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大都販売の木原一雄会長が3月4日、73歳で逝去した。3月10日に同社が発表した。
木原会長は芝浦工業大学機械工学を卒業した1964年(昭和39年)に父・茂氏の経営する大都製作所に入社。以来大都グループの発展の先頭に立ってきた。1969年(昭和44年)の「還元機」の成功を弾みに会社の躍進を牽引。1975年(昭和50年)、父の死去に伴う社長就任後の1980年(昭和55年)には補給装置全般に参入し、翌81年には販売部門の強化を標榜し、大都販売を設立した。
その後は遊技機の製造分野にも事業拡大を図り、1993年(平成5年)にはパチスロ製造に、2008年には(平成20年)にはパチンコメーカーとして参入を果たすなど、今日の大都グループの礎を築いた。
一方、業界団体でも要職を歴任し、とくに遊技場自動サービス機工業会(自工会)では2000年(平成12年)から6期12年にわたり理事長を務め上げた。
通夜および葬儀は近親者のみで執り行われ、「お別れの会」は後日開かれる。 |
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