃える絵柄で獲得枚数などが異なる「ダブルBIG」と、より幅の広いゲーム性を可能にする新機能が多数発表された。演出面でも、「4thリール」や「ドット」といった、出目やリールフラッシュ以外の演出機能を搭載した最新機種が続々と誕生した。
そのような新時代を感じさせるマシンがホールに増えていく中、1999年秋、北電子からジャグラーシリーズの最新機として登場したのが『ジャグラーV』だ。ただし、「最新機」とは言え、上記のような新機能は皆無。ボーナス確率やリール配列(絵柄は異なる)は初代ジャグラーと同じで、大きな変更点と言えば、告知発生タイミングが完全後告知から、4分の1で先告知が加わっただけであった。ジャグラーに興味のない層からすれば、前作と一緒という認識しかされず、初代と同じくほぼ特定層専用の機種となった。
また、その後もパチスロ機は急激に進化していき、AT機やRT機といった機械も生まれ、業界は皆が「狂っている」と感じた爆裂機時代へと突入していくこととなる。各メーカーが競って射幸性の高い機種を開発し、打ち手側も万枚、2万枚を夢見て打ったあの時代だ。 |
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<ジャグラーV> 2代目ジャグラー。ボーナス確率やリール配列等はほぼ初代と一緒だが、告知発生タイミングが異なり、4分の1で先告知を搭載 |
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<ゴーゴージャグラーSP> 3代目ジャグラー。新筐体となり、初めてMAX BETボタンを搭載した。リール幅も80ミリとなり、視認性もアップ。告知タイミングは完全後告知 |
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