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名機列伝〜第4章〜 『CR大工の源さん』
激動の時代を駆け抜けた伝説のパチンコ機!
 古きものが新しいものに淘汰されるのは自然の摂理である。このパチンコ・パチスロ業界においても1930年頃にパチンコが誕生して以来、毎年多くのパチンコ・パチスロ機が世に送り出されては消えていっている。ファンの記憶の片隅に残ればまだマシで、多くの機種は存在した少しの記録が残っているばかり…。だが、その消えていく数多の機種の中でごく一握り、特別な機種が存在する。人々の記憶の中でいつまでも色褪せることなく生き続ける機種、後世の機種に多大な影響…遺伝子を遺した機種、パチンコ・パチスロ業界を越えて社会現象を巻き起こした機種、そして時には打ち手の人生を変えてしまうほどの魔力を持った機種…そんな「名機」たちがパチンコ・パチスロ界の流れを作ってきたのだ。本企画は、そんなパチンコ・パチスロの名機たちの伝説を記録したものである。
パチンコと言えばこの名機でい!
 「大工の源さん」を知っている?

 こう聞いたらきっと、古くからのファンには「当たり前だっ!」と怒られるだろうし、若い人でもきっと「ああ、名前くらいは聞いたことがある」と答えるのではないでしょうか? そう、「大工の源さん」と言えば、言うまでも無く有名なパチンコ台のタイトルです。

 いや、元々はゲームのキャラクターなのですが、その名を世に知らしめたのはパチンコだというのは疑いようのない事実。そして、逆にパチンコという文化を社会に知らしめたのは、この『CR大工の源さん』と言っても過言ではない機種なのです。

 今回ご紹介するのはそんな伝説的な機種。当企画では今回初めてパチンコ台を扱いますが、これより相応しい機種は他にありませんよ。
※「てやんでい」とは「何言ってやがるんだい」を略した江戸っ子言葉
現内規では実現不可能な爆発スペック
 まずは、本機を知らない人や記憶が曖昧になってしまった人のために、ゲーム性…というかそのスペックの凄さをお伝えしたい。本機は当時の種別で言えば、CR機1種という極めて一般的な種類に分類されるデジパチ機だ。今の機種しか知らない人は驚くかもしれないが、3段階設定のパチンコ機で、通常時の大当たり確率は設定1が369.5分の1、設定2が405.5分の1、設定3が438.5分の1だった。設定2や3では400分の1を下回るものの、確率だけで言えば現行のMAX機と同水準の数値だと言えよう。

 確変突入率は33.33%なのでやや厳しく感じるかもしれないが、今のCR機と異なり確変に突入すれば以後2回の確率変動が約束される点が最大の特長である。そう、つまり、1度確変継続抽選にハズれても、次回の大当たりでもう1度の継続と計2回のチャンスがあるので、1度の確変大当たりで最低3回分の大当たりが約束される訳だ。更に次回も確変絵柄ならその時点で4連チャン以上が確定し、たとえ通常絵柄でも次の大当たりが確変絵柄ならばそこからプラス2連チャン以上が確定となる。もちろん、連チャンリミッターなんて野暮なものは存在しない。
 また、もし確変が終了してしまっても、100回転の時短に突入し、引き戻しも大いに期待できるスペックだった。しかも、出玉ナシの大当たりなど存在しない…というより、大当たりは全て16ラウンドで1回の大当たりで約2400個の出玉が獲得できた。つまり、1回確変に突入すれば1万発など簡単に獲得できるという、現在の爆裂機と呼ばれる機種に劣らない爆発力を秘めていたのだ。確変に突入した状況を考えただけでワクワクしてくるのは、おそらく筆者だけではないだろう。

