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セガサミーホールディングスは１０月３１日、２０１２年３月期第２四半期決算短信（連結）を発表した。対前年同四半期との対比では、特許実施許諾解決金などの特別損失を５３億５７００万円計上したことなどにより、大幅な減収減益となった。ただこれは、１０月５日に公表された同四半期業績予想と比較すると上方修正され、利益率が改善している。
また同日、通期業績予想の修正があわせて発表された。これでは、売上高は減額されたものの、営業利益、経常利益ともに上方修正されている。この利益率の改善は、部材のリユースや広告宣伝費の削減によるもの。１２月上旬に出荷予定のパチスロ「北斗の拳」の受注台数は同日現在で１６万台を突破していることが明らかにされた。
２０１２年３月期第２四半期の連結経営成績（累計）は、売上高１５２６億２００万円（対前年同四半期増減率マイナス２９．９％）、営業利益１５１億８１００万円（同マイナス６７．６％）、経常利益１４７億１６００万円（同マイナス６８．１％）、四半期純利益３９億８０００万円（同マイナス８３．７％）。同四半期中の主な販売機種と販売台数は、パチンコで「ぱちんこＣＲアラジンＮＥＯ」５万７０００台、「デジハネＣＲ北斗の拳慈母」２万台、「ぱちんこＣＲ北斗の拳金色」１万５０００台、パチスロで「旋風の用心棒 胡蝶の記憶」２万３０００台、「快盗天使ツインエンジェル３」１万２０００台、「銀と金」９０００台。
２０１２年３月期通期連結業績予想数値は、売上高４４００億円（前回５月１３日公表の業績予想との増減額マイナス１００億円、増減率マイナス２．２％）、営業利益７７０億円（同プラス１７０億円、プラス２８．３％）、経常利益７５５億円（同プラス１６５億円、プラス２８．０％）、当期純利益３８０億円（同プラス５０億円、プラス１５．２％）。パチスロの販売台数を、前回発表予想２９万台から３１万台に、パチンコの販売台数を４５万５０００台から４０万台に修正する。(日刊遊技情報) |
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