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京楽のマスコットキャラ「たぬ吉くん」のデビュー機種がこの『たぬ吉くん2』。本機はラウンド抽選機能を搭載した羽根モノとして初めての大ヒットとなった。また、一度15ラウンドの「V」を引けば、パンクしない限り以後3回の大当りが必ずVになるという、これまでの羽根モノとは全く異質のゲーム性を持っていた。ほぼ4000個の出玉が保証されるV出現率は17分の1。V以外には「×」「ハート」「クラブ」「ダイヤ」「スペード」絵柄があり、それぞれ継続ラウンドは1〜5ラウンド。V以外の絵柄だけで出玉が増えていくことはなく、勝つためには必ずVを引く必要があった。羽根モノというよりは、むしろ権利モノのようなゲーム性である。本機の大ヒット以降、登場した羽根モノのほとんどにデジタル振り分けが搭載されるようになり、現在に至っている。そういった意味で、羽根モノ新時代を切り開いたマシンといえるだろう。 |
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