 とは言え、本機はスペックだけでウケた訳ではない。同様のスペックを持った機種は前後に多々あったが、源さんだけが現在でも別格のように語られる状況からもおわかりだろう。そう、「源さん」というキャラクターがあってこそだ。ただし、ヒットしたのは版権が強かったからという理由でもない。源さん自体がゲームのキャラとしてゲーム業界での知名度はあったが、それゆえに好んで打っていた人はほとんどいなかった。源さんのキャラクターのかわいさがウケたというのもあるが、何よりも単純にパチンコの演出としてハマって面白かったのだ。
 演出は、最近の予告が絡まないと期待ができないゲーム性と異なり、信頼度を判断するのにリーチが占める割合が圧倒的に高かった。予告は、中絵柄が高速回転する「スベリ」とリーチや全回転リーチへの発展を期待させる「炎スベリ」の2種類存在したが、共にリーチ発展を期待させる程度の文字通り「予告」という役割に過ぎず、その後に選択されるリーチが展開を左右した。

 リーチの種類は、通常時に発生する「ノーマルリーチ」「高速回転リーチ」「祈りリーチ」「クレーンリーチ」「コンベアリーチ」「全図柄回転リーチ(以後、全回転リーチ)」の6つに確変中限定の「ダルマ落しリーチ」を加えて計7種類。中でもコンベアリーチは高速始動すれば通常絵柄ならその時点で大当たり確定、確変絵柄でも推定約80%と言われるほど激アツとなっていた。そのためコンベアリーチやクレーンリーチへ発展する際の右絵柄が浮いた瞬間の興奮は言葉にできないほどだ。全回転リーチはもちろん大当たり確定のリーチ(一部ではハズれたという報告もあった)だが、最近の機種のように確変確定ではなかった。必ず8揃いから始まって最大で7までしか進まないため、6を越えた瞬間に確変確定となった。

 なお、大当たり後の再抽選がないため確変絵柄でリーチがかかれば、通常大当たりの可能性もある全回転リーチよりもアツかったとも言える。最近の機種に比べると種類が少なくあっさり感じるかもしれないが、その分わかりやすく、加えてどのリーチでも当たる可能性があったため、リーチがかかりさえすればいつでもアツくなれたのだ。
源さんがパチンコ界に降り立った激動の時代
 では、なぜこのような機種が生まれ、そしてその後は途絶えたのだろうか。それは『CR大工の源さん』が登場した時代背景に起因する。『CR大工の源さん』が登場したのは1996年。いわゆる1992年頃から始まった「パチンコブーム」が、ブームの域を越えて社会現象へ、そして1つの文化へと変遷していった時期である。総務省からは「1994年のパチンコ産業規模が30兆円」という発表があり、社会的にも無視できない巨大産業に成熟したことが認知されたと共に、業界内外ではそれまで定着していたダークなイメージを一新しようという激動の時代であった。

 具体例を挙げれば、脱税や不正改造を防ぐためにCRの導入が推奨され、それまでホールの主役だった連チャン機が問題視された頃と言えばわかりやすいかもしれない。そんな様々な思惑が渦巻く時代に、三洋から稀代の名機『CR大工の源さん』が登場した。

 ゲーム性は前年に登場し人気機種となっていた同社の『CR冒険島』と似たようなタイプということで、導入当初からすんなりと受け入れられた。いや、むしろ確変終了後に時短が100回転ついて爆発力が上がった分、『CR冒険島』の人気を奪っていったとも言える。同時期に登場した竹屋の『CRモンスターハウス』も大ヒットしたが、スペックの違いからうまく棲み分けができ、人気の双璧を成して瞬く間にパチンコ業界を席捲していった。当時の業界はまさにこの2機種を中心に回っていたと言っても過言ではないだろう。

 とは言え、この2機種がヒットしたのには時代が味方したのは否めない。1996年10月頃から行なわれた社会不適合機の強制撤去で人気連チャン機が姿を消し、それに代わる台としての特需もあったからだ。だが、当時は偽造カードの問題等でCRへの反発・抵抗も強い時代だったのも確かで、そんな中『CR大工の源さん』を入れるためにCRユニットを導入するホールも数多く存在したのだからその人気の程が窺えるだろう。当初のCRには様々な問題やトラブルがあったのも確かだが、脱税や横領、不正改造といったものを予防し、健全化、浄化に向かう一因になったのは間違いない。その普及を推進したのだから業界や社会への貢献度は計り知れないと言えよう。
独特の活気があった源さんがいた頃のホール
 当時と現在のパチンコ業界の違いに、ホールの雰囲気というのがある。当時はホールでのルールも現在と異なったし、何よりも独特の活気があった。換金率は4円貸しの2.5円程度での交換が主流で、大当たりの絵柄によってそのまま継続して打てるか否かが決まるラッキーナンバー制を採用しているホールが一般的であった。交換ナンバーでの大当たりは換金ギャップが生じるため、確変か否かだけではなく無制限か否かでも近隣の人と一喜一憂していた。

