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ユニバーサルエンターテインメントは10日、2012年3月期第3四半期決算短信(連結)を公表した。売上だけでなく利益も急拡大しており、前年同四半期と比べ営業利益ではプラス286.5%、経常利益ではプラス353.8%の成績に改善した。また通期の連結業績予想が上方修正された。これまでは未定とされていた配当金も、期末に30円配当すると修正された。修正の主な理由は、同四半期に販売された「エージェントクライシス」、「赤ドン雅」といった機種が完売するなど、主力事業のパチスロ販売が好調だったため。
同四半期における経営成績(累計)は、売上高706億1700万円(対前年同四半期増減率プラス75.2%)、営業利益301億6100万円(同プラス286.5%)、経常利益347億900万円(同プラス353.8%)、四半期純利益311億2400万円(同プラス623.1%)。
第3四半期において、「エージェントクライシス」約2万台、「赤ドン雅」約5万2000台が完売するなど、主力事業のパチスロ販売が好調に推移。期間中のパチスロ販売台数は16万7000台となった。
持分法適用関連会社であるウィン・リゾーツの2011年1月から9月までの少数株主利益控除後の四半期純利益が4億2200万ドルとなり、このうち同社グループの持分相当額から過去の自己株買いにともない実施するのれん償却額を差し引いた投資利益として、48億6100万円が計上された。
通期業績予想の修正後の予想値は、売上高720億円(前回2011年8月24日付の発表予想値からの増減額プラス35億円、増減率プラス5.1%)、営業利益260億円(同プラス47億円、プラス22.1%)、経常利益320億円(同プラス56億円、プラス21.2%)、当期純利益280億円(同プラス34億円、プラス13.8%)。
同四半期中、パチスロ用各台計数システム「ファルコンX」を、ロケーション協力した2店舗にテスト導入して検証を実施。来期の本格販売に向けた準備を進めた。
第4四半期には「コンチネンタルV」の販売を行ったが、計画台数についてはほぼ完売したという。また、デジタルサイネージ機能を搭載したデータ表示機「ホットスタジアム」の販売に注力する。ただ、第4四半期の利益水準は、「ファルコンX」などの新規システムや来期用の開発システム強化のための投資を行うことを予定しているため、利益水準は第3四半期時点の実績を若干下回る計画が立てられている。
同グループがフィリピン・マニラで推進しているカジノリゾートプロジェクト「マニラベイリゾーツ」の竣工日には、2013年12月が予定されている。(日刊遊技情報) |
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