 また、お店のルールも今より自由だったため、確変が残っていればその分の出玉を補償や翌日に持越しといったサービスがあったり、あるいは確変台を抽選で開放したり、設定1に打ち替えしたり等様々なイベントを行なうホールも多く、文字通りお祭りの様相をなすことも少なくなかった。看板機種であった『CR大工の源さん』はもちろんイベント対象機になるケースが多く、ホールに独特の活気や一体感を生んでいた。

 そして、いわゆるオカルトが流行していた頃でもあり、『CR大工の源さん』でも、特定の出目が停止すれば●回転以内が確変を引くチャンスというものが語られていた。もちろん正規の台にそのようなプログラムなど存在せず、統計学的な語りをするものの科学的な根拠は乏しかった。それでも広まった要因は、パチンコブームによって新規層が増えたことにあると筆者は考える。
 当時は情報化時代以前で検索をすれば簡単に情報が集まる現在と違い、情報源は紙媒体と噂が主であった。有名な雑誌や自分よりも古くから打っているという人があたかも真実のように語れば信じ込んでしまう人が大勢いても無理は無い。加えて、不正連チャン機や裏モノの中には特定の兆候が出れば大当たりに繋がるという機種もあり、それと同様に捉えた人もいたのかもしれない。

 何にせよ、まだ打ち手側にパチンコの仕組みがきちんと浸透していなかった時期だから起こった現象だろう。実戦には全く役に立たないオカルトとは言え、それが真実かどうかは別として「こうなれば当たる」という説明は初級者にはわかりやすく、「勝てる」「面白い」と感じさせて打つ動機を生むには十分だった。悪質な商売と非難されることもあるが、それが新規層開拓に結びつき業界の発展に多少なりとも貢献したと言えよう。

 かくしてパチンコ業界は未曾有の盛り上がりを見せ、94年に総務省が公表した「パチンコ30兆円産業」がどこまで成長し続けるかが注目されたが、過熱すればするほど反対する力が働くのが世の定め。パチンコブームが過熱する一方で射幸性やパチンコ依存等がたびたびメディアに取り上げられ問題視されるようになっていった。その流れは社会不適合機撤去だけに止まらず、内規変更をも余儀なくされた。そう、古くからのパチンコファンはご存知かと思われるが、その後パチンコ業界は「冬の時代」「暗黒時代」と称される時代に突入することとなるのだ。
「パチンコ冬の時代」における『CR大工の源さん』
 新内規における最大の変更点は射幸性が極端に抑えられたことだ。確変のリミッターなどといった制限が生まれ、『CR大工の源さん』を越えるどころか、同等のスペックすら不可能になった。『CR大工の源さん』のような旧基準機は撤去される訳ではないため、一見するとその後も最高の機種として不動の地位を築くことに繋がるとお思いかもしれない。だが、残念ながらそうはならなかった。なぜなら、この内規変更や世論により、パチンコ熱が下がっていき、ホールの稼働が低下していったからだ。

 『CR大工の源さん』だけを見ても、釘の締めすぎというのはあった。言うまでも無く、ホールがこのような爆発力のある機種を設置するにはリスクがあるため、台数が多く一定の稼働があることが絶対条件である。稼働が低下すれば、リスクを少なくするために釘を締めざるを得ない。しかし、「リスクのある機種」というのは打ち手にとっても同じで、『CR大工の源さん』という機種は確変に突入すればこれほど夢のある機種は無いのだが、逆に確変を引けなければ全く勝負にならない。当然、釘が締まっていたらリスクが高く勝負を賭けにくい。特に、新内規によって確率が抑えられた台が増えることで『CR大工の源さん』の大当たり確率の低さは目立ってしまい、怖い機種として敬遠されたのもあるだろう。ブームが下火になることによっての稼働低下→稼働が低くなることによって釘を締めざるを得ない→釘が締まるから稼働が更に低下するという負のスパイラルが起こり、時代の渦に飲み込まれていった。

 以後も設置しているホールは多数あったが、かつての人気を取り戻すことはできず、2006年のみなし機撤去でひっそりと姿を消していくことになった。時代背景ばかりに焦点が行ってしまったが、そのような過渡期に生まれた…いや時代を動かした機種であったのだ。

 もちろん、「パチンコ冬の時代」に突入した後も、業界内には「この状況を救うのは源さんしかない」という期待があった。そしてその声に応え、源さんは装いを新たにして帰って来るのだが…。
 2000年に源さんが寿司屋となって復活したのは『CR寿司屋の大将』。「大工をしていた素人が寿司屋に転職しても成功する訳がない」などと揶揄する人が続出するほど不評に終わった。しかし、あまり確かでは無いのだが、それなりに面白かった機種だったと記憶している。源さん人気に後押しされ、設置台数も延びたが、「名機」「大ヒット機」と呼べる機種に至らなかった。単体で見れば悪い機種ではなかったものの、前述の理由からの過剰供給、源さんと比べての爆発力の無さが影響し、単なるパワーダウンと受け取られてしまったのだ。
『CR寿司屋の大将』
『CR江戸っ子源さん』
 その後も、2002年に『CR江戸っ子源さん』、2004年に『CR大工の源さんM』、2005年に『CR新大工の源さん』、2007年に『CRそば屋の源さん』、2008年に『CR寿司屋の源さん』と名を変え、職を変えて登場してきたが、いずれも初代『CR大工の源さん』を超える機種には成れなかった。だが、皆、源さんを嫌いになった訳ではない。かつての印象が強烈過ぎて、「こんなの源さんじゃない」と簡単には受け入れられないだけなのだ。2008年に「いくぜっ!源さん」としてアニメ化を果たしているのが、依然人気と期待の高さの証と言えよう。

 「冬の時代」と呼ばれた頃と比べて爆発力のある機種が続々と登場する昨今、「大工の源さん」が完全復活するのはもう間もなくかもしれない。
『CR大工の源さんM56』
『CR新大工の源さん』
『CRそば屋の源さん』
『CR寿司屋の源さん』
MAXタイプ以上の破壊力を秘めた史上最高の名機と対決!
さて、今回の実戦店は東京都杉並区にある「夢中惑星 高円寺店」さん。都内では珍しくレトロパチンコも多数設置しているパチンコ・パチスロ専門のゲームセンターだ。パチンコのラインナップは今回実戦する『CR大工の源さん』を始め、『CR冒険島』『CR黄門ちゃま2』『百姓一揆3』『フィーバークイーン2』等当時のファンには堪らない名機たちが多数設置されている。レートも100円から遊べる仕様になっており(台によってレートが異なる。『CR大工の源さん』は100円で120個)、営業時間は朝10時から25時までで年中無休で営業している。毎月10、25日は全台設定6などお得なイベントも充実しており、毎月必ず新台を導入するので HP をチェックしよう。
レトロパチンコ・パチスロ専門ゲームセンター
「夢中惑星 高円寺店」

住所:東京都杉並区高円寺南4-27-15
アクセス:JR高円寺駅南口から徒歩30秒(地図はこちら
主な設置機種:(パチンコ)『フィーバークイーン2』『ザ・名古屋』『パーラーキング』『ホー助』など
(パチスロ):『ビッグバン』『サンダーV』『獣王』『吉宗』『スーパービンゴ』など

 久々に対面した『CR大工の源さん』は、さすがに古く痛んだ印象を受けるものの貫禄や風格、いやオーラすら放っているように感じる。最近の機種に比べて液晶は小さく盤面デザインも時代を感じさせるが、最近の右側が死んでいる機種と違って、左右対称に配置された釘が美しい。せっかくなので天釘狙いをすると、天釘の下付近にワープゾーンがあったことを思い出してびっくり。また、液晶をみると伝統の朝イチ出目「3・4・1(三洋1番の語呂合わせ)」はこの頃から既に採用されていたんだなと感慨に浸りながら、源さんの「てやんでい!」の掛け声で早速実戦開始です。

 初リーチがかかったのはわずか13回転目。ハッピ絵柄でリーチがかかり、早速右絵柄が…浮いたっ!
 発展したのは、残念ながらコンベアリーチではなく、クレーンリーチ。でもこちらも3回転目までいけばアツいから侮れない。確か2回転目で落として当たるパターンや2回転目で揃っているにも関わらず持ち上げてハズレパターンもあったなどと回顧していると、1回転目は「0」で置き、2回転目にあっさり「5」で落としてここはハズレ。

 続いてチャンスが訪れたのは101回転目。「2」でリーチがかかって、これも浮いてコンベアリーチに突入。うーん、「ぐゎんぐゎん…」というリーチ音が懐かしい。コンベアリーチは確か、通常絵柄で高速回転すれば(通称走った)確定なんだよな…と期待せずに眺めていると…本当に走った!
約10年ぶりの大当たりをGET。再抽選が無いから単発確定なのが少し悲しいが、やはり源さんの激アツポイントと言えば、リーチがかかって絵柄が浮いた瞬間と、そしてこのコンベアリーチで走った瞬間に集約されていると言っても過言ではないだろう。
 さて予想外に早い大当たりで気を良くしたものの、やはり『CR大工の源さん』は確変を引かなければ始まらない。気を取り直して続行すると、チャンスらしいチャンスは炎予告+クレーンリーチが1回発生しただけで、あっという間に200回転を経過。
 普通ならヤメたくなる状況ではあるものの、『CR大工の源さん』は余計な演出がなくて、サクサク消化できるからさほど苦になりません。確かに淡々と消化していく様は、最近の機種に慣れ親しんだ人にはシンプルで少し物足りなさを感じるかもしれない。ハマっている時に何も起こらないと退屈と感じるのも無理はないし、10000円使って何も起こらなければ損した気分になるのも確か。けれども、あれこれ考えずに少しボケーっと眺めながら、打ち続けられるのが何よりいい。

 アツくもないのに無意味に賑やかしの演出が出たり、ボタンを押すことを強制したり、期待できるアクションが起きたら起きたで、その後にもっと強い予告との複合とチャンスアップパターンを期待して激アツリーチ発展を願ったり…確かにそれもそれで楽しいのだが、疲れますよね。毎ゲームのように起こるアクションや無意味に長い演出は本当に必要なのかどうかを考えさせられてしまいました。源さんのように何も考えずにボケーっと打って、時々発生するスベリやリーチなどに「おっ!」と現実に引き戻されるくらいの機種があっても良いんじゃないかなと思います。
 そんなことを考えながら打つこと228回転目。確変絵柄の「5」でテンパイして久々に右絵柄が浮上。これがクレーンリーチに発展してクルクルドスーンを繰り返し3回転目まで継続。そして見事に「5」が落下。「ヤッター」という懐かしい機械的な音声で祝福してもらい確変スタートです。
 さて、せっかく確変に入ったんだから、1セットだけは勘弁と願っていると、通常絵柄でのダルマ落しリーチはことごとくハズれ、65回転目のコンベアリーチ低速で「3」が揃い、4連チャン以上が確定。

 続いて15回転でかかったハッピ絵柄のコンベアリーチが走り、5連チャン確定! 出玉に換算すると早くも10000発オーバー!

 …なのだが、こうなると先ほどの確変の意味が消えてしまうというのが『CR大工の源さん』のおもしろみの1つでもあり、悲しみの大部分でもあるところ。
 「確変→通常→確変」も「確変→確変→確変」も結果は同じで1回分の確変は完全に引き損。3回確変を引くのに確変→通常と1回置きにきてくれていれば7連確定なのだが、3連続で確変というのはもったいない5連チャン止まりなのだ。「次は通常絵柄でいいぞ」と思うものの、次もコンベアリーチ高速で「7」が揃う…。またもや、さっきの確変分が無意味になってしまいました…。

 でも、ここで思い出しましたよ。確か当時、隣の席とかで20連とか大爆発しているおじさんとかはこんな感じでもりもり確変を引きまくっていたことを。この調子で大爆発させたるぞ。
 と、思った矢先にダルマ落しリーチで「6」揃い。全図柄回転リーチ(以後全回転リーチ)で「ヘルメット」揃いで確変終了。確変当たりを4回も引いて6連チャン止まりって…。

 それにしても、このシステムはすごいと感じずにはいられない。確変中に2回チャンスがあるというのは、確変継続率80%でも簡単に薄いところを引いて単発で終わってしまう私のような人間には本当にありがたい。そして、もし確変が引けなくても100回転の時短が付くため、実質的に3回のチャンスがあると言えるからだ。
 さて、その時短は、時短中って音が変わるだけで画面は通常時と一緒なんだねということを思い出す以外は特に何も感じることができないほどあっさり終了となりました。

 時短後もそのまま続行すること161回転目、炎スベリからお祈りリーチに発展。しっかし、最近の機種と違って、本当に予告で信頼度は変わりませんな。「高速回転=リーチかも」「炎スベリ=リーチ濃厚」というだけで、ここでもかんなちゃんが「がちょーん」と泣いて終了。ちなみに、お祈りリーチのハズレ画面は「がちょーん」「おろろーん」「あそびだったのね」の3種類ありましたが、意味や法則があったかどうかは覚えておりません。
 続いて244回転目に「4」のクレーンリーチが発生し、これが3回転目まで継続するも「めんぼくねぇ〜」とハズレ。設定3なら438.5分の1という現行のMAX機以上に低い大当たり確率ということを思い出して段々と恐れ始めた257回転。発生した炎スベリは3ラインの全回転予告。「崩れるな、崩れるな」と願っていると無事に「8」まで到達して全回転リーチに発展!

 覚えていない方も多いかもしれませんが、全回転リーチは必ず「8」揃いからスタートし、最大で「7」まで進む可能性あり…つまり、「6」で崩れなかった時点で確変確定となります。ちなみに絵柄の配列は「源」「カンナ」「ふろしき」「ハッピ」「ヘルメット」の順で、「さて、どこまでいくか…」と思っていると、発展後即通常絵柄の「8」で崩れてしまう。大当たり確定なのは嬉しいけど、最近の機種と違って全回転リーチでも普通に通常絵柄が停止するのはかなりショック。その辺を考えて最近の機種は確変確定が多くなったんだなぁとしみじみ実感しました。

 その後も心配していた大ハマリを喰らうことなく絶好調。127回転には、「源」でリーチがかかり右絵柄が浮いて、本日初の確変絵柄でのコンベアリーチに発展。「走るのか? いや、走れっ!」と願っていると、本当に走った!

 確変絵柄テンパイでの信頼度は推定約80%。激アツどころではない数値を誇るだけに、お金を賭けていないとは言えアドレナリンが一気に分泌しましたわ。これが見事に「ズカン!」と、「源」を引き寄せて大当たり。

 残念ながらこの確変は、24回転で発生した全回転リーチで「8」、43回転でダルマ落しリーチで「2」が揃いあっさり終了となり、その後は105回転と158回転でコンベアリーチが発生するも低速のまま。203回転程回したところで今回の実戦は終了と相成りました。
 1000円あたりの回転数を等価の設定3のボーダーである19.6回転で算出してみると、推定獲得出玉は17267個。正直、初当たりに恵まれた感はあるが、最高が6連チャンと爆発力を生かしきれていない展開でこの出玉はさすがと言えるのではないでしょうか? 現在の機種では不可能な確変2回ループ&時短100回転をたっぷり堪能できた実戦でした。

 しかし、10年ぶりくらいに打ちましたが、やはり「最高」の一言。ゲーム性はさんざん述べた通り史上最強クラスだし、演出も13年前の機種とは思えないほど完成度が高い。おそらく、お金を賭けていないのにも関わらず、ここまでアツくなれる機種は他にないのではないでしょうか? 『CR大工の源さん』のように、多くの人を虜にするアツく、そして愛される機種がまた出てくれることを祈るばかりです。
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